読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】巻耳、狗尾草、団栗…秋の散策で出合える

公開日:2021.11.06

更新日:2023.11.05

「巻耳」「狗尾草」「団栗」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 今回は、秋らしい植物に注目しました。気持ちのいい晴れた日、散策途中でぜひ探してください。

【巻耳】巻いた耳ってどんな植物?

最初はこちら。

巻耳

『広辞苑』を見てみると

キク科の一年草

路傍の雑草

高さ約1.5メートル

葉には鋸歯(きょし)が多い

楕円形の果実はとげをもち、衣服などに付着して遠くに運ばれる

と書かれています。

鋸歯とは、のこぎりの歯のように粗いギザギザした状態のこと。「楕円形の果実はとげをもち、衣服などに付着して遠くに運ばれる」は大ヒントです。

正解はこちら!

おなもみ

実のまわりの棘が服にくっつくアレ。「ひっつきむし」と呼ぶこともありますね。

 

【団栗】つい集めたくなるカワイイ形の実

続いてはこちら。

団栗

「団栗」はカシやクヌギ・ナラなどの果実の俗称。秋の公園で、たくさん落ちているのを見かけます。わかりましたか。正解は……

どんぐり

「団栗眼」(どんぐりまなこ)「団栗のような目」など、瞳の印象を表現するときにも使います。「団栗の背競べ」(どんぐりのせいくらべ)という諺もありますね。

 

【狗尾草】猫がじゃれてくるアレ

最後はこちら。

狗尾草

『広辞苑』を見てみると……

イネ科の一年草

各地の路傍の雑草

高さ20〜40センチメートル

夏、緑色の犬の尾に似た穂を出す

「狗(犬)の尾の草」と書く通り、「犬の尾に似た穂」がヒント。夏から秋にかけて、穂の色を少しずつ変えていきます。

正解はこちら!

えのころぐさ

猫がじゃれついて遊ぶ様子から「ねこじゃらし」という俗称があり、「おあそび草」などとも言われます。

散策をしながら、ぜひ漢字のことも思い出してくださいね。


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古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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