足トラブルを自分で改善・予防#3

足の健康を保つための生活習慣!正しいお手入れ方法も

足の健康を保つための生活習慣!正しいお手入れ方法も

公開日:2023年10月26日

足の健康を保つための生活習慣!正しいお手入れ方法も

足の健康を保つため生活習慣は大切です。第3回は足のトラブルを未然に防ぐための「毎日のフットケア」と、足の負担を軽減しアーチを守る「正しい立ち方・歩き方」を紹介します。外反母趾と間違えやすい強剛母趾などさまざまな足の症状にも要注意です。

教えてくれた人:高山かおる(たかやま・かおる)さん

教えてくれた人:高山かおる(たかやま・かおる)さん

済生会川口総合病院皮膚科部長。一般社団法人「足育研究会」代表。医学博士。1995年、山形大学医学部卒業。足トラブルの治療法、セルフケア法を多くのメディアで発信。近著に『外反母趾、巻き爪、たこ・うおの目を自力で治す』(扶桑社刊)などがある。

オンライン講座

この記事で足トラブルについて解説いただいた医師の高山かおるさんに、足爪の手入れ等のセルフケアを習う講座です。ひざ・股関節・O脚対策になる歩き方、靴の履き方・選び方も教わります。
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トラブルを未然に防ぐ「足のお手入れ法」

足トラブルを防ぐ基本は、「毎日のフットケア」。指の間や足の裏など、異常がないか観察しながら、皮膚や爪のお手入れをしましょう。

お手入れ1:足を清潔に保つ

お手入れ1:足を清潔に保つ

入浴時、せっけんを泡立て、角質のたまりやすい足指の間や足裏なども含め、足全体を丁寧に洗います。入浴後は指の間まで水気をよくふき取り、かかとを中心にクリームで保湿を。

お手入れ2:爪はスクエアカットに

お手入れ2:爪はスクエアカットに

深爪や爪の端を大きく斜めに切る切り方は、巻き爪など爪トラブルの原因にも。爪の長さは指先とそろえてスクエアカットに。刃先が直刃の爪切りだと切りやすい。

足の負担を軽減する「正しい立ち方·歩き方」

悪い立ち方や歩き方のクセも、足のアーチの崩れを引き起こす大きな原因。正しく立つ·歩く方法を、日々意識するのが肝心です。

足の負担を軽減する「正しい立ち方·歩き方」

立つときは、耳、肩、股関節(大転子)、ひざ、外くるぶしより少し前が一直線になるように意識。足指をしっかり地面につけて重心を安定させます。

足の負担を軽減する「正しい立ち方·歩き方」

歩くときは軽く胸を張り、顔はまっすぐ起こし、おへそあたりから脚を前に出すよう意識。さらに正しい重心移動で、足のアーチが整います。

歩くときの重心移動の順番

歩くときの重心移動は、まずかかと(1)から着地し、重心を小指の付け根(2)に移動させます。次に親指の付け根(3)に重心を移して地面をとらえ、親指(4)で前方へ蹴り出します。

足トラブルはこんな症状にも要注意!

外反母趾と間違えやすい「強剛母趾(きょうごうぼし)」

MP関節の軟骨がすり減って炎症を起こすなどし、腫れや痛みが出ます。足が靴に当たらなくても強く痛む場合、外反母趾でなく強剛母趾の可能性が高いです。

足トラブルはこんな症状にも要注意!

皮膚が厚く硬くなる「タコ、うおのめ」

足指やその付け根の皮膚が、摩擦や圧迫で硬くなったもの。足アーチの崩れや合わない靴の負担を表すサイン。

ガサガサかかとの要因にも「水虫・爪水虫」

白癬菌という真菌(カビ)が、足の角質層に侵入して起こるのが水虫。爪が変色し厚くなった場合、同じ白癬菌が原因の爪水虫が疑われます。またかかとがガサつく場合、「角質増殖型」というタイプの水虫の可能性も。かゆみがほぼなく、感染に気付きにくいので特に注意。

突然土踏まずが痛む「足底筋(腱)膜炎」

足裏の「足底筋膜」という腱が炎症を起こし、土踏まずやかかとが痛みます。起床時や、歩き始めの一歩に痛みやすいのが特徴です。

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次回は、本当に合う靴の選び方についてお伝えします。

取材・文=新井理紗(編集部) イラストレーション=太田裕子

※この記事は、雑誌「ハルメク」2022年8月号を再編集しています

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