衣替えで服が捨てられない人に!クローゼット整理術
2023.05.022023年04月30日
クローゼット・押し入れのおしゃれ&スッキリ収納術!
衣類収納アイデア15選!事前準備&整理整頓の基本も
衣類をすっきりきれいに収納するアイデア15選!かさばりがちな洋服は収納術を知っているだけで、出し入れがしやすくなる・散らかりにくくなる・おしゃれに見えるなどメリットたくさん!収納術に欠かせない事前準備や基本の収納方法についても解説します。
衣類の収納は事前準備が重要!
衣類をきれいに整理整頓して収納するためには、事前準備が重要です。最初に、事前準備のやり方からチェックしていきましょう。
服がどれだけあるか把握する
まずは、どれだけの服があるのかを把握することが大切です。
服をしまってある場所から取り出して床に並べると、自分がどんな服を持っているのか、どれだけ量があるのかを把握できます。
衣類を収納する場所を決めて採寸する
続いては、服をしまう場所を決めます。
収納スペースにパンパンに詰め込んでしまうと出し入れがしにくくなり、見た目もごちゃごちゃした印象になってしまいます。収納スペースに対してしまう量を8割ほどに留めると、すっきりと美しく、出し入れしやすい収納にできるでしょう。
衣装ケースやカラーボックス、収納ケースなどを新しく買う場合は、しまう場所の「高さ」「横幅」「奥行き」の3つを正確に採寸しておくことが大切です。せっかく収納ケースを買ったとしても、サイズが合わなければ無駄になってしまいます。
細かく採寸しておくと、実際にお店に行って収納ケースを選ぶときに「サイズは大丈夫かな?」と不安に思うことも無くせるでしょう。
服を整理する・捨てる
服を捨てられない・なかなか片付けられない理由は、「もったいない」「やり方がわからない」「時間がない」「面倒くさい」の4つが主な原因です。どれが自分に当てはまるのか考え、解決すると、すっきり片付けられます。
「今の自分を良く見せてくれる服」と「今の自分が気分よくいられる服」があるのが、自分にとっての「理想のクローゼット」です。その他の服はクローゼットに入れないようにするといいでしょう。
具体的なクローゼットの整理・収納のポイントは、以下の6ステップです。
- 取り掛かるアイテムの種類を決める(ワンピース、スカート、ブラウスなど)
- 数を数える
- 今後3年間着る服を決める
- 減らす服を決める
- アイテム別・色別にまとめて収納する
- 減らすと決めた服を手放す
服の畳み方を工夫する
服は、畳み方を工夫することでたくさん収納できるようになり、見た目もすっきりきれいになります。きれいに畳むコツは「畳む大きさを揃える」ことと「ホコリの少ない場所で畳む」ことです。
コツを押さえて、すっきり収納につなげましょう。
整理整頓の基本!衣類の3つの収納方法
衣類の収納には、基本の3つの収納方法があります。
掛ける収納:とにかくラクチン!
ハンガーパイプに掛けるタイプの収納は、誰でも簡単で、手間もかからない方法です。
ワイシャツなどのシワになりやすい衣類や、厚手でかさばりやすいアウターやジャケットは、掛ける収納が便利でしょう。バッグやボトムスも、掛けて収納すると探しやすくなります。
引き出し収納:隠してきれいに見せられる!
引き出し収納は、引き出しの中に隠せるため見た目がすっきりきれいなことが特徴です。ニットなど畳んでもシワになりにくい季節もののアイテムや、下着類は引き出し収納向き。ホコリなども防げます。
なお、引き出しに服をすっきりしまうコツは、積み重ねるのではなく、立てて収納すること。どこに何があるかひと目でわかるので、散らかるのを防止できます。
置く収納:出し入れしやすい!
棚板に服や帽子、バッグや小物を置いて並べる置く収納は目に見えるので、サッと簡単に出し入れできることがメリット。散らからないように場所を決めて、畳んでおくといいでしょう。
衣類収納アイデア&収納術15選!
ここからは、衣類の収納アイデアをご紹介します。
手前・奥でシーズンを分けて衣替えも簡単!
面倒なのが、季節に応じた衣替えです。春夏秋冬と季節が変わるたびにクローゼットや押し入れを整理するのは大変で、気が重くなってしまうもの。
衣替えを面倒に感じるのは「作業が多い」ことが原因です。クローゼットや押し入れの中の吊るす収納や引き出しは、「手前は春・夏物」「奥は秋・冬物」のように分ければ、衣替えに掛かる時間が大幅に減らせます。
高い位置の収納には布製ケースが便利
クローゼットや押し入れの上部など、高い場所の収納スペースには、プラスチックのボックスなどよりも布製のケースがおすすめ。軽いので高い位置でも出し入れがしやすくなります。
ファスナー付きのものであれば、ホコリをかぶりにくいこともメリットです。取っ手の付いているものだと、高いところから取り出すときに便利でしょう。
一時置きスペースで散らかり防止
「夫や子どもなど家族が服をベッドや床、ソファの上などに脱ぎ捨ててしまって困っている……」という場合は、一時置きスペースを作るのがおすすめです。
かごを置いておくなど、一時置きスペースを確保しておけば、時間がないときはそこに服を置いておくことで散らかってしまうのを防止できます。
日常使いのアイテムは棚にディスプレイしておしゃれに
引き出しの収納は隠せるのがメリットですが、出し入れは少し面倒になります。
日常使いのアイテムやそのときお気に入りのバッグや帽子、洋服などのアイテムは棚にディスプレイすると出し入れが便利で、お店のようにおしゃれに見せる収納ができます。
アクセサリーは掛ける収納で絡まり防止
ネックレスなどのアクセサリー類は、まとめて収納すると絡まってしまい、チェーンを解くのが大変です。フックやパイプなどを使って掛けて収納すると、絡まるのを防止でき、自分が持っているアクセサリーを一覧で把握できます。
あえて見せる収納にすることで、これまでなかなか活躍しなかったアイテムも使い回しやすくなるでしょう。
取り込んでそのままハンガーラックにかける
畳む手間・収納する手間を減らせるのが、洗濯物を取り込んだらそのままハンガーラックにかけてしまうという収納アイデアです。時短できるだけでなく、服を畳むことでできるシワも防げます。
バッグ・帽子は専用スペースを作る
バッグや帽子など、洋服以外のものを別の場所に収納していると、外出の準備をするときにあちこちを忙しく行ったり来たりしなければならないことも。
バッグ・帽子もクローゼットや押し入れに専用スペースを作って保管しておくと、外出時や帰宅時に準備や片付けができるため、時短にもなり、散らかりにくくなります。
バスケットの引き出しで散らかり防止&通気性抜群
収納で気になるのが、湿気の問題です。バスケットの引き出しなら、通気性がいいためカビ予防に役立ちます。また、中身が見えるため服が探しやすく、取り出しもしやすいというメリットもあります。
引き出し内のごちゃごちゃは仕切りで予防
引き出し収納は、しっかり整理しても出し入れの際にごちゃごちゃになってしまいがちです。
市販されている仕切りを引き出し内で使用すると、出し入れの際に収納が崩れにくく、手間を掛けずにきれいな状態を保てるでしょう。
デッドスペースは衣装ケースを置いて有効活用
収納の下部分の空間は、デッドスペースになってしまいがちです。
そんなときは、衣装ケースやカラーボックスを置くと、空いてしまった空間を有効活用できます。収納スペースが増えるので、しまい切れずに散らかってしまうということを避けることにもつながるでしょう。
衣装ケースやカラーボックスにはさまざまなサイズや素材、色があるため自分好みのものを見つけるのがおすすめです。
服は丈の長さ順に並べる
コートやジャケット、アウターやスカート、ボトムスといった服を丈の長さ順に並べると、クローゼットの中をすっきりさせられます。
丈の長さを揃えておけば、その下にボックスやチェストなどを置いてもすっきり。見せる収納の場合でも、丈を揃えるとすっきり見えますよ。
カラーボックスでおしゃれな見せる収納に!
「着る服を探さずにすぐに見つけたい!」という人は、カラーボックスを使うのがおすすめです。服を掛けるハンガーポールの下にジャストサイズで収まるカラーボックスも多く、便利に収納できます。
掛ける収納と畳む収納で分けることで、ショップのようなおしゃれな見せる収納になるでしょう。
おしゃれなボックスでクローゼットの中をきれいに
使いやすいだけでなく、思わず気分が上がるようなクローゼットにしたい場合は、蓋や扉のついたボックスを活用するのもおすすめです。ホコリをかぶりにくく、見せる収納が苦手な人も散らかって見えないきれいな収納にできます。
クローゼットや押し入れなど収納場所に合わせた雰囲気にしたり、あえて異素材でメリハリをつけてもおしゃれに見えるでしょう。ボックスを使えば靴やバッグ、帽子などの型崩れも防げて便利です。
靴は箱に入れて写真・ラベルでわかりやすく
靴は、箱に入れて収納すると汚れや型崩れが気になりません。
靴についてきた箱やお菓子の空き箱などに靴を入れて、写真やラベルを張っておくと、履きたいときに一つ一つ箱を開けてチェックする必要がなく便利です。箱に入れることで積み重ねて収納もしやすくなります。
冠婚葬祭はセットでまとめると便利
冠婚葬祭で着る服や小物は、レター収納を活用して「冠婚葬祭セット」としてひとまとめにしておくと、急に予定が入ったときも慌てずに安心です。レター収納は、100円ショップでも手に入ります。
収納アイデアでごちゃごちゃ洋服がスッキリ
クローゼットや押し入れは、ついつい服を詰め込んで服を探すのに苦労したり、散らかってごちゃごちゃ見えてしまいがちな場所です。収納アイデアや収納術を知っておけば、すっきりした見た目のきれいな収納にできるでしょう。
クローゼットや押し入れがきれいになると心も軽くなり、すっきりして、今まで以上におしゃれが楽しめるようになるはずですよ。
■もっと知りたい■