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更新日:2025年01月16日 公開日:2022年11月28日
更年期以降は要注意!手指の悩みを専門医が解決#1
更年期以降の女性に多い、手指のトラブル。最初は痛みやしびれなどの軽い症状が中心ですが、放っておくと指が曲がるなどの変形につながる場合も! 「手の外科」の専門医・池口良輔さんに、手指の痛みと変形の2大原因を詳しく教えてもらいます。
手指トラブルは女性が圧倒的に多く、特に更年期以降に増えてきます。痛みや腫れなどで家事や仕事がつらくなっていませんか?
「手指の症状は、閉経による女性ホルモンの減少や指の使い過ぎ、遺伝的な素因などの原因が重なって発症することが多いですね。女性の約6割が閉経後4年以内に手の症状を訴えて受診しているという海外の報告もあるほどです」と、手の外科の専門医で、京都大学医学部附属病院リハビリテーション科准教授の池口さんは話します。
手指トラブルは、大きく「変形性指関節症」と「腱鞘炎」に分けられます。変形性指関節症は指の関節に痛みや腫れ、変形が起こる病気で、「ヘバーデン結節」や「ブシャール結節」「母指CM関節症」が代表的。
腱鞘炎は筋肉と骨をつなぐ“腱”を包んでいる“腱鞘”という組織に炎症が起こるもので、「ばね指」や「ドケルバン病」などがあります。
手指の関節に腫れや痛み、しびれ、変形が起こる。
手指の使い過ぎで腱鞘に炎症が起こり、痛みが現れる。
初期は痛みや腫れ、しびれなどの症状が中心ですが、放っておくと指が曲がるなどの変形も出てきます。
「症状がある方は早めに対処することをおすすめします。まずはセルフケアとエクササイズで、手指の保護と症状の改善を目指しましょう」と池口さんはアドバイスします。
特に多い手指トラブルの基本の症状と対策を知っておきましょう。
指の第1関節が赤く腫れて痛むのが「ヘバーデン結節」。つまむ、握るといった動作が難しくなるため、ペットボトルのふたを開けたりするのが難しくなります。関節が変形して指先が曲がることもあります。
また同様の症状が指の第2関節で起こるのが「ブシャール結節」。雑巾を強く絞れない、関節が太くなって指輪が入らないなどの悩みが聞かれます。
「動作時は指先だけに力を入れず、手のひら全体を使うのがコツ。指先への負担を和らげる補助具の活用もおすすめです」と池口さん。
親指付け根にある「母指CM関節」の軟骨がすり減って、痛みや腫れ、変形が生じます。瓶のふたを開ける、包丁を握るなど親指を使う動作がつらくなります。親指の先に力を入れ過ぎないよう注意を。
輪ゴムを3本ほど手に巻いて、親指を3秒ほど広げる筋トレが効果的。5~10回、1日10セットを目標に。
何かをつかむときなどに指がスムーズに曲がらない、途中で引っかかる、ばねのようにポンと弾けるなどの症状が出ます。指の付け根に痛みや腫れを伴うことも。家事やパソコン作業などでよく使う指に起こりやすいものです。
「炎症を鎮めるには、指を使う頻度を減らして休めるのが一番。夜から翌朝まで、添え木で指を固定して保護するのも効果的です。添え木はアイスクリームの棒や割りばしでもOKです」と池口さん。
手首の親指側に起こる腱鞘炎で、親指を動かすと、親指の付け根から腕にかけて強い痛みが走ります。ひどくなると、ばね指のような症状を併発することもあります。家事やパソコン作業、楽器演奏、スポーツなどで親指をよく使う人に起こります。
「まずは指の使い過ぎをやめて、安静に保つことが重要です。強い痛みが続く場合は、我慢せずに受診を。痛みのある場所にステロイド注射を打つなどして、炎症と痛みを抑えます」と池口さんは話します。
次からは、読者から届いた手指の悩みについて、また手指の痛みや腫れを改善するエクササイズを池口さんが解説します。
京都大学医学部附属病院リハビリテーション科准教授。1993年、京都大学医学部卒業。医学博士。静岡県立総合病院整形外科などを経て、2014年から現職。日本手外科学会認定専門医。共著に『手指の痛み・しびれ・はれ・変形 自力でよくなる!名医が教える最新1分体操大全』(文響社刊)。
取材・文=佐田節子 構成=大矢詠美(ハルメク編集部) イラストレーション=コウゼンアヤコ
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年4月号を再編集、掲載しています。
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