「骨盤底ケアで変わる!」吉川千明さん・尿漏れ体験記
2024.11.272024年12月18日
くしゃみでドキッ、夜中にトイレで何度も起きる……
【体験談】ちょい漏れ悩み…1日5分の簡単ケアで旅行もお出掛けも楽しくなった!
人には言いにくい尿漏れやトイレのお悩み。病院に行くほどではないけれど、「大丈夫かな」と常に不安がつきまとう……、そんな状況からお悩みを改善できたお二人の体験談をご紹介。難しいことはナシ、簡単な習慣で変われるそう!
そもそも、トイレのお悩みはどうして起こる?
くしゃみをした際に漏れてしまったり、トイレに行きたくなる回数が増えたり……。これらの一因は「骨盤底筋」の衰えです。 骨盤底筋はその名の通り骨盤の底に位置する筋肉。骨盤内にある直腸や子宮、膀胱などの臓器を下から支え、尿道と膣、肛門をコントロールしています。
骨盤底筋は、妊娠・出産や加齢による筋力の低下、女性ホルモンの減少によって次第に衰えてしまいます。すると次第に臓器を支えられなくなり、尿漏れが引き起こされるのです。しかも体の奥の方にあるため位置がわかりにくく、自力では鍛えにくい部位でもあります。
くしゃみの拍子に「あっ!」 50代・後藤さんの体験談
千葉県にお住まいの後藤さんは、50代で初めて尿漏れを経験したそう。
「ある日何気なくくしゃみをしたら、その拍子にショーツが濡れてしまいました……。初めてのときは『たまたまかな』と、そこまで気にしていなかったのですが、その後もう一度同じことが起こってしまって。『自分にもついにきたか』と軽くショックを受けました」
「友人と一緒にいる日に漏れたときは焦りましたね。『ちょっとトイレ行ってくる』って、バレないように急いでトイレに駆け込みました。でも病院に行くほどひどくはないし、自分で何か対策するにも面倒で。そのまま放っておいてしまいました」。
その後も年に数回、くしゃみや大笑いをした際に漏れてしまうことがあったそうです。
数年たったある日、「通販で『骨盤底筋サポートショーツ』を見つけました。まずは形から入ってみようかなと思って」と、たまたま目に留まったショーツを購入したそう。「このことがきっかけで、少しずつケアするようになりました」と後藤さん。
「ケアと言っても、電車に乗っているときや洗い物をしているときに、骨盤底筋のあたりをキュッと締めたり緩めたりするだけ。がんばって運動するという感じではまったくなかったですが、できるだけ毎日やるようにしました」
ショーツをきっかけにケアが習慣化した結果、今はほとんど漏れることがなくなったそう。
「留学中の娘に会いにニュージーランドに行った際は5時間ほど長距離バスに乗りました。そんな長旅でも、トイレの不安なく思いっきり楽しめましたね」と、笑顔で語ってくれました。
60代・山本さんの体験談。夜中に起きて何度もトイレに。
神奈川県にお住まいの山本さんは、トイレで夜中に何度も起きてしまうのが悩みでした。
「夜3回はトイレで起きてしまう毎日。尿意で目覚めて時計を見て『さっきのトイレからまだ2時間しかたっていない……』って、愕然としていました」
「実は、かなり長い間放っておいてしまったんです。夜中の尿意が気になりだしたのは50代の頃で、7年くらいそのままにしてしまいました。その間、徐々にトイレの回数が増えていったのですが、ついほったらかしに……」と振り返ります。
山本さんのお悩み改善のきっかけとのなったのもまた、サポートショーツだったそう。
「骨盤底筋のことは知っていたのですが、それをサポートするショーツがあるのは知りませんでした。試しに買ってみたところ、思いのほか気持ちいいはき心地で。それから毎日はくようになったんです」
「股にサポートがついたショーツをはいているせいか、自然に意識するようになって。なんとなくボーッとしているときに『あっ、骨盤底筋!』って思い出させてくれるんです。気付いたときに骨盤底筋をキュッと締める・緩める動きを繰り返すようになりました」
その後、徐々にトイレの回数が減っていった山本さん。今では夜中のトイレが0~1回になり、以前より熟睡できるようになったそう。
「ちゃんと眠れるから日中も元気。トイレの心配もなくなって、友人とのお出掛けも楽しいですね」
尿漏れ改善のカギは骨盤底筋を「締める・緩める」習慣
尿漏れ・トイレのお悩みが改善した2人に共通していたのが、骨盤底筋を「締める・緩める」習慣。骨盤底筋を動かしてあげることが“筋トレ”になり、衰えを防ぐことができます。1日5分、続けてみましょう。
- おならを我慢するときのように肛門を締める
- おしっこを止めるように膣を締める
- 息を吐きながら膣・肛門を持ち上げるように、1と2を同時に行う
1~3ができたら、仰向けになった状態や背筋を伸ばして座った状態で、骨盤底筋の締める・緩めるをゆっくりと繰り返したり、すばやく繰り返したりしてみましょう。
「そもそも骨盤底筋がどこにあるかよくわからない……」そんな方には、専用のショーツを使うのもおすすめです。股部分についたサポートが骨盤底筋の位置をわかりやすくしてくれますよ。
大切なのはケアを習慣にすること。毎日5分、少しずつケアして不安のない毎日を送りましょう!
取材・文=日和佐希志乃(ハルメク インナー編集部) 撮影=田所瑞穂、渡辺裕之、福井和宏 イラスト=植木美江、CHINATSU、はしもとゆか、秋葉あきこ
ケアの第一歩。ショーツをはくことから始めませんか
骨盤底筋ケアは、まず骨盤底筋の位置を知り、意識することが第一歩。普段はなかなか気にすることのない部位だからこそ、ショーツの力を借りるのもおすすめです。
ハルメクの「ヘルスプラス・骨盤底筋&ヒップサポートショーツ」は、股部分に付いたハンモック状の生地が骨盤底の位置にぴったりと当たり、やさしい圧で引き上げる設計です。はくたけで「ここが骨盤底筋なのね」とわかりやすくなっています。
骨盤まわりもやさしく引き締めるサポート付き。骨盤底筋に負荷をかけない姿勢へと整えます。
さらに、お尻・お腹をスッキリと見せてくれるサポートで、シルエットが気になるお洋服の着こなしも素敵に。
「ハルメク ヘルスプラス・骨盤底筋&ヒップサポートショーツ」について、詳しくはこちらから!
骨盤底筋ケアの第一歩として、まずは“はくだけケア”から始めてみませんか?