「大腸がん・胃がん」予防に効く生活習慣6
2023.02.082024年01月02日
知識が身に付く!大人の雑学クイズ・13
大人の雑学クイズ:便秘で大腸がんのリスクは上がる?
50代以上の女性が知っておきたい知識を、クイズ形式でご紹介する連載コーナー「知識が身に付く!大人の雑学クイズ」。今回のテーマは、「大腸がんのリスク」について。便秘で大腸がんのリスクは上がる?〇か×か、正しい答えがわかりますか?
女性のがん死亡数1位!大腸がんは早期発見・治療が大切
大腸がんは女性のがん死亡数の1位であり、患者数は年々増え続けています。しかし同時に、大腸がんは早く見つけたら治る病気でもあることは、意外と知られていない事実。
大腸がんの5年生存率(がんが見つかってから5年後にその人が生存している割合)は、ステージ0でほぼ100%、ステージⅠで97.6%、ステージⅡで90.0%となっています。
しかし、ステージⅢになると5年生存率は84.2%、ステージⅣでは一気に20.2%に低下してしまうため、便潜血検査や大腸カメラで定期的に検査を受け、早期発見&早期治療が何より大切です。
大腸がんのリスクと予防のポイントとは?
また、大腸がんのリスクを知っておくことも予防につながります。
大腸がんのリスクを高める生活習慣として明らかになっているのは、「肥満」「飲酒」「たばこ」の3つです。その他、親類に若くして大腸がんになった人が複数いる場合や、大腸にポリープができやすい人は要注意!
「便秘気味だと腸内環境が悪化して、大腸がんになるリスクが上がるのでは?」と考える人も多いようですが、便秘によって大腸がんのリスクが上がるという明らかな報告はないそう。クイズの答えは「×」が正解でした!
とはいえ、大腸がんによって便秘になることがあるため、「便に血がついていないか」「便が細くなっていないか」「量がきちんと出ているか」をチェックする習慣をつけましょう。
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