大人の手帳術1:夢や目標を叶える人の「手帳の使い方」と5つのメリット
2024.12.292023年09月05日
50代からの挑戦(35)
団地リフォームにかける想い 物件ビフォーアフター
どうして毎日毎日こんなに暑いのか。過酷な暑さを乗り切るためにと、食べて食べて、夏のあいだに2kg増量した不動産屋ひとり社長のまつしたあやこです。さて今回はみんな大好き? 物件ビフォーアフターをお送りします。
物件BEFORE
今回お披露目するのは、団地のリノベーションです。
すみません、ビフォーアフターと言ったものの、ビフォーの写真がほぼないことに気付きました(汗)。一部は類似画像です。
築55年のアラカン物件です。
AFTERはこちらです
普通の賃貸とは違うところは
明るく機能的に仕上げました。猛暑の中がんばってくれた職人さんに感謝です!
この物件は、これから賃貸に出します。
一見普通の賃貸物件ですが、ひとつ大きな特徴があります。
それは、当社が物件購入費用とリフォーム費用を回収したら、借主さんに物件をお譲りしようという点です。
シングルマザーや、将来的に貯蓄や年金が十分でない女性を対象にしています。
生きていく上で欠かせない生活費の中で、住居費の占める割合は大きいです。
ずっと家賃を払い続けるのではなく、何年か後に自分のものになれば、あとは管理費と修繕積立金だけ払って暮らしていけます。そうしたら少しは楽になるかなと考えました。
私の考える支援をかたちに
私は女性支援団体を立ち上げましたが、具体的にどんな支援をしていきたいのか、ぼんやりとしたままでした。
私にできることは何か? 突きつめて考えていくと、不動産屋である私の強みは、やはり「住」の面からの支援ではないかと思い当たりました。
同業者から「そんなことしてなんの得になるの?」と馬鹿にされていますが、得はしないけど、損もしません。
頂くところからはしっかり頂いて、稼いだお金で私にできることをする。いい考えと思うのですが……。
会社も7年目に入り、来年還暦という節目をむかえる私は、自分がこれからどのように生きたいのかについて、最近よく考えるのです。
自分だけが儲かって、贅沢がしたいのかというと、それはちょっと違うのです。若いころは思いつかなかった「社会貢献」という気持ち。そんなことを思えるようになったのは、年を取った証拠でしょうか。
団地再生できるといいな
この団地は古いけれど、外壁や共有部分がよく手入れがされていて、昔の団地ならではの広々とした敷地に建っています。物件自体まだまだ持ちそうです。保育園、小学校、中学校のすべてが徒歩5分ほどのところにあります。
高齢化が進む昭和の団地。私が仕入れて再生し、若い世代の住民が増えて、活気づくといいなぁと考えています。
団地の管理組合にも、私の想いは伝え賛同していただきました。
勝手に名付けて「未来への投資プロジェクト」。
数年前に比べて、物件価格もリフォーム費用も値上がりしているし、当社の台所事情もあるので、そんなにどんどん増やせるわけではありませんが、一つずつ増やしていこうと思います。
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