シミを薄くする方法は?おすすめ美白クリームを厳選
2023.03.142018年07月27日
老化の8割は、紫外線対策にかかっている
肌を老けさせる最大の敵「紫外線」を知ろう
肌に老化をもたらすのは外的刺激が約8割。加齢による自然な老化は2割程度といわれています。外的刺激とは紫外線や大気汚染、ストレスなどのこと。なかでも大きな影響をもたらすのは紫外線で生じる「光老化」です。つまり日頃のケア次第で緩やかにできます。
紫外線を浴びると、肌にはどんな変化が起こるのでしょう?
目に見える変化は「シミ」だけではありません。「深く刻まれたシワ」も光老化によるものです。この場合の「深く刻まれたシワ」とは、目尻や額などにある表情ジワとは別物。顔中の肌が折りたたまれ、こわばったような固い質感になる、老人らしいシワだらけの肌になります。
また「たるみ」も光老化で加速します。ほうれい線が深くなるのも、緩んだあごも、これまでに無防備に浴びた紫外線の影響が大きいのです。
肌の中ではどんなことが起きているのでしょう?
肌に害をもたらすことがわかっている光は、波長が短い順番に紫外線B波(UV-B)、紫外線A波(UV-A)、可視光線のなかのブルーライト、赤外線のなかの近赤外線があります。
光には、波長が長いほど皮膚の奥に入りこむ性質があり、波長が短い紫外線B波(UV-B)は黒化紫外線と呼ばれ、肌の表皮にしか届きません。短いが強い光で、メラニンの産生を促します。もともとメラニンは、肌を紫外線から守るために存在する物質なので、ビーチで焼くと肌が黒くなること自体は、肌の正しい反応です。シミは、このメラニンが、必要なくなっても過剰に作られ続けた結果です。
対して、肌にシワやたるみをもたらすのは、老化紫外線と呼ばれる、紫外線A波(UV-A)です。表皮を通り抜け、真皮までしっかり到達。ハリをもたらす大事なコラーゲン線維やエラスチン線維を変性させます。
同時に紫外線は、細胞内に活性酸素を発生させます。活性酸素は、本来であれば自らの力で無害化することができるのですが、年齢を重ねた肌は、活性酸素を消去する能力が衰えているため、大量の刺激を受けると対応が追いつかず、野放し状態に。正常な細胞やコラーゲンを産生する能力が衰えてしまいます。また必要がないメラニンを作り続けるなど歯車が狂い始め、シワ、たるみ、シミといった老化の兆候が目立つようになってしまいます。
全力で防ぐ、消し去る。それが光老化への対処法
紫外線による老化を防ぐために必要なのは、紫外線を浴びないこと。それでも浴びて生じた悪影響は、速攻かつ全力で消し去ることです。紫外線カット剤をつける、帽子や日傘を使うことに加え、抗酸化力が高い成分を内外から摂ることを心がけましょう。自力で対応できないのなら、手をかければよいのです。
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リポーカプセル ビタミンC 30包入 7776円(税込/スピック 0467-24-1045)