【セルフ診断】50代からの足トラブル予備軍?外反母趾・巻き爪をチェック
足トラブルを自分で改善・予防#4
足の変形・痛みを防ぐ!本当に足に合う靴の選び方
足トラブルを防ぎ足の健康を守る秘訣は、適切な靴選びから。足に合わない靴を選ぶことで、足トラブルにつながる足のアーチの崩れを増長させてしまいます。第4回の最終回は、医師の高山かおるさんに靴選びのポイントを伺いました。
INDEX
教えてくれた人:高山かおる(たかやま・かおる)さん

済生会川口総合病院皮膚科部長。一般社団法人「足育研究会」代表。医学博士。1995年、山形大学医学部卒業。足トラブルの治療法、セルフケア法を多くのメディアで発信。近著に『外反母趾、巻き爪、たこ・うおの目を自力で治す』(扶桑社刊)などがある。
この記事で足トラブルについて解説いただいた医師の高山かおるさんに、足爪の手入れ等のセルフケアを習う講座です。ひざ・股関節・O脚対策になる歩き方、靴の履き方・選び方も教わります。
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合わない靴は足のアーチの崩れを増長させてしまう
足トラブルは、ある意味“生活習慣病”です。加齢などで起こる足のアーチの崩れに、悪い姿勢や歩き方などの「足に負担をかける生活習慣」や、「合わない靴」のダメージが積み重なって、足のアーチの崩れを増長させてしまいます。
「日本の生活様式では、『靴の脱ぎ履きのしやすさ』を重視する傾向があるため、靴が柔らかすぎるもの、かかとや横幅がゆるいものを選びがちです。ぜひ、本当に合う靴を選びましょう。

足の変形・痛み予防、軽減の適切な靴選び
間違えると足トラブルを招いてしまう「靴選び」。正しい靴選びのポイントを高山さんに伺いました。
「足の機能を発揮でき、かつ足のアーチを保つ構造になっていることです」と高山さん。
特に、足の甲がしっかりと押さえられ、足指が自由に動かせるゆとりがあることが大事。足が靴の中でずれることなく、足の重心移動もスムーズにできるため、足の筋肉を十分に使え、アーチ構造を守れます」
また「靴を買うときにも注意が必要」と高山さん。
「必ず両足で履いて歩き、当たって痛む部分がないか確認します。足トラブルがあるなど靴選びに不安のある方は、シューフィッターのいる店に予約して行くのがおすすめ。適切なサイズやつま先の形などアドバイスしてくれます」
正しい靴選びの6つのポイント

- かかとが深くしっかりしていて、自分のかかとにフィットする
- ヒールの高さは3cmまでに
- 土踏まず部分が少し持ち上がった中敷きが入り、足のアーチをサポートしている
- つま先に1cmほどの余裕があり、5本の指を自由に動かせる
- 足の付け根部分(MP関節)でしっかり曲げられる
- 甲を覆う面積が広く、ひもやストラップなどでピッタリ押さえるよう調整できる
パンプスを履くなら形と「履く時間」に注意!

甲の覆いが浅いパンプスは靴の中で足がずれやすく、歩くのには不向き。なるべく負担を軽くするために、ヒールは3cm以内で太めの安定したものを。甲や足首にストラップがついていると、足が前に滑りにくくなります。履く時間を短くするため、歩く用の靴も持ち歩き、TPOで履き替えるのがおすすめです。
取材・文=新井理紗(編集部) イラストレーション=太田裕子
※この記事は、雑誌「ハルメク」2022年8月号を再編集しています
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