夫婦キャンピングカーの旅

愛キャンピングカー。メリットデメリットを解説します

公開日:2019.06.04

念願のキャンピングカーを購入した蒲池さんが、夫婦で日本全国をドライブして巡ります。今回は、キャンピングカーの旅する上で大事な、キャンピングカーの使い心地について解説します。快適な旅をするための、こだわりの内装と設備をご覧ください。

キャンピングカーの設備へのこだわり

キャンピングカーの外観
キャンピングカーの外観

キャンピングカーを購入してから、もう2年が過ぎました。夫のこだわった車で、快適な旅を楽しんでいます。使用していく中で感じた、私たちなりの使い勝手をお伝えできればと思っています。

後部の設備
後部の設備

 夫の晩年の夢が、車で行く日本全国の旅でした。そのため、キャンピングカーは購入する時点から、夫好みの車にしていました。こだわりの一つが、クーラー。エンジンを切っても電気は使用できるので、暑がりの夫にはクーラーは必需品です。また、調理する上で便利な電子レンジも取り付けました。

車体の重量や暗がり道の走行を考えて、丈夫な太いタイヤと明るいライトに交換、そして、馬力と燃料代を考えてディーゼルエンジンにしました。

防音効果と足元の快適さ(冬は温かく、夏はサラッと)も追及し、車内にウレタン素材を敷きつめました。おかげで快適度は大幅アップです。

ウレタン

キャンピングカーは、いつでも、何処でもOK

くつろぎスペース
椅子とテーブル

 時間、天候に関わらず、思い立ったらすぐに出かけられるのがキャンピングカー。外出先が雨でも後ろの座席に移動すれば、シトシト風景の中でパソコンのDVDを見ながらお茶ができるなど、天候なりに楽しめます。

ベッドスペース
ベッドスペース

そして、疲れたときはすぐに昼寝。体をまっすぐ伸ばせると、短時間で体が楽になります。年齢的にも体力の回復はこれから重要になります。

食事の方も、最近のレトルトや冷凍食品はとてもおいしくできていますので、レンジでチンすれば、出先でもリッチなレストラン並みです。

キャンピングカーでもっと使いやすく改良したところ

それでも、使っている内に不便に思うことも出てきて……。シンクの蛇口の高さ、フリールームの使い勝手、トイレの3つの問題です。内装の雰囲気を壊さないようにするのが一苦労。

シンク
蛇口を整えたシンク

 まずは蛇口の取り付け口。ぴったりの物が無いため、エポキシ樹脂で色や形状を慎重に整えて、違和感がないように取り付け、解決。

使いやすくしたフリールーム
使いやすくしたフリールーム

フリールームは用途が広く、シャワー、衣類の乾燥と使い方次第でいろいろな部屋に早変わりします。ただ室内は何も付属品が設置されていませんでしたので、シャワーヘッドと洗濯物が干せる突っ張り棒も自作の受け口を取り付け、使い易くなりました。

トイレの問題は、なかなか解決できないでいました。車内のトイレを使うとどうしても、臭いが出てしまいます。それを夫が嫌がっていましたから、寝泊りするときは公共トイレの近くに駐車せざるを得ません。当然行動範囲は限られて……。

それで何かいいものはないかと探していたら、女性用立ちショングッズなる物を発見。試しに購入して、試作。釣り用蓋つき椅子に穴を開けて改造、中にちょうど入るキャップの付いた受け容器を入れた物ですが、使えます。

簡易トイレのおかげで、公共トイレがないような躊躇していた場所にも行けるようになりました。

お出かけ前は、必需品をしっかりチェック。食料はもちろん、タンク用のボトルの他に2Lペットボトルの水5本、救急箱。その他諸々ありますが、ペーパータオルとサランラップも洗い片付けや水が不足しているときに大活躍します。

キャンピングカーのデメリット

いいことばかりではありません。車幅はもちろんですが、車高が2.8M あって、木の枝やトンネルにも注意が必要です。

狭い道には入れないので、地元のおいしそうなお店をスルーしなければならないときも多々ありました。こればかりはどうしようもありませんね。

今後はさらに色々な場所へ足を伸ばして、すてきな穴場のご報告ができたらと思います。

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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