会社員卒業。自分らしく、どう生きる?(19)

独立、個人事業主に。青色申告に挑戦

公開日:2024.02.05

40年間会社勤めをし、62歳でリタイアすることに。WEBデザイナーの職業訓練を受けても、再就職はできません。今年は心機一転、開業届を出し独立、個人事業主になりました。税務署で青色申告を勧められ、これから経理の勉強です。

個人事業主への道

去年、半年間600時間をかけての職業訓練が終了し、資格も取り、WEBデザイナーのスキルも身に付けました。

再就職活動をがんばりましたが、書類審査が通らず、年齢の壁に阻まれて再就職はできません。

会社という組織で理不尽に使われるのも疲れたので、ちょうどよかったように思います。

会社に縛られる人生は終了。今度こそ、会社員卒業です。

個人事業主への道

失業給付金も修了しましたので、今年(2024年)は心機一転、個人事業主になることに決めました。

かれこれ30年前に副業で小説を出していた時は、雑収入として白色の確定申告をしていたのですが、今回は税制改正があり、白色でも青色でも帳簿もつけねばなりません。

ネットでいろいろ検索しても、イマイチよくわからなかったので、税務署に相談しに行きました。

青色申告と経理作業

税務署では、フリーランスを始めるのであれば、必ず「個人事業の開業届」と「所得税の青色申告承認申請書」を提出するように言われました。

青色申告と経理作業

私が困っていると、「白色も帳簿が義務付けられたので、青色申告のほうが、最大65万円の特別控除がうけられるので、有利です」と力説されました。

とはいえ、帳簿以外にも、損益計算書、貸借対照表などをつくらねばならないそうで、すでに気分はギブアップです。

クラウドの会計ソフトを使うことをすすめられました。これなら、素人でもなんとかなりそうな……。

しかも、開業前にかかった準備費用や、仕事用のWi-Fi・スマホの通信費、一番費用がかかるデザイン・編集系ソフトウェアのサブスク費用も経費にできます。

会社勤めの頃は、立替精算しかしてきませんでしたが、経理って、経営って本当に大変そうです。

noteで小説家スタート

さて、フリーランスでどんな仕事をするかですが、職業訓練で学んだ、WEBデザイン、グラフィックデザイン、アートディレクション、コピーやライトノベルの著述業などのクリエイティブ系はできます。

あとは、前職のキャリアを生かした健康・美容関連のマーケティングのコンサルタントでしょうか。

フリーランス業務を紹介してくれるエージェントが多数ありますが、クライアントはIT系が多く、WEBデザイン経験が職業訓練だけだと、技術的に対応しきれなさそうです。

健康関連のコンサルタント案件を紹介してくれる会社には登録しましたが、仕事をとるためには、セミナーを開いて集客する必要があると言われました。

ということで、すぐ仕事を見つけるのも大変なので、以前書いていた小説(ライトノベル)をnoteで販売することしました。

noteは、クリエイターが文章や画像などを投稿して、ユーザーがそのコンテンツを応援できるメディアプラットフォームです。

noteで小説家スタート

藤宮さのペンネームでクリエイターのページをつくりました。

某出版社から電子書籍として以前販売していたものです。印税が全然入らないので契約を解消して自分で直接販売することにしました。

でも、無料エリアでさえアクセスは500PVで、まったく売れません。こちらも、SNSで導線をつくって集客せねばならず、簡単なことではなさそうです。

フリーランスは、集客(営業)と実績が重要ですね。

まだ1円も稼いでないのですが、独立の大変さをひしひし痛感しています。

■もっと知りたい■

氷堂るびい

40年間フルタイムで仕事一筋。健康・美容関連の商品企画をしてきましたが、62歳でリタイアし第二の人生です。副業で小説を7冊出版していたのでペンネームを復活。これからは好きなことだけやっていきたいです。好きなもの。「嵐」、健康(食品保健指導士・漢方・発酵他)、パワースポットめぐり、SNS。

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