紫外線予防に茶カテキン?注目の抗酸化作用と脱水対策
2023.06.192023年07月08日
お茶のプロがおすすめ!
夏バテ・熱中症対策にぴったりの「氷水出し緑茶」
気温が上がるこれからの時期に気を付けたいのが、夏バテや熱中症。こまめな水分補給を心掛けることが重要です。そんな夏の水分補給におすすめの飲み物が「氷水出し緑茶」! すっきりと飲みやすいのはもちろん、夏バテ・熱中症予防や美肌効果も期待できます。
夏バテ予防にはビタミン豊富な緑茶がおすすめ
これからの時期に特に気を付けたいのが夏バテです。夏バテとは、高温多湿な環境に体の機能が対応しきれずに起きる体の不調のこと。体のだるさ、食欲不振、めまい、頭痛といった症状がみられます。
手軽にできる夏バテ対策としておすすめなのが、栄養豊富な緑茶を飲むことです。
緑茶には、さまざまな健康効果があるカテキンの他、夏バテ対策に効果的なビタミンCが含まれています。ビタミンCには美肌効果も期待できるので、日焼けが気になるこの時期にはぜひ積極的に摂りたい栄養素です。
緑茶を飲めば、夏バテ対策をしながら美肌効果も期待できて、一石二鳥!? 夏に飲むなら、氷と水を使って入れた「氷水出し緑茶」がおすすめです。
お茶のプロがおすすめ!氷水出し緑茶の作り方
氷水出し緑茶は、お茶のうま味がしっかりと引き出され、すっきり飲めるのが特徴。夏バテ対策と同時に、この時期に注意したい熱中症対策にも最適です。
ここでは、お茶のプロ・伊藤園ティーテイスターがおすすめする「氷水出し緑茶の作り方」をご紹介します。
氷水出し緑茶の作り方(2人分)
- 急須に茶葉をティースプーン3杯分(約6g)入れます。茶葉はお湯で入れる際の1.5倍の量が目安です。
- 水を約200mL注ぎ、氷を2~3個急須に入れます。
- 約3分抽出します。
- 茶碗に均等に少しずつ注ぎ分けます。
氷水出し緑茶に使うお茶の種類は、玉露や上級煎茶などのうま味成分を豊富に含むものや、深蒸し茶のように茶葉が細かく濃く出るものが向いています。
1煎目は氷水出し、2煎目は高温のお湯で入れて「味変(あじへん:味の変化)」を楽しむ方法もおすすめです。
1煎目ではテアニンたっぷり、うま味を感じる氷水出し緑茶を堪能。ゴクゴク飲めるので、水分補給にもぴったりです。2煎目はカテキン豊富なお茶で気分もシャキッと! 高温で抽出すると、お茶ならではのキレのある味わいを楽しめます。
夏は副交感神経が過敏になり、だるさが気になる季節。そんな時にはぜひ「氷水出し緑茶」と「カテキンたっぷり緑茶」の味変を楽しんでみてくださいね。
緑茶を使った美肌レシピで紫外線対策!お弁当レシピにも
栄養豊富な緑茶の茶葉は、お茶として飲むのはもちろん、料理に使えば茶葉の栄養を余すことなく摂取できます。
「夏野菜のグリル・緑茶マリネ」や「お茶の香りさわやかヤムウンセン」など、夏におすすめの美肌レシピなら、お茶の三大栄養素、茶カテキン・ビタミンC・ビタミンAをまとめて摂取できますよ。
さらに、緑茶には抗菌作用もあるので、「お茶の葉入り卵焼き」など、食中毒が気になる夏のお弁当レシピに「ちょい足し」するのもおすすめ。ぜひ積極的に毎日のメニューにも取り入れてみてくださいね。
暑さ厳しい夏も、氷水出し緑茶とお茶レシピで健康に気を付けて乗り切りましょう!
取材協力:伊藤園
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