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- 近藤典子さんの「はかどる」衣類と小物の整理術
2021年5月25日ハルメクイベントでは「近藤典子さんの『はかどる』衣類と小物の整理術」講座をオンラインで開催。住まい方アドバイザーの近藤さんに、衣類の手放し方や上手な収納方法をじっくり伺いました!
片付かないものNo.1「洋服」
いつか・もしかしたら・たぶん……。「捨てられない」言い訳に、ついつい使ってしまう3つの合言葉です。 たんすやクローゼットを占拠する捨てられない洋服たちは、いわば「暮らしのぜい肉」。このぜい肉を処分することができれば、「楽に暮らせる」「安全に暮らせる」「大切なものが見つかる」などなど、いいことづくめです。
そうはいっても、いったい何から手をつければいいの? お金をかけずに上手に収納するには? というみなさんに、近藤さん流・とっておきの整理術をお届けしました。
片付けの手順は整理→収納→整頓
まず、部屋を片付ける上で守るべき順番は「整理→収納→整頓」。整理することで、不要なものがわかる。正しく収納し、取り出しやすいように整頓する、という流れなのですね。 そのためまず大切なのが、使っていない・着ていないものを手放すことです。
しかし、近藤さんいわく「本当に捨てたくないものは捨てなくていい!」。ただ、「本当に捨てたくないものとはいったいどれなのか?」を見極めるために、まずは整理することが重要なんですね。
洋服を整理する際には、かける服とたたむ服、トップスとボトムス、ロング……と手持ちの洋服を分類していきます。こうすることで、自分の持ちグセや買いグセも見えてくるそうです。例えば「私、似たような柄のシャツばっかり持ってる!」などなど。
すぐに作れる収納グッズの実演も
収納とは、物をしまい込むことではなく、使う物を「使う場所」に「使いやすく」収めること。自宅のスペースは限られていますから、それを最大限生かす収納を考えていきます。
例えばロング丈の洋服の上手なかけ方。長い裾をくるっと一回転させる「まわし掛け」やハンガーを2本使ってN字に掛ける「N掛け」を活用することで、クローゼットの下半分が空き、収納スペースを増やすことができるそうです。
また、講座では、自宅にあるものや百円均一ショップに売っているようなものから簡単に作れる収納グッズも紹介。ストローや段ボール、クリアファイルなどの活用方法の一部を、先生の実演つきでお届けしました。
張り切って片付けを始めたはいいけれど、収納グッズを買いにいくのが面倒くさい。もしくは、収納グッズを買ってみたけれど、サイズが合わず使いづらい。そんな「しまった!」を防ぐため、まずは身近なもので手作りしましょう! というのが近藤さんの持論なのです。
気軽に取り組める整理術で、快適なお家タイムを♪
ここではご紹介できないほどのハウツーをたくさん教わり、講座は終了。近藤さんの明るく楽しい語り口で、あっという間の90分間でした。講座の後のアンケートでは「自分にもできそう」「モチベーションがあがった」という声を多数いただきましたよ。
家にいる時間が長い今だからこそ、近藤さんの整理術を活用して毎日を明るく過ごしていきましょう!
「ハルメク旅と講座」では、今後もいろいろなイベントをみなさまにお届けしていきます。オンライン講座に不安のある方は、ハルメクスタッフがお電話でご対応しますのでどうぞご安心ください。みなさまのご参加を心よりお待ちしております! >>今度開催予定のオンライン講座はこちら
講師・近藤典子さんのプロフィール
こんどう・のりこ
住まい方アドバイザー。約30年にわたり暮らしの悩みを解決し、その経験から生み出された収納や家事導線、掃除術などわかりやすい暮らし提案が好評。メディアや講演会、企業との商品開発やオリジナル収納ユニットの商
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