【100均】消毒液なら携帯用ボトルが便利
2023.04.092021年05月01日
コロナ検査キットの値段は?方法は?結果は?
自腹でトライ!新型コロナのPCR検査キットをお試し
新型コロナウイルス感染者数に一喜一憂する日々。PCR検査を受けてみたいけれど、どうすればいいかわからない……という人も多いのでは?今回は自宅でできる「コロナ検査キット」を試してみました。料金・検査方法・必要日数、詳細を体験レポート!
ネットで新型コロナ検査キットを注文!気になる値段は1万6500円
新型コロナの検査キットは複数の医療法人・クリニックや企業から発売されていますが、今回は「にしたんクリニック」のものをチョイス。タレント照英さんのCMでおなじみの医療法人クリニックです。
右上の「PCR検査お申込み」ボタンをクリックすると、申込画面に飛びます。今回は一番上の「PCR検査」をチョイス。自費診療扱いなので健康保険適用外で、費用は1万6500円(税込、2021年4月現在)です。
支払い方法や配送方法、検査する人、申込者の情報を入力し、送信します。
これで申し込みは完了です。お住まいの場所によって違いはあるかもしれませんが、首都圏在住の筆者の場合、検査キットは翌日に届きました。開けてみると中に入っていたものはこちら。
【PCR検査キット内容】
- 唾液保存容器セット(不活化機能を持った輸送液が入っています)
- 緩衝材
- 吸収シート
- 密封袋
- 返送用BOX
- 説明用紙
検査方法は唾液を採取して返送するだけ!
送付案内書に従って中身をチェック後、さっそく検査をしてみました。使うのはこちらの「唾液保存容器セット」。不活化機能を持った輸送(用の)液があらかじめ入っている透明な容器の中に、自分の唾液を採取します。
採取方法は、わかりやすい図とともに指示されているので安心。注意すべきなのは、「採取前30分後程度は、飲食や歯磨き、うがい薬を使用したうがいはしないでください」ということくらいでしょうか。必要な唾液は少量なので、5分もかからず採取完了。
検体を返送すればOK!必要資材は全部同梱されているから簡単
容器に蓋をし、緩衝材でくるみ、密封袋に入れて封をすれば終了です。ここまで所要時間はわずか10分程度。
封をするテープを含め、すべての材料はキットに含まれているので、自宅の備品を使うこともありません。組み立てた返送用BOXに入れ、封をして、宛先シールを貼れば完成です。
返送用BOXは、普通郵便として送れるので、220円分の切手を貼ってポストに投函するだけ。速達の場合は速達料金を含めると510円です。
気になる新型コロナの検査結果は……なんと翌日に届く早さ!?
ポスト投函した翌日のお昼頃には、「受領しました」とのメールが届き、ドキドキして結果を待っていると、同じ日の夕方に「PCR検査結果のお知らせ」というメールが!驚きのスピードです。
添付されているPDFファイルを開いてみると中に結果が……
……よかった「陰性」!陰性であってほしいし、陰性だろうとは予測はしていましたが、やはりきちんと診断されるとホッしますね。
医療機関で行われているPCR検査は、症状や経過から新型コロナウイルス感染症を疑うと医師が判断した場合にのみ検査は行われるのが原則です。にしたんクリニックの荘司英彦理事長に、PCR検査を受けるにあたって注意点すべき点について聞いてみると、
「PCR検査は、検査を受けた段階で、陰性か陽性かを検査するものです。検査で陰性だったとしても、今後感染しないというわけではないので、手洗いうがい・手指の消毒・密を避ける等、気を緩めずに感染予防対策を行ってください。
また、にしたんクリニックのPCR検査は、無自覚・無症状の方を対象にしているため、症状がある人はにつきましては、自費検査ではなく、『かかりつけ医』や「新型コロナ受診相談窓口」に問合せの上、指示に従って行動してください」
とのこと。
要注意!抗体検査とPCR検査は別の物
PCR検査と混同しやすいのが、比較的安価で検査ができる「抗体検査」。ドラッグストアなどでも、数千円程度で検査キットが販売されています。
抗体検査とは、血液中のウイルスに対する抗体の有無を調べる検査で、症状の有無にかかわらず過去に感染したことがあるかどうかを調べるものです。くれぐれも抗体検査とPCRとの違いも理解し、自己判断で進めないよう注意しましょう。
取材・文:古田綾子
協力:にしたんクリニック
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