衣類収納アイデア15選!事前準備&整理整頓の基本も
2023.04.302022年09月25日
最適な夏服の収納方法を教えます
衣替えが楽チンに!収納のコツとおすすめグッズ紹介
夏服から冬服へ秋の衣替えは、9月下旬にスタートして10月中に秋冬物へと徐々に変えていくのがおすすめです。この記事では、夏服を収納するときのコツや、衣替えを楽にする収納方法をご紹介します。
衣替えは何に気を付けて収納すればいい?
季節が変わるたびに、押し入れやクローゼットから服を探すのは気が重いもの。衣替えを簡単にするためにはどうすればいいでしょうか。
衣替えはどうして面倒なの?
そもそも衣替えはどうして面倒に感じるのでしょう。それは「作業が多いから」です。今まで使っていた服をタンスから出して洗濯し、服によっては取っておくかどうかを考え、一枚ずつ丁寧にたたみ、衣装ケースに詰めて、クローゼットなどにしまいます。
さらに、これから使う服を出すときには、ケースから出し、シミや虫食いなどないかチェックし、タンスに入れ直さなくてはなりません。これでは衣替えに何日もかかってしまいますよね。
すべての服を一気に出して入れ替えるのはなんとも面倒です。衣替えを簡単にするには、作業工程を減らし、次回の手間を省けるようにすることが肝心です。
そのためには「捨てる・分ける・しまう」の3ステップで作業を進めましょう。
【捨てる】衣替えは持っている服を整理するチャンス
衣替えの負担を減らすためには、服をできるだけ手放すことが大事です。服自体の量が減れば、それだけ洗濯やクリーニングの手間も減ります。服をしまうタイミングで、今年はその服をどのくらい着たか、来年も着るかどうかを考えましょう。
捨てるのが苦手な人は、収納スペースを基準に考えましょう。ぎゅうぎゅうに詰め込んでいる場合は、容量オーバーです。1、2枚からでも減らして、余裕をもたせるようにしましょう。
【分ける】季節ごとにチーム分けしよう
衣替えは、服をチームに見立て、チームを入れ替える作業です。チームは大きく分けて薄手の夏服、厚手の冬服、通年で着る服の3つ。衣替えで入れ替えるのは夏服と冬服だけで、通年で着る服はすぐ取り出せる場所に入れておきます。
「春や秋に着るカーディガンや、薄手の長袖シャツはどっち?」と迷うかもしれませんが、無理に分けずに通年で着る服に入れるのがポイントです。チーム分けが必要なのはあくまで真夏にしか着ないTシャツや、真冬用のセーターなど。そうすれば衣替えで入れ替えが必要な服の量が半減します。
【しまう】スペースを把握して収納グッズを活用しよう
収納スペースは有限です。どのくらい服を入れられるか把握することは重要です。そのためには寸法をはかり、そのスペースにどのくらいの大きさの衣装ケースを置けるかなどを、前もって調べておきましょう。
また、収納グッズを活用するのもおすすめです。空気を抜いて圧縮できる圧縮袋や、引き出し内の小分けケースなどを使って、スペースをうまく活用してみましょう。
収納専用のグッズだけでなく、身の回りのものを使うのもいいでしょう。例えばブックスタンドは引き出しの中のスペース分けに使えます。厚紙や紙袋でも小さなスペース分けに便利です。引き出しの中でもスペースを区切ることで、服が混ざらず衣替えでもすぐに服を選べます。
夏服を収納するときのコツは?
しまう服・スペースが決まったら、いよいよシーズンオフの夏服を収納していきます。
衣替えの収納で注意したいのが、衣類の汚れです。そのまま収納すると、保管中にシミやカビなどのトラブルが発生する場合もあります。収納するときには、どんなことに気を付ければいいでしょうか。
また、衣替えの時期は、最低気温と最高気温の気温差が大きく、なかなか服を入れ替えるタイミングが悩ましい時期でもあります。朝晩は涼しくなってきたけれど、すぐに収納していいか迷いますよね。夏服をしまう時期はいつ頃がベストなのでしょうか。
必ず洗濯!
夏服をしまう際は必ず洗濯をしましょう。一度でも着た服は汗や皮脂が付いて汚れており、特に夏場は汗をよくかくので汚れやすいのです。そのまま保管すると、汗や皮脂はシミや黄ばみ、臭いの原因に。見た目はきれいでも、しっかり洗濯し汚れを落としましょう。
皮脂は酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使用するときれいに落とせます。防臭、防虫効果のある柔軟剤を使うのもよいでしょう。余裕がある場合は、乾かした後にアイロンを使うとさらに効果的です。シワも伸ばせて、高熱で害虫の卵なども退治できるので一石二鳥です。
そしてケースには、一緒に防虫剤や乾燥剤を入れることを忘れずに。防虫剤は上から下に効き目が広がるため、服の上に置きましょう。
一気にしまわない
夏服をしまう時期は、10月初旬が良いとされています。秋になり涼しくなることに加え、空気が乾燥してくる時期だからです。衣類は湿度に弱く、湿気の多い日にしまうと傷んだりカビが発生したりする原因になってしまいます。衣替えは晴れた日に行うようにしましょう。
衣替え前後は気温が上下しやすいので、一気にしまわないのもポイント。季節の変わり目によく着る服は、収納ケースに入れた状態で、1~2週間は取り出しやすい場所に置いておくのがおすすめです。
「夏服」でひとまとめにしない
衣替えで収納するとき、衣装ケースにトップスもボトムスもごちゃまぜで入れていませんか? 全部夏服だからといって分類せず保管すると、次の衣替えのときに仕分けが手間になります。
分類は細かくなくて大丈夫。トップス、ボトムスなど、ざっくり分けて保管しましょう。大きな衣装ケースにまとめてしまいたいときも、一番下がボトムス、次がトップス、一番上がトップスの中でもTシャツなど、層で分けたり仕切りを作ったりと工夫するとわかりやすいです。
たたみ方を見直す
収納スペースを有効に使うには、たたみ方を見直してみましょう。おすすめなのが少し幅を小さめに、厚めにたたむ方法です。
薄手の夏服も小さめにたたんでいくと、厚みが出て立てて収納しやすくなります。服を立てて収納すれば、衣装ケースのフタを開ければ上からひと目で中身も確認できますし、省スペースです。
ただ、スペースができたからといって服を詰め込むのは要注意。服を詰め込んで収納することはシワや型崩れの原因になります。特に夏服は薄手で、シワがつきやすい素材も多いため、注意が必要です。
保管サービスで預かってもらう方法も
スペースがない場合は、トランクルームを借りてオフシーズンの衣類を預ける方法もあります。服の量に合わせて広さを選べますし、空調も管理されているので、カビや虫食いなどの心配も少ないです。
クリーニングのサービスを利用するのも一つの方法です。業者によっては、クリーニングに出した衣類をそのまま保管してくれるサービスがあります。保管期間は業者によって違いはありますが、必要になったときは連絡すればすぐに自宅まで配達してくれるので安心です。
保管サービスを使うと、収納方法を悩まずに済む、洗濯や保管時のトラブルを防げる、などのメリットがあります。保管・クリーニング費用はかかりますが、衣替えにかかる時間を時短したい人は、検討してみましょう。
衣替えしない収納方法がある!?
衣替えがどうしても面倒だという人は、思い切って「衣替えしない収納」方法にするのもおすすめ。衣替えをしないことで、手間も時間もかけずに服を管理できます。
「衣替えしない収納」ってどういうこと?
衣替えしない収納とは、すべての衣類の収納場所を1か所にまとめてしまう方法です。一人に対して一つの収納場所で、例えば自分と夫の分なら、それぞれに一つずつタンスやクローゼットを使用します。大きめのウォークインクローゼットがある場合は、家族全員の服をエリア分けして収納してもよいでしょう。
衣替えをしない収納のメリットは、何よりも衣替えの手間と時間が省けることですが、持っている服をひと目で把握でき、管理できるというメリットもあります。
すべての服に目が行き届くので手入れもしやすく、何年も服をしまったまま忘れてしまうということがなくなります。また、手持ちの服がわかるので、コーディネートにも時間がかかりません。
デメリットは、服が増やせないことですが、持っている服を把握できれば、いつでもスッキリと過ごせるようになるはずです。
見せる収納を活用しよう
衣替えしない収納にする収納スペースがない場合は、「見せる収納」にするのもおすすめ。その筆頭が掛ける収納です。タンスにしまわずに、部屋においたハンガーラックなどに掛けたままにしておくのです。
パンツやスカート用のハンガーを利用すれば、ボトムスも保管できます。スカーフやマフラー、ネクタイなども掛けて収納できます。たたむ必要がないので折りジワもつきにくく、出し入れも簡単です。
収納スペースに入りきらなかった服や小物は、室内に置いていても見映えのいい、ストレージボックスやラタンボックスにしまうと「見せる収納」にできます。ストレージボックスは、使用しないときは折りたたんでしまっておけるものもあります。
季節でタンスの引き出しを分ける
衣替えしない収納では1か所に服が集まりますが、そのときに夏服も冬服も通年着る服も混ざっていては、使いづらくなってしまいます。例えばタンスの2段目は夏服、3段目は冬服、4段目は通年のボトムス、など引き出しごとに季節を分けましょう。
積み重ねられるプラスチックの引き出し型ケースを利用すれば、オフシーズンの服を入れたケースを取り出しにくい下段にしておいて、オンシーズンになったら上段に入れ替えることも可能です。
衣替えに便利!おすすめ収納グッズ4選
衣替えは、収納グッズを上手に活用することで、一気に手間が減ることも。ここでは、Amazonで人気の商品の中から、クローゼットの中や見せる収納など、衣替えの収納に役立つ4つのおすすめグッズを紹介します。
引き出しの中にも収納ケースを
サンカ「収納ボックス 取っ手付きMサイズ ホワイト色」は、一般的なカラーボックスに合うサイズ。引き出しの中に入れても、服の仕分けに使うのにちょうどいい大きさです。
すっきりした見た目で、フタなしでも積み重ね可能なので、室内に置いて見せる収納としても使えます。
クローゼットに欠かせない積み重ねボックス
アイリスオーヤマ「収納ケース 1段 Mサイズ」は、積み重ねて使える引き出し式の収納ケースです。クローゼットの床面に何段か重ねておけば、ミニタンスが出来上がります。重ねるときは上下段を固定できるため、引き出すときも倒れにくく安心です。
半透明なのでどんな服が入っているかも把握しやすく、軽いので移動も楽に行えます。シンプルなデザインなのでどんな部屋でも馴染み、快適に使えます。
掛ける収納で服の把握も簡単に
ドウシシャ「ハンガーラック シングル」は、掛ける収納に最適なハンガーラックです。高さ調節が可能なパイプハンガーで、ロングコートやワンピースなど丈の長い服もシワにならずに収納できます。
耐荷重15kgまでで、厚手で重さのある服も安心して掛けられます。足元はキャスター付きで、移動も楽々。奥行きも幅を取らないスリムなデザインで、どんな場所でも邪魔になりません。
ラタンバスケットで見せる収納
無印良品「重なるラタン長方形ボックス・フタ付 (V)」は、おしゃれな見た目が見せる収納に最適な収納グッズです。同じサイズのものは、積み重ねて使用も可能。フタ付きなので中のものが埃をかぶることもありません。
面倒な衣替えも、収納を工夫すればあっという間に終わります。無理に全部衣替えしようと思わずに、「衣替えしない収納」も活用してみてください。お気に入りの服に囲まれて、次の季節を楽しく過ごしましょう。
※記事内の価格は2021年9月10日時点のAmazonのもので、全て税込です。
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