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- 読書は、人生の道標パート5
読書タイムは、日々のあれこれから、ちょこっと逃避するとっておきな時間をくれます。今回はパート5をお送りします。
『ちょうどいい孤独 60代からはソロで生きる』
人生の最後の最後は、個人戦ですと鎌田先生は言い切ります。個人戦と聞くと、孤独な印象を受けます。
鎌田先生いわく、心が一人ぼっちになる心理的な孤立が問題になります。普段は孤独を楽しみながら、いざというときに手を差し伸べたり、手を差し伸べられたりする孤独力を養っていきましょうと説いていました。
ほどよい距離感を保ちながら、誰かとつながり、ソロ生活を思う存分楽しむ、“ちょうどよい孤独”が一番いいんですね。これは、人との関係作るのにどの世代でも通じることですね。
『今日、誰のために生きる?』
YouTubeでたまたまSHOGENさんのお話を聞いて、この本を購入しました。
SHOGENさんは、アフリカのタンザニアのとある村にペンキアートを学びにいった人。自分が失っていた幸せを感じる心を、村長をはじめ村人との交流から、取り戻した体験をしたそう。
その体験が、人として当たり前のことなのに、わたしたちが忘れていることばかりで、衝撃的なんです。
どう思うかは人それぞれかと思いますが、わたしは、日本人に生まれたこと自体、なにか使命があるように感じました。本に書いてある通り、一人でも多くの人に伝えたい衝動にかられています。
結論からいうと、タイトル『今日、誰のために生きる?』の答えは、ずばり自分のためです。
自分がやってあげたいことをする、そして自分がやりたくないことはやらないであげること。自分という器を満たし、自分の幸せを極めると、自然に他人が幸せになることを望むようになることを書かれています。
わたしたち日本人のDNAに埋め込まれている縄文人の感性や知恵についても述べられているのも印象的です。
移動生活をしない狩猟採集民である縄文人は、必要以上に獲物をとらず、自然とうまく共存した暮らしをしていて、人と分かち合ったり、人を思いやる社会でした。なんと約1万4000年間争いごとがない時代が日本で続いていた歴史があったのです。
幸せって、実は足元にあるんだってこと、一日一日の大切さを身にしみています。
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