磯野貴理子が語る、大人の恋の出会い方「いつも恋愛はしていますよ」

磯野貴理子が語る、大人の恋の出会い方「いつも恋愛はしていますよ」

更新日:2025年09月15日

公開日:2025年07月31日

磯野貴理子が語る、大人の恋の出会い方「いつも恋愛はしていますよ」

年齢を重ねるにつれ、無理せず自分らしく人と関わるようになったという磯野貴理子さん。広がる趣味の仲間、遠くても連絡を取り合う家族、親族のような友人、そして大人の恋……。今だからこそ見えてきた、自然体な関係について伺いました。

気負わず、自然体。趣味やボランティアで広がる新しい出会い

気負わず、自然体。趣味やボランティアで広がる新しい出会い

――50代になってから、人との付き合い方で変わったことはありますか?

磯野貴理子さん(以下、磯野貴理子)
50代になったからといって人との関わり方は特別変わったわけではありませんが、趣味やボランティアを通じての交流が豊かになりました。

例えば野鳥の会のメンバー、そこから登山好きの方ともご縁ができましたし、世界には素晴らしい人たちがたくさんいるなと実感しています。

ほとんど現場で会うだけでみなさんさっぱりしていて、お互い鳥が好きだから情報交換をするというシンプルな関係。趣味を通じて自然体で話すから、気負いがないのがいいんです。無理に相手に合わせることなく、自分らしさを尊重できるからこそ、長く付き合える関係が築けるのではと思います。

――そこでまた新たな関係性を築かれているんですね。

磯野貴理子

はい。好きが高じた趣味の場ですが、生き方や感謝の気持ちについて教えられることが多く、私もそういう方たちを見習いたいと思っています。

先日ボランティアで一緒になった男性が、百名山を全部登ったという話をされていて「すごいですね!」と盛り上がりました。その方はなんと83歳で、今でもパワフルに参加され、のべ1000回以上!

本当に尊敬しますよね。元気の秘訣を聞いたら「健康に産んでくれた親に感謝している」とおっしゃっていて、その言葉も素敵だなと思いましたし、心から感動しました。

年齢を重ねて気付く、家族や友人のありがたさ

年齢を重ねて気付く、家族や友人のありがたさ

――この年代になると、ご家族との関係にも変化があるのではないでしょうか。

磯野貴理子
そうですね。父が今ちょっと入院していて、だいぶ体も弱ってきているんですけど、そういうときに「兄弟がいてくれてよかったなあ」と改めて実感しますね。私、兄弟多いんですよ。姉が2人、下に妹と弟。本当に心強いです。

地元にいる姉が面倒を見てくれているんです。親が弱ってきてからは、兄弟でLINEグループを作って、状況を聞いたり教えてもらったりしています。私自身は離れて暮らしているので、情報を共有できるのは本当にありがたいです。

――ご友人とのやりとりも、LINEなどで?

磯野貴理子
そうですね。テレビ番組「はやく起きた朝は…」のメンバー、松居直美ちゃんや森尾由美ちゃんとは、LINEをすることも。長い付き合いなので、家族や親戚のようにリラックスして話せるんです。お子さんが生まれた頃から知っているので、今ではすっかり“親戚のおばちゃん”感覚です(笑)

おいしいものを見つけると、つい2人に紹介したくなって、プレゼントを贈ることもよくあります。こうした小さな心遣いが、私たちの関係をいつも近くに感じさせてくれますね。

大人の恋は“ちょうどいい関係”

大人の恋は“ちょうどいい関係”

――ちょっと話を変えて、貴理子さんの今の恋愛事情も聞いてみたいです。

磯野貴理子
恋愛? ずっとしていますよ(笑)。 今だって。でもね、恋愛って自由じゃない? 好きになったらそれでいいのよ。恋は、年齢じゃないですよね。

若い時はもう「会いたい!会いたい!」とずっと一緒にいたくて、ご飯食べてるだけでも「幸せ~!」って思っていました(笑)

でも今は、もうちょっと落ち着いているかな。大人の恋。穏やかで、安心感があってね。

『ツユクサ』という映画、知っていますか? もし見たことがないなら、ぜひ見ていただきたいです! 小林聡美さんと松重豊さんが出演されていて、あれが本当に“大人の恋”って感じ。じんわり心があったかくなるような関係がすごく素敵でおすすめです。

――パートナーに求めるものも、変わってきましたか?

磯野貴理子
最近は「年が近い方がいいな」と実感しています。年が近いと「あれ覚えてる?」「知ってる!」っていう共通の思い出がたくさんあるんですよね。

あとね、この年になると白髪もシワもあるでしょ?相手も同じだから隠す必要がない(笑)。そういう意味でも、年が近いってすごく自然で心地いいですね。

年齢を重ねたからこそ感じる、大人の恋の魅力

――大人になると、恋のかたちも変わっていきますよね。貴理子さんが考える、大人の恋の出会い方や理想の関係とはどんなものでしょうか?

磯野貴理子
そうですね。やっぱり、いろんなところに足を運んでみることが大切だと思います。趣味やボランティアなど、活動の場が広がれば自然と人との出会いも増えますし、その中で「この人いいな」と思える相手に出会う可能性も高まりますよね。

若い頃は直感や勢いで恋に落ちることが多かったけど、大人になると相手の人柄や考え方、人生観にじわじわと惹かれていく。長い時間をかけて相手を知り、「この人って素敵だな」「尊敬できるな」と感じることの良さを実感しています。

ひと言で言うなら、「ひなたぼっこしているような心地よさ」が理想かもしれません。

離婚したばかりの頃、次に求めるのは「ただ傍にいて、安心できる存在」でした。特別なことをしなくても、一緒にいるだけで穏やかな気持ちになれる関係ですね。

もちろん、時には腹が立つこともあるし、少し焼きもちを焼くこともあるけれど、若い頃みたいな激しい感情のぶつかり合いはもうなくて、どこか落ち着いていてちょうどいい距離感。

お互いを信頼し、無理せず自分らしくいられる関係が、年を重ねてからの恋の醍醐味だと思います。

年齢を重ねたからこそ感じる、大人の恋の魅力

――“大人の恋”を楽しむコツってあると思いますか?

磯野貴理子
うーん……正直、いくつになってもわからないですね(笑)。だって、恋って毎回ちがう人とするものでしょ? だから私はいつだって恋愛初心者。

年齢を重ねたからって、恋がわかるようになるわけじゃないし、もうしないって決まってるわけでもない。何歳になっても、心がふっと揺れる瞬間ってあるし、そのときに恋が始まるんです。

「わからないまま」でいいんじゃないかな。

磯野貴理子さんプロフィール

磯野貴理子さんプロフィール

 いその・きりこ 1964年生まれ、三重県出身。85年にグループ「チャイルズ」を結成し、フジテレビ系「森田一義アワー 笑っていいとも!」で5代目いいとも青年隊として注目を集める。以後、軽快なトークと親しみやすいキャラクターで、バラエティ番組を中心に幅広く活躍。女優としてドラマにも出演している。現在は、フジテレビTWO「はやく起きた朝は…」(新作エピソード毎月第2日曜日 6:30~7:00放送)が放映中。