
自分の尿モレタイプはどれ?
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更新日:2021年08月05日 公開日:2021年02月16日
和風も洋風も楽しむ!信州おやつレシピ・1
連載「信州・四季の手遊(てすさび)」でおなじみの料理研究家・横山タカ子さん。実は、妹の下平みさ子さんも料理教室を開催しており、信州の食材を使ったお菓子作りが得意だそう。横山さんは和風、下平さんは洋風の信州のおやつレシピを紹介します。
横山さんと下平さんがともに「食」をテーマに仕事をしているのは、料理上手の母親の存在が大きいそう。
「子どもの頃、長女の私、次女、三女のみさ子さんでご飯の用意を当番制でしていたんです。みさ子さんが一番丁寧で、評判がよかったんですよ。母は料理にうるさくて、そこから逃れたくて早く結婚したのかもしれません(笑)」と横山さん。
「親戚の中で誰か結婚すると“嫁呼び”といって、ごちそうする食事作りを手伝ったりもしていたね」と下平さん。
そんな二人は、それぞれ結婚後、どちらも転勤族で、社宅が隣同士になったことがあるそう。
「そのとき、私がみさ子さんにパンを教えたり、お茶の時間にみさ子さんの手作りのおやつを食べたり。母から教えられたことが、末の妹まで伝わっていることが、うれしいですね」(横山さん)
二人の子どもの頃のおやつを尋ねると、「私が小さい頃は、郷土食の凍りもちとか、焼きイモとかね。今のようにおいしいおやつなんてあまりなかったなあ……」と横山さん。
下平さんは、「風邪をひいたとき、桃の缶詰をもらって、一缶全部食べてしまったことも。それと、引き出しに練乳があったの、覚えているでしょう? あれを盗み食いしていたの」と笑います。
それを聞いて横山さんも「今でも甘いもの好きだもんねえ」と笑顔に。
大人になっても仲睦まじい様子の姉妹ですが、同じ環境で育っても横山さんは甘いものが苦手で、下平さんは大好きと食の好みは違うそう。でも、身近な食材を生かし、調味料にも気を配る素材へのこだわりは共通です。
「りんごや寒天、くるみなど信州の素材を生かせば、それが一番おいしい。食事作りがあるので、おやつは簡単で、体にやさしいものをと心掛けています」(下平さん)
そんな二人は、栄養豊富で「飲む点滴」といわれる甘酒の素「甘糀」を、姉妹ともに手作りして常備しているそう。
甘いものが好きな下平さんは、母譲りのご飯が入った甘糀を作っているそう。一方、横山さんは「母の作った甘酒が甘くて苦手だったので、ご飯を抜いてさっぱりしたものを作って、今とても気に入っています」とのこと。
姉妹それぞれの甘糀の作り方を紹介しますので、お好みに合わせてお試しください。
これらの甘糀を使えば、ヘルシーで腹持ちもよいおやつがあっという間にできます。早速、横山さんの和風おやつレシピからチェックしていきましょう!
「ドライフルーツや果物に発酵の力をプラス。さっぱり食べられる一品です」(横山さん)
材料(1人分)
作り方・レシピ
「見た目も鮮やか! 甘酸っぱくて元気が出るおやつレシピです」(下平さん)
材料(作りやすい分量)
作り方・レシピ
続いては、りんごペーストの作り方をご紹介します。
横山さんは、りんごを蒸してブレンダーにかけたペーストを冷蔵庫に常備。下平さんは鍋で煮詰めて、レモン汁を加えた少し甘みの強いペーストをよく作るそう。
どちらもノンシュガーで、りんごの自然な甘さを味わえ、パンやクラッカーなどによく合います。
信州といえば、りんご。自然な甘さや酸味を生かした、姉妹それぞれのおやつを、作ってみませんか?
アレンジレシピ:りんごみそ
りんごペーストとみそを同量一緒にして練る。パンにつけてもおいしい!
材料(作りやすい分量)
作り方
「りんごとそば粉がコラボした、優しい味わいを楽しんでください」( 横山さん )
材料(5人分)
作り方・レシピ
「ノンシュガーでりんごの甘酸っぱさが味わえるおやつです」( 下平さん )
材料(5個分)
作り方・レシピ
横山タカ子さん&下平みさ子さんの信州のおやつレシピでした。姉妹それぞれのこだわりが詰まった信州おやつレシピの数々。みなさんもぜひお試しくださいね!
★後編では、春におすすめのおやつレシピをご紹介します
■教えてくれた人
横山タカ子さん
よこやま・たかこ 1948(昭和23)年、長野県大町市生まれ。4人きょうだいの長女。長野市在住。身近な素材と郷土食を大切にする料理研究家。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。
下平みさ子さん
しもだいら・みさこ 1953(昭和28)年、長野県大町市生まれ。4人きょうだいの三女。上田市在住。料理好きな母のもとで信州に古くから伝わる郷土料理を学ぶ。現在、カルチャーセンターなどで料理教室も開いている。著書に『身体にやさしい信州のおやつ』(しなのき書房刊)。
取材・文=野田有香(ハルメク編集部) 撮影=小林キユウ
※この記事は雑誌「ハルメク」2020年4月号に掲載したものを再編集しています。
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