人気収納グッズも!使いやすい押入れ術で整理整頓

押入れ収納アイデア10選と奥行きを有効活用するコツ

公開日:2021.11.27

更新日:2023.11.05

年末に向け、そろそろ断捨離や大掃除に取り掛かる方も多いのではないでしょうか。押入れ収納はアイデア次第で使い勝手も良くなり、おしゃれに楽しくインテリアを楽しむことができます。クローゼットや本棚に変身する、押入れ収納アイデア10選をご紹介!

押入れ収納の基本3つ!

押入れ収納の基本

家の収納の定番であり、奥行きがあるためたくさんの物を収納できることが特徴の押入れ。まずは、押入れ収納の3つの基本をご紹介します。

仕切りを作る

押入れは上段(天袋)・中段・下段に分かれており、奥行きもあるためかなり広い空間になっています。押入れを有効活用するためには、以下のような収納グッズを使って、仕切りを作るといいでしょう。

  • 衣装ケース
  • ラック
  • すのこ
  • 突っ張り棒
  • ディアウォール
  • ワイヤーネット
  • 収納ボックス
  • カラーボックス

仕切りを作ることで物をしまったり取り出したりしやすくなり、見た目もスッキリきれいに見えますよ。

奥行きやデッドスペースを有効活用する

押入れは収納力たっぷりの広々とした奥行きが魅力。収納のときは、奥行きを生かせるように収納ボックスや突っ張り棒、などを活用しましょう。

また、奥の方は出し入れがしにくくなるため、キャスター付きラックを使うのもおすすめです。重たいものも、キャスター付きラックがあるだけで出し入れが簡単になり、ストレスのない押入れ収納にできるでしょう。

布団ケース・布団袋・圧縮袋を活用する

押入れの収納の悩みで多いのが、布団の収納です。布団ケース・布団袋・圧縮袋を活用すれば、押入れのスペースを有効活用できるだけではなく、清潔な状態を保ちやすくなります。また、窮屈になりがちな見た目もスッキリさせられるでしょう。

来客用の布団がある場合は、ラベルやタグなどをつけておくと取り出すときに便利です。

押入れの収納アイデア10選

ここからは、押入れの収納アイデア10選をご紹介します。押入れの掃除を思い立ったときや大掃除のときに、ぜひ活用してみてください。

1:押入れを机と収納付きワークスペースとして活用

押入れはただ収納するだけではなく、毎日使えるワークスペースとしても活用できます。ふすまを開けていすを置けば、中段の棚板をデスク代わりにして使うことも可能です。

ついついワークスペースが散らかりがちという人も、押入れならふすまを閉めるだけでお部屋がスッキリ。急な来客の場合も、焦らずすぐに対応できるでしょう。

2:ワイヤーラックを使えば押入れの壁面も収納スペースに

ワイヤーラックを使えば押入れの壁面も収納スペースに

押入れやクローゼットの壁面はデッドスペースになりがちな空間。セリア・ダイソー・キャンドゥなど100均で売っているワイヤーラックを壁に設置して、S字フックを引っ掛ければ、帽子や小さなバッグなどを掛けておけます。

気に入った小物をディスプレイできるので、おしゃれに収納したい人にもおすすめのテクニックです。

3:ハンガーラックでクローゼット・身支度スペースに

家に押入れしか収納がない場合は、ハンガーラックを使えばクローゼットとしても活用できます。押入れの奥行きを生かし、ついついかさばってしまいがちな服をたっぷり収納可能です。

普段着る服は手前に、シーズンオフの服は奥の方にしまっておけば、前後を入れ替えるだけで衣替えも簡単。

クローゼットが2階にしかない場合は、1階の押入れを身支度スペースとして活用するのもおすすめです。バッグやコートはこの身支度スペースに置くようにすれば、リビングでの置きっ放しを防げます。

4:マルチラックを使って押入れを本棚に

家具ショップやホームセンターなどで販売されているマルチラックを使えば、押入れを本棚として活用することもできます。

キャスター付きのマルチラックも販売されているので、頻繁に本の取り出しをしたい人におすすめです。

5:バッグは100均のブックスタンドで並べるとスッキリ&便利

バッグは自立しにくく、きちんとしまっておかないと、型崩れしてしまうことがあります。とはいえ、玄関などに掛けておくのではホコリをかぶってしまうことに。

そんなときは、100均で売っているブックスタンドを並べて、そこにバッグを収納するとスッキリしまえて、型崩れも防げます。バッグがどこにあるかひと目でわかるため、出し入れも便利ですよ。

6:ふすまを取って見せる収納に

部屋の使い方によっては、押入れのふすまを取って見せる収納にするというアイデアもあります。ふすまを取ることでしまったものが取り出しやすくなり、また、何があるかも把握しやすくなるでしょう。

隠すのではなく、あえて見せることで部屋をおしゃれにできますよ。家具のレイアウト次第では、部屋をより広く見せることもできるでしょう。

7:カーテンレールとパーテーションで通気性アップ

普段はふすまを閉め切っているため、どうしても湿気がこもりがちな押入れ。押入れの湿気が気になるときは、ふすまを外してカーテンレールとファブリックパーテーションにするのもおすすめです。

通気性がよくなり、物の出し入れもしやすくなります。おしゃれな柄のファブリックパーテーションもたくさん販売されているので、お気に入りのものを選べば部屋がきっとより素敵になるでしょう。

8:ロールスクリーンにしてスタイリッシュに

和室にある押入れをよりおしゃれに、スタイリッシュにしたいときは、ロールスクリーンを活用するのもおすすめ。ロールスクリーンにも種類がありますが、遮光性のものなどはプロジェクター用としても活用できます。

プロジェクターがあれば、大きな画像でテレビや映画を楽しむことも可能。押入れをただの収納としてだけではなく、趣味を楽しめる場所としても使えますよ。

9:前後2列で収納スペースアップ

押入れは奥行きがあるので、手前には突っ張り棒を設置しハンガーなどでかける収納、奥には収納ボックスや衣装ケースなど置くという使い方もできます。

前後2列で使えばたくさんのものを収納でき、無駄がありません。

10:季節家電はキャスター付きで取り出しラクラク

扇風機やヒーターなどの季節家電や、ミシン、掃除用具、スーツケースなども押入れにしまうことがありますが、このような重いものや大きいものはキャスター付きのラックなどを使うとラクラク取り出せます。

押入れ収納のコツ

ここからは、押入れ収納のコツをご紹介します。コツを押さえて、ぜひ上手な押入れ収納を行ってみてください。

使用頻度に合わせて奥と手前で使い分ける

押入れ収納では、普段使わないものでパンパンになっている、という倉庫のような使い方も多いようです。そんなときは、使用頻度に合わせて奥と手前で使い分ければ、普段使いのものも上手に収納できます。

このように押入れを活用すれば、リビングや部屋が散らかりにくくなるでしょう。

出しやすさを考慮して上下を分ける

上段(天袋)・中段・下段に何をしまうかは、出しやすさを考えて決めていきましょう。

  • 上段(天袋):軽いもの、普段は使わない季節の物、思い出の品
  • 中段:使用頻度の高いもの、洋服など
  • 下段:重いもの、来客用の布団、季節家電

上記を意識するだけでも、押入れ収納が快適になります。

よく使うものは片側に集めると便利に

よく使うものは、開けやすい方のふすま側に集めておくと収納や取り出しが便利になります。家の間取りや家具の位置、生活動線などを考えて一工夫するだけで、より便利にできるでしょう。

見せる収納は色や収納グッズを統一する

押入れのふすまを外して見せる収納にする場合は、色や収納グッズを統一するときれいに見えます。収納ボックスのサイズが違ったり、色味がバラバラだったりすると、ごちゃごちゃして見えてしまう原因に。

また、カラーボックスやラックにただ物を入れるだけだと、乱雑に見えてしまうこともあります。カゴや収納ボックスに入れてラックに乗せるとスッキリする上、大容量の収納が可能なので、ぜひ試してみてください。

小物はまとめて収納する

押入れ収納で難しいのが、小物の収納。小物は置き場を決めずにあちこちに入れてしまうと、使いたいときにどこにあるかわからなくなってしまうことがあります。

小物は置く場所を決めて、まとめて収納するといつでもすぐに取り出せますよ。

すのこを置いて通気性をよくする

閉め切っていることが多い押入れは、湿気がこもりやすい場所です。季節もののアイテムや来客用の布団は使用頻度が低いため、カビが生えてしまうことも。

通気性の悪い押入れは、すのこを置くなどして通気性を良くしておくといいでしょう。

使わないものは思い切って断捨離を

使わないものを捨てずに取っておくと、押入れ収納の使い勝手が悪くなってしまいます。いるものといらないものに分けて、思い切って断捨離すれば、押入れや部屋がスッキリしますよ。

押入れは収納アイデア次第でもっと有効活用できる!

普段使わないものをしまっておく場所になりがちな押入れですが、収納アイデア次第でもっと便利に、おしゃれに、楽しく活用できる場所に変えられます。

デッドスペースができてしまうという人は、収納グッズを使うのもおすすめ。ぜひ記事でご紹介した押入れの収納アイデアを参考に、より使い勝手のいい押入れにしてみてくださいね。

※この記事は2021年11月の記事を再編集して掲載しています。


編集部おすすめ!押入れ収納アイテム

ここからは、ハルメクWEB編集部おすすめの押入れ収納アイテムをご紹介します。こちらでご紹介のアイテムの他にも、ニトリ、無印良品などには収納グッズが豊富。ぜひぴったりの押入れ収納アイテムを見つけてみてください。

山善(YAMAZEN) 押入れ ハンガーラック

山善(YAMAZEN) 押入れ ハンガーラック
「山善(YAMAZEN) 押入れ ハンガーラック」5300円(税込)

押入れをクローゼットにプチリフォームできるハンガーラック。ハンガーラック部分は30cm伸縮するので、押入れの空きスペースに合わせて調整可能です。高さを選べる網棚にはバッグや帽子、小物なども収納できます。

無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス・特大

無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス・特大
「無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス・特大」4980円(税込)

頑丈な収納ボックスで、服や寝具はもちろん、災害用の備蓄、ガーデニング用品、工具などあらゆるものを収納できます。簡易的な来客時のイスとしても使用できます。ベランダなど屋外でも使えるので、ガーデニングやアウトドアのときにチェア代わりにもできますよ。

IKEA SKUBB(スックブ)ボックス

IKEA SKUBB(スックブ)ボックス
「IKEA SKUBB(スックブ)ボックス」4190円(税込)

天袋の収納に便利なのが「IKEA SKUBB(スックブ)ボックス」。シンプルな見た目で取っ手が付いているので、収納したものを取り出しやすくなっています。さまざまなサイズがあるので、空いたスペースに合わせてちょうどいいサイズのものを選ぶといいでしょう。

※記事内の価格は2021年11月5日時点のAmazonのもので、すべて税込です。

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