木村友泉|大人のリンパ・からだケアLesson#1

リンパケアの基本★横隔膜をゆるめましょう【後編】

リンパケアの基本★横隔膜をゆるめましょう【後編】

更新日:2023年09月20日

公開日:2023年08月04日

リンパケアの基本★横隔膜をゆるめましょう【後編】

大人気リンパケアトレーナー・木村友泉さんに、大人女性のためのリンパケアを教わる連載がスタート。第一回はリンパケアの基本のき!リンパの要「乳び槽」を刺激してリンパ全体の流れを促進する「横隔膜をゆるめる動き」を実践していきましょう。

まずは「乳び槽」を刺激し全身のリンパの流れを促進!

この記事を読んでいる方(【#1前編】はこちら)の多くは、体じゅうが緊張や疲労でがちがちに凝り固まっていて、筋肉や関節を上手に使えない状態のことが多いでしょう。まずはその主要な部分を「ゆるめる」ことがケアの最初の一歩です。

そこで注目すべきが、リンパ管が集まる「乳び槽(にゅうびそう)」。リンパの要でもあるここを刺激すると、リンパ全体の流れを促すことができる上、横隔膜のポンプ作用で血流アップにも効果が!

横隔膜の下にあるため、横隔膜にアプローチすることで乳び槽を刺激することができます。その方法は、股関節から大腿骨(太もも)をゆらすこと。そうすることで、ろっ骨の下部にある横隔膜に振動が伝わり、その振動で乳び槽に刺激を与えることができます。

実践!太ももと股関節をゆらし「横隔膜をゆるめる」

それでは実践していきましょう! 
1.横隔膜と股関節に手を添える

動かす方の脚と同じ側の手を股関節、反対の手を横隔膜(ろっ骨の下部あたり)にやさしく置きます。

2.太ももと股関節を左右にゆらす

片足ずつ脚を小刻みに左右にゆらします。脚だけではなく、太ももや股関節からゆらすイメージで行いましょう。

3.反対側の足も同様に行う

この動きによって、大腿骨(太もも)の振動が大腰筋(大腿骨と背骨をつないでいる筋肉)を通して横隔膜に伝わります。

寝たままできるので、朝起きたときや夜寝る前にやるのがおすすめです。リンパと血流の流れが促されて、動かしやすくなるため、少しやるだけで、起き上がったときに脚が軽くなったことを実感できると思いますよ。

【動画】でよりわかりやすく解説します!

そっとふれるだけ「ゆらす」「ゆるめる」って、どんなこと?もっと詳しく学びたいと思った方は、ぜひ木村友泉さんが実演・指導するハルメク・オリジナル動画をご覧ください。

>>「木村友泉 大人のリンパケアLesson」動画を見る

リンパケア《ワンポイント★アドバイス》

顔たるみ解消にも「横隔膜をゆるめる動き」は効果的!

実は、顔のたるみ、シワを解消したいときも、まずは今回のように脚をゆらして横隔膜をゆるめる動きから始めるのが効果的なんです。

習慣化して続けていくと自然と体のゆがみが取れ、全身のリンパの巡りが良い状態になります。この状態で、顔のたるみ・シワに直接アプローチすると効果が出やすく、持続しやすくなります。

それに、横隔膜がやわらかくほぐれてくると、呼吸が深くなり、リラックス効果も高まります。酸素をたっぷり体内に取り込みやすくなるので、全身の代謝もアップ!肌や髪が若々しくなっていきますよ。

横隔膜まわりの筋肉がほぐれると、こんなに手が入るほどやわらかくなるのだそう!

ただし、勘違いしないでいただきたいのが、上の写真のように手が入るくらい横隔膜がやわらかくなるのが、このケアのゴールではないということ。

ゴールは「あなたの体」の凝り固まった筋肉がゆるんでリンパの流れが整い、最近、体の不調がよくなってきたな、前向きな気持ちでいられるな、と「あなた自身がで自分の心と体の変化を感じることができる」ようになることです。

その感覚を得ることで、「がんばりすぎ」「無理しすぎ」から、今後は自分でストップをかけられるようになっていくはずです。

まずは1か月、この「横隔膜をゆるめる動き」を習慣にしてみてください。きっと、あなたらしい心と体の変化を実感できるはずです!

次回は「顔たるみを解消するリンパケア」をご紹介します。どうぞお楽しみに!(※次回は9月5日公開予定です)
 


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木村友泉
木村友泉

1959年富山県生まれ。「LHJ(ライフ&ヘルス ジョイ)」代表。富山大学薬学部卒業。薬剤師として勤務するも薬での治療に限界を感じ、リンパケトレーナーの道を進む。現在は講演会や執筆など精力的にリンパケアの啓蒙に努めている。