二度と散らからない捨て方のコツ#6
よくある11のもらい物&増える物を捨てる基準は?
よくある11のもらい物&増える物を捨てる基準は?
公開日:2022年12月09日
岡田敏子さん(おかだ・としこ)さんプロフィール
「物を減らして豊かに生きる」を仕組み化し「持ち物ダイエット」という独自の方法で整理・収納術を確立。著書に『スッキリ捨てる持ち物ダイエット』(枻出版社刊)など。
たまる理由を理解して、正しく捨てる

物の捨て方や、物が多くてもすっきり見せるテクニックについて紹介してきましたが、ついつい買い足してしまい増えてしまう物、頂き物でたまってしまう物はどの家にもあるもの。
自分の中に「捨てる基準」をしっかり持つことで、たまりがちな物も捨てられるようになると、捨活(すてかつ)アドバイザーの岡田さんは言います。
たまってしまうわけ
- 捨て方がわからないから
- もらったり、買い足してしまうから
- 捨てる決心がつきにくいから
リサイクルすべきか粗大ゴミで出すべきかわからない小型家電や、「いつか使うかも」と思いがちなビニール傘などは家の中にたまりがちです。
こうすればたまらない
- 正しい捨て方を知る
- 適正な量と捨てる期限を知る・決める
面倒でも自治体の捨て方を調べるのは大原則。また現在の家族状況に合わせた数や量を見極めることが、物を増やさないポイントです。
たまりがちな物1:調理道具

数、サイズを見直して定量を決めて増やさない
鍋やフライパン、おたまなどは、大中小すべてのサイズが必要かどうかまずは見直しましょう。1つ残すなら、大小兼ねる中サイズを。
処分する際は自治体によって異なりますが、長さ30cm以内なら不燃ゴミとして捨てられる場合があります。
たまりがちな物1:調理道具

中身は再利用も可能
保冷剤の中にあるジェルは、土の中に入れておくと植物を乾燥から守ってくれる効果があります。長時間留守にして、植物に水やりができないときなどに使用できます。
保冷剤をそのまま捨てる場合は自治体によって異なりますが、可燃ゴミとして捨てられます。
たまりがちな物2:保冷剤

小型家電回収ボックスに捨てることができる
延長コードは、古い物は火災の危険があるのでまず処分。パソコンやスマホなどのケーブルは、本体を処分する際に合わせて捨てましょう。
家電量販店や役所に設置された小型家電回収ボックスで処分するか、自治体によっては不燃ゴミで回収してくれることもあります。
たまりがちな物3:コード類

人数分以上は処分する
家族の人数分あれば十分。不燃ゴミで処分するか、リサイクルに協力することも可能。
壊れた傘、捨てられた傘を再利用するブランド「プラスティシティ」が行っている「アンブレラリサイクリングプログラム」では、不要なビニール傘のビニール部分だけ送るとポイントがつきます。詳細は公式サイトに図解付きで記載されています。
たまりがちな物4:ビニール傘

聴いたり見たりしないならプラスチックとして処分
もう聴くことも見ることもないと思ったら処分を。
プラスチック製品として自治体の決まりに合わせて捨てることが可能です。CDは「ブックオフ」などで買い取ってもらえますが、値段はほとんどつかないことが多いです。
たまりがちな物5:CD・ビデオ・テープ

未使用の物はリサイクルや寄付に
未使用のタオルがあれば、まず1人何枚という定量を決め、また1年使ったら取り替えるなど使用期限を決めて、必要な数だけに絞りましょう。
その上で余れば、リサイクルショップに持ち込んだり、寄付などを検討します。
たまりがちな物6:タオル

賞味期限が切れていたら考えずに捨てる
賞味期限が切れている物や、期限内であっても保存状態によっておいしさが保たれていない物は処分してください。
パッケージは表示にしたがってプラゴミのリサイクルなどに、中身は生ゴミに。余りがちな調味料は、今後は使い切れるサイズで購入しましょう。
たまりがちな物7:開封済み食品

愛着がなければ処分する
メーカーのロゴが入ったグラスやエコバッグ、キャップなどは、自分が使っている姿が想像できないなら、処分の対象です。置きっぱなしにしていても使わないので早めに処分しましょう。
未使用の物はリサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリで販売するのも手です。
たまりがちな物8:ノベルティグッズ(グラスなど)

使用済みの物は消臭剤で再利用
自治体によって捨て方が違うので、まずは問い合わせてみましょう。
使用済みの物は消臭剤としてブーツや靴に入れて使用することができます。湿気のこもりやすい靴箱やクローゼットに入れると湿気対策に有効です。
たまりがちな物9:使い捨てカイロ

お気に入りの物以外は不燃ゴミに
冷蔵庫や玄関のドアに無造作に貼られているマグネット。ちょっとした物を留めるために使うこともありますが何個も必要ありません。お気に入り以外は不燃ゴミで処分しましょう。
たまりがちな物10:マグネット

化粧水・乳液・クリームは6か月、ファンデーションは1年
化粧水、乳液、クリームなどは開封後3~6か月、空気に触れていない状態の商品であれば9~12か月が保存期間とされています。ファンデーションなどの色物は、開封後1年が一つの目安。
ただし、パフやスポンジは雑菌が繁殖しやすいので、定期的に新しい物と交換しましょう。
たまりがちな物11:使いかけの化粧品
捨てるにはもったない……そのような物は寄付という選択肢もあります。
例えば「ハルメク 古着でワクチン」は、服や靴などを専用の回収キットで送るだけで、途上国の子どもたちにポリオワクチンが送られ、服は現地の人たちに着てもらえます。
他にも寄付活動を行っている団体はさまざまありますので、インターネットで「食器 寄付」などで検索してみるのも手です。
今回はたまりがちな物の捨てる基準と捨て方について解説しました。次回は、捨てる決心が付きにくい思い出が詰まった物の捨てる基準についてです。
取材・文=原田浩二、三橋桃子(ともにハルメク編集部) イラストレーション=伊藤ハムスター
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年5月号を再編集しています。
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