花火発祥の歴史や不思議! 種類や日本三大花火も紹介
2021.08.192023年08月21日
50代こそ日々是挑戦♪(54)
朝顔、提灯、阿波踊り…いつもの夏が戻ってきた!
猛暑の中、先日また一つ年を重ねました。真夏生まれでもやっぱり暑さは苦手です。と言いつつ、あちらこちらで4年ぶりに復活しているお祭り、気づいたら出かけまくっていました(笑)。
下町の百花繚乱 ~入谷の朝顔市
東京・入谷の朝顔まつりは、江戸時代を起源とする日本最大級の朝顔市。
既に35度越えの7月初旬、午前中に仲間たちと最寄り駅で待ち合わせ、会場に向かいます。所狭しと並ぶ風情ある朝顔ブースを眺めながらのそぞろ歩き。既に多くの人でごった返す中、まずは中心地の鬼子母神(真源寺)にお詣りです。
この時期限定の朝顔デザインの御朱印も頂くと、再び朝顔ゾーンに戻ります。なじみの朝顔業者さんのお店、威勢のいいお姉さんの目利きで、好きな色の組合せを伝え、より元気そうな一鉢を選んでもらいます。
前回は渋みのある上品な色味の団十郎という品種を選びましたが、今回は明るい水色、ピンク、紫、白の組合せを選択。それぞれに選んだ鉢を提げて、グルメな先輩おすすめの老舗名店でランチへと繰り出します。
そうそう、これこれ。毎年一番に真夏の到来を感じるイベントが朝顔市でした。
我が家のベランダにもお帰りなさい、朝顔。4年ぶりに朝の大輪を楽しんでいます。
圧巻の灯と盆踊り ~靖国神社みたままつり
みたままつりは、東京・九段の靖国神社で昭和22(1947)年から続く、先祖の霊を祀り供養するお盆の風習にちなんだお祭りです。
広い境内に圧巻のスケールで並ぶ約3万個の提灯(献灯)は、日が暮れると神社の境内を黄金色の光に包み、幻想的な雰囲気を醸しだします。
今年(2023年)は4年ぶりに「納涼民踊の集い」と呼ばれる盆踊りも復活し、これが日本の夏だ~とうれしくなりました。若い人や外国人、家族連れも多く、日頃は厳粛な雰囲気の境内は、いつもと違った賑やかな華やかさに包まれます。
改めてコロナの終焉をかみしめ、平和な日本の有難みを感じる真夏の風物詩。本殿では心静かに祈りも捧げてきました。
踊る阿呆に見る阿呆 ~神楽坂まつりの阿波踊り
7月最後のお祭りは、東京・神楽坂が2日間だけ「徳島」と化す日、阿波踊りです。全長700mの神楽坂通りを、12の連がそれぞれ上手と下手から坂上交差点を目指して踊ります。
連は地元神楽坂、周辺企業、高円寺などさまざま。中でも高円寺の連は、本場徳島の認定を受けているだけあって圧巻のうまさ。素人目にもその実力がわかります。一方で、そこまで上手では無い企業の連(ごめんなさい!)も、始めたばかりの子どもや外国人も、みんな笑顔で楽しそう。
沿道からも盛んに声が掛かって盛り上がります。神楽坂の有名飲食店による出店も長い行列の大繁盛。
それにしても阿波踊り、見ていると自分も踊りだしたくなるのはなぜでしょう? 久しぶりにこの祭りに誘った母も、フィナーレの残り10分では半ば踊りだしていました(笑)。
後日知ったのですが、阿波踊りの定番の掛け声「ヤットサー」は、鹿児島弁で「お久しぶりです。お元気ですか?」という意味なのだそうです。だからですね、母も私も鹿児島の血が流れています(笑)。
以上、2023年7月は夏祭りを3つも満喫して元気を充填しました。暑さは苦手ですが、戻ってきた「日本の夏」にちょっと胸熱です。
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