知らないと損!美容の豆知識#33

ドロドロ崩れを回避!真夏のメイク直しはこうするのがベスト

ドロドロ崩れを回避!真夏のメイク直しはこうするのがベスト

更新日:2025年09月10日

公開日:2025年08月05日

ドロドロ崩れを回避!真夏のメイク直しはこうするのがベスト

普段乾燥肌の方でもこの猛暑の中ではさすがにちょっと外出しただけでも、汗や皮脂でメイクがドロドロに…。いろんなメイク直し方法がありますが、メイクのプロが普段から実践しているメイク直しテクニックを詳しく解説していきます!

今年も酷暑!少し歩いただけでメイクがドロドロ…

今年も酷暑!少し歩いただけでメイクがドロドロ…
sasaki106 / PIXTA

今年の夏も猛暑。少し歩いただけで汗が止まらずすぐにファンデーションもドロドロに。職場に着く前にはメイクが崩れていたり、友人とのランチを楽しみにしていたのにメイクが台無し!という方も多いのでは?

たとえファンデーションを厚塗りしていなくても、朝の段階できれいなベースメイクに仕上げていても、汗や皮脂で崩れてしまうのは仕方ないことでもあります。

ですので、正しいメイク直し方法を覚えておけば、真夏のメイク崩れも怖くなくなるはず!

今回解説していく真夏のメイク直し方法のポイントは、

  1. 汗や皮脂を残したままメイクを直すのは御法度
  2. 外出先で持ち歩くべきお直しツールを確認しよう
  3. 朝の仕込みも大切 

です。

今年も酷暑!少し歩いただけでメイクがドロドロ…
マハロ / PIXTA

繰り返しますが、夏は汗や皮脂で悩まされる季節。これらが原因で起こる肌トラブルも多いです。例えば毛穴の開きや黒ずみ、吹き出物などです。

メイク直しをする前は、必ず汗や皮脂を押さえましょう。汗や皮脂が残ったままファンデーションを重ねてしまうと、きれいにファンデーションが乗らずかえってムラっぽい仕上がりに。皮脂は時間が経つと酸化し、毛穴の黒ずみの原因にもなります。

メイク直しをしない場合でも、こまめに汗や皮脂は取り除いた方がいいです。汗や皮脂を残さないためのツールは、真夏は常に持ち歩くようにしましょう。

また、日中のメイク直しを楽にするためには、朝のベースメイクの段階での仕込みがとても重要です。崩れ防止に特化したベースメイクアイテムも種類豊富です。これらを駆使することで、そもそものメイク崩れを防ぐことができますし、メイク直しも時短で楽になります。

記事後半では、メイク直し方法はもちろん、どのように汗や皮脂を取り除けばいいのか?どんなお直しツールを持ち歩けばいいのか?崩れ防止アイテムにはどんなものがあるのか?などを詳しく解説していきます!

プロのメイク直し方法をマスター!真夏のお直しテクニックを解説

1.あぶらとり紙はマスト!ベースの手直しは事前準備がポイント

1.あぶらとり紙はマスト!ベースの手直しは事前準備がポイント
Obst / PIXTA

あぶらとり紙、最近は使う方が減ってきたような印象ですが、筆者は夏は常に持ち歩いています。記事前半でお話ししたように、汗や皮脂が残っているとメイク直し後の仕上がりに影響します。

わざわざあぶらとり紙を用意するのは面倒、という方は、ティッシュでも構いません。あぶらとり紙は汗や皮脂を吸着しつつ、繊維が肌に残らないので筆者はティッシュよりもあぶらとり紙を愛用しています。

ベースメイクがドロっと崩れてしまったら、あぶらとり紙やティッシュで優しく押さえるように取り去ります。肌を擦ったり拭き取ろうとすると摩擦で肌荒れをおこしてしまいます。使い方にも気を付けるのがポイント。

メイク直しをする際は、この事前準備を怠らないよう気を付けましょう。

2.保湿バームがあると、朝メイクしたてのような美しさに。メイク直し方法徹底解説

2.保湿バームがあると、朝メイクしたてのような美しさに。メイク直し方法徹底解説
shimi / PIXTA

メイク直しの事前準備が整ったら、保湿バームとベースメイクアイテムを使ってメイク直しを行なっていきましょう。

保湿バームとは?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。便利なメイク直しアイテムなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

筆者が普段使っているのはスティック上の保湿美容液です。固形バーム状になっており、持ち運びに便利なスキンケアアイテムです。

50代は汗や皮脂が出るといっても肌内部は乾燥している方が多いです。ただあぶらとり紙で汗や皮脂を取り去っただけではベースメイクはきれいに仕上がりません。お直し前のちょっとしたスキンケアも重要です。

汗や皮脂を取り去った後は、保湿バームを直接肌に滑らせ、指でくるくるとなじませましょう。ドロっと崩れた部分だけでなく、目元の小じわに入り込んだファンデーションにもなじませるのがおすすめです。指でポンポンとバームを密着させれば、つややかな肌に。

上からファンデーションを重ねれば、まるで朝メイクしたてのような美しい仕上がりが叶います。

ファンデーションを重ねる際は、固形のパウダーファンデーションを薄く、優しくすべらせるようになじませてくださいね。

文面だけだと少し面倒に感じますが、まるで崩れたとは思えないきれいな仕上がりに感動するはずです!

ちなみに筆者おすすめの保湿バームは「イプサ ザ・タイムR デイエッセンススティックe」です。ベタつかずみずみずしい仕上がりがくせになり、日中のメイク直しにも最適です。ぜひチェックしてみてくださいね。

3.崩れ防止アイテムをチェックしておこう

3.崩れ防止アイテムをチェックしておこう

メイク直しの手間がかからないようにするためには、朝の仕込みが大切です。

普段からメイク崩れが気になるという方は、夏はいつものベースメイクに「崩れ防止アイテム」を投入しましょう。

例えば「部分用下地」というものがあります。ファンデーションの密着をよくしたり、肌色補正をする全顔用の下地ではなく、特に崩れやすいTゾーンや頬の中心になじませる部分用の下地です。

この部分用下地は汗や皮脂を吸着するのに便利で、毛穴の凹凸を目立たなくさせるのにおすすめです。

一般的には、全顔用下地の前に使用するものが多く、米粒ほどの量を崩れやすい部分に、毛穴を埋めていくようにクルクルとなじませます。このひと手間を加えるだけで崩れにくくなり、日中のメイク直しも楽になります。

また、「フィックスミスト」といった崩れ防止ミストなどもあります。こちらは保湿用の化粧水ミストのようにメイクが完成した後上からシュッと吹きかけてメイクを固着させ、崩れにくくするアイテムです。テクニック要らずで崩れ防止と保湿両方の機能を備えているものもあるので、自分の肌悩みに合ったものが選べます。

筆者おすすめのフィックスミストは「コーセー メイク キープ ミスト EX + 」です。高い皮脂プルーフ機能でテカリも防止してくれます。

部分用下地は質感がマットになるものが多く、特にドロっと崩れやすい方におすすめ。崩れだけでなく、日中の乾燥が気になるという方は、ミストがおすすめです。


今年の夏は、絶対に崩したくない!いつでもきれいなメイクを保ちたい!という方、ぜひこの記事を参考に、崩れ防止テクニックをマスターしてくださいね。

ライターおすすめ製品

・イプサ ザ・タイムR デイエッセンススティックe 3410円
・メイク キープ ミスト EX + 1320円

すべて税込み価格、2025年7月時点

文:SAKI(メイク講師・美容ライター)

 

HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

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