季節の変わり目は要注意!肌荒れの原因と対策方法
2023.11.272022年04月28日
その日焼け止めの塗り方は失敗かも!
マスク生活での上手な日焼け止めの選び方・塗り方
日焼け止めは毎日塗っていると思いますが、マスク生活の中で上手に塗ることができていますか。マスクをしているからといって、油断大的。美容ライター・中尾慧里さんが、マスク着用時の日焼けしにくい塗り方をご紹介します。
日焼け止めの必要性とは?
今やオゾン層の破壊による紫外線のダメージが、想像以上に深刻になりつつあります。昔よりも日光が厳しいと感じるのは、年のせいだけでもないような気がします。
ご存じのように、紫外線の肌に対する害は、乾燥やシミ、しわ、たるみ、くすみなどエイジングサインのすべての原因となります。最悪の場合は皮膚がんというリスクも。日々自分でできる防御策としては、日焼け止めを塗るというシンプルな方法があります。
家の中にも紫外線は降り注いでくるので、どんな日でも365日欠かさず日焼け止めを塗ることをおすすめしています。昨今は、パソコンやスマホなどから出ているブルーライトが肌のエイジングに影響を与えるという研究も進んでいて、ブルーライトをカットする働きもプラスされた日焼け止めが多数発売されています。
日焼け止めの選び方
自分に合う日焼け止めは、いろいろとトライして見つけるしかありません。口コミも大切ですが、デリケートな肌の人は特に、サンプルをもらって腕の内側に塗ってみて反応がないか、テクスチャーはどうかといったチェックをしてみましょう。
ほぼ家にいることが多いという人は、SPF20-30・PA+くらいの日焼け止めでも十分です。外出することが多いならSPF50・PA++++を。技術が進化しているので、SPF数値が高くてもベタつきや重さはなく、水のように軽いテクスチャーが増えています。また、マスク生活に対応できるよう、ムレやこすれに強いタイプ、花粉やウィルスなどもブロックするタイプ、肌荒れを予防するタイプなど豊富に揃っています。
在宅してる日にSPF値の低い日焼け止めをつけていて急に外出することになったら、スプレーあるいはパウダータイプの日焼け止めやUVカットつきのファンデーションを上から重ねれば大丈夫。
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中尾慧里流の日焼け止めの塗り方
日焼け止めの塗り方は、適量(アイテムによって違うので必ず説明書を読みましょう)を手に取り、一番日焼けしやすい部分(Tゾーンと頬の高い部分)から塗ります。5点塗り(おでこ、両頬、鼻、あご)にのせるのもいいですが、私は一番シミが出やすい両頬から塗り、残った量を調整しながらおでこ→鼻→あごとなじませていきます。
忘れがちなのが、目や口のまわり、こめかみ。量の調整は何度かやっているうちにつかめてきます。そして、顔全体に塗ったら再度適量をとって重ねづけします。私はさらに少量とって耳の後ろ、うなじや首にもなじませます。もちろん、ここはボディ用でもいいですが、顔に伸ばした残りを塗っておいても◎。
日焼け止めは、必ずスキンケアをした後で塗りましょう。保湿された肌に塗ることで乾燥を防ぎ、のびや持ちもよくなります。また、量はケチらないこと。必要量をきちんと塗った上での紫外線防止数値なので、少量だと効果が期待できません。
そして、紫外線は不織布マスクを通過すると言われているので、念のために顔全体に塗っておくといいと思います。マスクを外したときにうっかり日焼けするのを防いでくれます。また、デリケート肌用の日焼け止めなら、マスク荒れ対策にもなります。
日焼け止めは塗り直しが肝心! タイミングは昼過ぎに
日焼け止めは朝に塗ってそのまま一日過ごす、という人が多いと思います。私は外出することが多いので、つい塗り直しを忘れがち。やはり、汗や皮脂、マスクのこすれなどで(どんなに落ちないと書いてあっても)多少は落ちることもあるので、昼過ぎには一度落としてから塗り直しをするといいと思います。
めんどくさい、という人には(私もですが)、余計な皮脂などをティッシュで押さえたら、上から日焼け止めを重ねてつける、スプレーやパウダータイプの日焼け止め効果のあるアイテムをつけるといった方法も有効。
そして、夜は必ずクレンジングをして落としましょう。洗顔料で落とせるタイプもありますから、自分が使っている日焼け止めをチェックして。きれいにオフできたら、保湿と美白アイテムを使って次の日の肌に備えましょう!
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