片付けのコツと物の捨て方#2
お金をかけずにすぐできる!おすすめ収納アイデア13
お金をかけずにすぐできる!おすすめ収納アイデア13
公開日:2022年05月03日
新しい収納術を次々と実行する遠藤亜紀(えんどう・あき)さん

片付けのアイデアをいっぱい持っている遠藤さん。1965(昭和40)年、東京都杉並区生まれの整理収納アドバイザー・福祉住環境コーディネーターです。現在は、兵庫県神戸市で長男と二人暮らし。新しい収納術を思いついては、次々と実行しています。
「片付けは、生活で不便に感じたところを小さく改善すること。生活がラクになると気分がよくて、さらなる不便を解決するには……と考えるのが楽しいんです」と遠藤さんは話します。
アイデアの源であり、実際に片付けグッズとなるのが、捨てずにとってある「不用品」のストック。ビデオカセットのケースにお菓子の入れ物など、種類や大きさはさまざまです。
遠藤さんの片付けの基本は「ある物を生かす、使い切る」というエコの気持ち。だから、何かを便利に片付けたいと思ったとき、「すぐに買う」のではなく、「ストックから何が役立てられるだろう?」と探すのです。そのままで使えない物なら、組み合わせて収納グッズを作り出したり、100均グッズを買い足したりしています。
お金をかけずに片付く3か条
- ある物を生かす
- ないなら作る
- 100均グッズをフル活用
「お金をかけなくても、自分なりの工夫を加えてある物を生かせば、暮らしはラクにできます。『この箱、いつか使えそう』となんとなく取っておくと、そのままごみになりがちですが、使い方を少しイメージしておけば、出番がきたときにパッと生かせるんです」(遠藤さん)
ある物を生かす!おすすめアイデア4つ
遠藤さんが話す通り、物は使い切ってこそ!「いらない」とすぐに捨てないで、活用法を探ってみましょう。
ビデオテープのケースや鉛筆立てを冷蔵庫で活用
自立しない食材や調味料は、冷蔵庫で埋もれがち。乾物にはビデオテープケース、チューブ調味料には鉛筆立てを使えば、探す手間が省けてすっきりします。
表彰状の筒はメガネ入れにぴったり
メガネは表彰状のケースのフタを活用して、立てて収納することで省スペースに。また、中身が漏れても棚を汚さないので、クリームなどをしまうのもおすすめです。
お菓子の入れ物は水切りネット入れになる
遠藤さんは、ナッツが入っていたバッグの底に穴を開け、水切りネットを入れて、吊り戸棚の扉に引っ掛けています。引っ張る動作で取り出しやすいのもポイントです。
ストックは置き場所を限定することが大切
際限なく増えがちな、お菓子の空き箱などのストック。量の管理と、「どこに置いたかな?」と探すストレスを抱えないために置き場所を決めましょう。
スプレーやボトルのフタは小物入れになる
いろいろな大きさがあるスプレーやボトルのフタ。ごちゃごちゃしがちな小物をぴったりサイズでしまえます。
ないなら作る!おすすめアイデア5つ
手芸、工作の延長です。「難しそう」と思わずに、できる物から作りましょう!
押しずしの型をアレンジして定規立てに
活躍の機会がなくなった押しずしの型は、フタとフタを両面テープで貼り、定規立てに。新品にはない味わいがあります。
生ごみ袋は新聞紙で作る
新聞紙が水分を吸って、生ごみ臭を抑制。三角コーナーのぬめりを洗う手間も省けます。遠藤さんは工作感覚で作っているそう。
カットした板で掃除用具入れを作成

しまいたいところにちょうど合う収納グッズは意外とないもの。そんなときは作ってしまいましょう。板はホームセンターで切ってもらえるので、それほど難しいことはありません。
キッチン家電にはコロコロを貼って掃除しやすく
使うときだけ手前に引き出したいキッチン家電には、底面にコロコロを付けると便利に。シールで貼るだけの簡単DIYです。
すのこは、収納の万能選手

100均のすのこはDIYの味方。金槌でたたけば、簡単にバラバラの板に。それを他の板と、釘や接着剤を使わずに組み合わせて、大皿を見やすく収納。

すのこを使えば、コード類の目隠しボックスも作れます。
100均グッズをフル活用!おすすめアイデア4つ
手に入りやすい100均グッズ。味方につけて家をすっきり片付けるには、自分なりのアイデアをプラスすることが重要です。
季節ものの衣類入れには漫画ケースを活用
「漫画収納用」として売っているソフトケースを、季節物の衣類入れに。使わないときはコンパクトに片付けられるのも便利です。
引き出しの中は突っ張り棒で整理整頓
突っ張り棒を引き出しの内側に取り付けると、保存容器のフタをすっきり立てて収納できます。

テーブルの裏に取り付ければ、ティッシュボックスをセットすることも可能です。
レジ袋は、洗濯ばさみの色でサイズ分け
たたむとサイズがわからなくなるレジ袋は、大きさごとに色を決めて洗濯ばさみでパチン。色が目に付くから、サイズごとにしまわなくてOKです。
大・小フックにとにかく掛ける
自立しない物、掃除が面倒な物、ちょうどいいところに置ける場所のない物はフックに掛ける、が正解です。
すぐにまねできそうなアイデアばかりでしたね。次回は、整理収納アドバイザーのRinさんにキッチンの片付けのコツを教えてもらいます。物が増えがちなキッチンをすっきり片付けましょう!
取材・文=井口桂介(ハルメク編集部) 撮影=林ひろし
※この記事は雑誌「ハルメク」2020年5月号を再編集、掲載しています。
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