
巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」
間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!
更新日:2024年05月17日 公開日:2021年03月05日
中村格子流!大人のための美からだ学7
今回のテーマは「二の腕のたるみ」。二の腕エクササイズで、見た目の美しと健康的な若さを手に入れませんか?スポーツドクターや整形外科医としても活躍する医師の中村格子さんに教えてもらいましょう。
できれば隠しておきたいのがだるーんとたるむ二の腕。とはいえ、仕方がないとそのままたるませ続けるのは危険です。たるみを放っておくと、背中の筋力の弱りや腰の曲がりを招き、肩や腰の痛みにつながることも。二の腕すっきりエクササイズで、見た目の美しさはもちろん、健康的な若さも手に入れませんか。
年齢を重ねると突然主張してくる二の腕のたるみ。歩行中や手を振ったときに、まるで「振袖」のようにぶるんと振れてショック……という人もいるのでは。こんなとき「太り気味だし、年齢だから仕方がない」と諦めてはダメ。実は二の腕のたるみは見た目の問題だけでなく、背中の筋肉や肩こりにも大きく影響しています。
二の腕がたるむのは、普段からしっかりとひじを伸ばしていないから。料理や手仕事など、私たちが何かをするときには、大抵ひじは曲がっているものですよね。歩くときも、指先からひじまでしっかりと伸ばしている、という人は少ないもの。
試しにひじを伸ばして腕を振ってみてください。腕を後ろに引くときに背中の筋肉もぐっと引き締まるのがわかるでしょう。つまり、ひじを伸ばせば、背中も鍛えられるということ。今回ご紹介する二の腕エクササイズで、たるみの解消だけでなく、姿勢にも自信がつきますよ。
ひじを伸ばして、肩こり・腰痛も解消していきましょう。二の腕のたるみの正体は、筋力が衰えたことでたまる皮下脂肪。筋肉が衰え続けると、どんどん皮下脂肪をためこみ、上等な霜降り肉のような、脂身たっぷりの二の腕になってしまいます。つまり、たるみの解消には、筋肉を衰えさせないことが大切なのです。
腕の筋力と聞くとまず思い浮かべるのは、上腕にできる力こぶでしょう。ところが、いくら力こぶを鍛えてもたるみは解消されません。力こぶは上腕二頭筋と呼ばれる、ひじを曲げたときに力を発揮する筋肉。二の腕のたるみを解消するひじを伸ばす筋肉は、力こぶとは反対側にある上腕三頭筋なのです。
下に紹介した上腕三頭筋を鍛えるエクササイズ1でも、ひじを伸ばすときに意識を向けてください。エクササイズ2では上腕三頭筋をしっかりと引くイメージで。
エクササイズ中だけでなく普段の生活でもひじを伸ばすように意識すれば、たるみは解消されていきます。歩行中や待ち時間など、ふと思いついたときに伸ばしてみてください。特に女性は皮下脂肪をためやすく、男性に比べ二の腕がたるみやすいのです。毎日の習慣がたるみ解消には欠かせません。
また、たかが二の腕のたるみと侮るのもダメ。チェック1の右写真のように、ひじが伸びれば、自然と肩や背中にも力が入り姿勢も整います。ひじを曲げたとたん、肩や背中の筋肉が使えず、左写真のような状態に。二の腕のたるみは、腕の筋肉だけでなく肩や背中の筋肉の衰えにも影響します。二の腕のたるみ解消のために、しっかりひじを伸ばせば、肩や背中のエクササイズにもなって、肩こりや腰痛の解消にもつながりますよ。
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