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- きくち体操オンライン講演会レポ!元気が湧く90分
大人気「きくち体操」を、2021年10月8日にオンラインで開講しました! 基本の動きから、コロナ禍で体を動かす意義まで、きくち体操の創始者・菊池和子先生にじっくり教わりました。
オンラインで「きくち体操」
2021年10月8日、「きくち体操オンライン講座」を開催しました。「奇跡の体操」とも呼ばれ、ハルメクでも大人気のきくち体操。オンラインで配信し、なんと全国から885人もの方にご参加いただきました。
昭和9年生まれ、なんと87歳になる菊池和子先生の、力強くあたたかいメッセージの詰まった講座となりました。
きくち体操・基本の動きをご紹介
講座の中で行った体操から、基本の動きをいくつかピックアップしてご紹介します。
(1)手と足で握手
足の指の間に、手の指を差し込みます。足の裏に手のひらをぴたっとつけて、しっかり握ります。足の指で、手をぎゅっとつかんで、手と足で握手をします。
最初は痛く感じるかもしれません。が、それほどに、足の指一本一本を意識できていなかったということです。毎日続けていると、気持ち良くなってきます。そうなるまで、がんばりましょう!
(2)足首を回す
「握手」した状態で、少し手の指をゆるめ、そのまま足首を回します。「いーち、にーい」とカウントしながら、ゆっくり大きく円をえがきます。何も考えずに手でぐるぐると回すだけでは、かえって足首を痛めてしまいます。足首「自身」が回っていることを感じ取りながら、ゆっくりと行いましょう。
足首を回しているだけで、ひざの関節や股関節にまで血液が巡っていきます。回しているうちに、最初より深く握手できていることに気が付きませんか? 体は動かすことで生き返ってくるのです。
(3)いろいろな方向へ歩いてみる
次に立ち上がって歩いてみます。足の裏にしっかり体重をかけることはとても大切なこと。日常生活で歩くだけでも、力をつけることはできます。
家の中で、ときどき後ろ向きや横向きに歩いてみましょう。「右向きに歩くのはスムーズだけど、左向きはなんだかうまくいかないわ」という方がいるかもしれません。両方の向きが同じ感覚になるまで、何回でもやってみてください。
頭を使い、自分自身の体を感じ取りながら動かしましょう。外に出られないときでも、体を動かす方法はいくらでもあります。
※危険のない場所で行ってください。
コロナ禍でも体操を続ける意義とは?
外出もままならない日々が続く中、生活にハリがないと感じたり、体を動かすことへのモチベーションが下がってしまったりした方もいるかもしれません。
そんなみなさまへ向けたきくち先生の言葉を、最後にご紹介します。
いろいろな情報が飛び交い、何が正しくて何が間違っているかもわからない世の中ですが、それでも太陽は昇り、沈んでいくのです。
今までと同じ状況じゃないと生きていけないのか。それとも、この状況を味方につけて、もっと良い自分を作っていけるのか。これは人間の知恵の出しどころです。
今のような状況こそ、自分自身と向き合って、今まで、そしてこれからの生き方を見つめる大切な時間になります。生きているということは、あなたのその体があるということ。その手、足、顔……すべてがあなたの命です。その命を“より良く”しながら生きていくのは、あなた自身。誰も代わることはできません。
自分の体のどこが弱っていて、どこが素敵なのか。ぼうっとしているだけでは、体はなかなか教えてくれませんよ。
きくち体操は、自分自身と向き合って、自分を大切に思うために考えられた体操。上手でなくても、かっこよくなくてもいいのです。あなた自身が、あなたを良くしていければ、それでベストなのです。
がんばって、ちょっとだけ、体を動かしてみましょう。
参加者の感想は
参加された方からは、「日々の中で、だんだん動くのが面倒になりがちですが、少しずつでも意識を体に向けて動かしていけそうです」「『自分の体は自分が大切にしないといけない』という当たり前のことを、もう一度徹底して教えていただきました」など、うれしい声を多くいただきました。
「きくち体操オンライン講座」。体操のメソッドだけでなく、生きることへのあたたかいエールに満ちた濃厚な90分となりました。
きくち体操は、雑誌「ハルメク」でも大人気連載中! 毎月いろいろな動きをご紹介しています。ぜひご覧ください。
ハルメクイベントとは?
「ハルメク旅とイベント」では、50代からの好奇心を満たす「オンラインイベント」を開催中!全国どこでもご参加いただけます。初心者さんでも困らない「オンライン講座参加の手引き」や、相談窓口をご用意しています。操作に不安のある方も安心してご参加ください。今後の開催は、下記WEBページから!
過去のオンライン講座をぎゅっと凝縮した「ダイジェスト動画」や、アプリの入れ方から解説した「オンライン講座参加の仕方<動画版>」、いただいたご感想を紹介する「お客様のこえ」ページも新設!
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