肩こりの原因「巻き肩」も改善!
肩こり&ダイエットに!肩甲骨を動かす簡単&人気のウォーキング術
肩こり&ダイエットに!肩甲骨を動かす簡単&人気のウォーキング術
更新日:2025年07月05日
公開日:2021年12月10日
肩こりの原因は「姿勢」と「肩甲骨」にあり!

肩こりを生じる人の多くは、肩が前に出て内側に巻き込まれた姿勢(巻き肩)になっています。この姿勢になると、肩甲骨が背中の中心(背骨)から離れ、背中が張った状態に。血流も悪くなり、肩周辺が凝り固まってしまいます。
ウォーキングの「腕振り」は、肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、本来の正しい位置へ導いてくれるため、肩こり解消にはぴったり。特に「ノルディックウォーキング」は、肩甲骨を動かす効果が高く、肩まわりの筋肉を効率よくほぐすことができるとされています。
肩こり解消におすすめのウォーキング法
さっそく肩こりに効くウォーキング方法を紹介しましょう。ウォーキングのポイントは、ズバリ、腕の振り方。ここでは、2つの方法を紹介します。
1.手のひらを前に向ける方法
手をだらんと下ろしたとき、手のひらが太ももに沿うように内側に向きますか?肩こりの人は肩甲骨のずれによって、手のひらが後ろ側を向いてしまいます。
この方法では、手のひらを前に向け、胸を開いた状態をキープしながら歩きます。
>>肩甲骨が自然に引き寄せられる効果あり!
人目が気になる場合は、軽く手のひらを前に向けるだけでもOKです。
2.腕を後ろに大きく引く方法
腕を振るとき、後ろに大きく引く動きを意識する方法です。腕を後ろに引くことで肩甲骨がしっかり動き、肩のまわりの血流がアップします。
>>肩甲骨が背骨側に引き寄せられる感覚を楽しんで!
さらに、肩を後ろに引く動作は骨盤や下半身の筋肉も連動して動くため、脂肪を燃焼しやすくなります。
肩こり&ダイエットに効果的!ノルディックウォーキングって?

ノルディックウォーキングは、専用のポールを使って行う全身運動として1997年、北欧フィンランドで誕生した健康スポーツです。
元々、クロスカントリースキーの選手が雪のない夏の期間に体力維持のためのトレーニングとして行っていた高強度のエクササイズでしたが、これを簡易化して誰でも気軽に楽しめる形になりました。
通常のウォーキングに比べて体の90%以上の筋肉を使えると言われており、効率よくエネルギーを消費しながら健康維持や肩こり解消に役立つのが最大の魅力。また、自然の空気を体に取り入れながら行えるため、リフレッシュ効果も抜群です。
ノルディックウォーキングの具体的なやり方

ノルディックウォーキングは初心者でも簡単に始められます。基本のやり方は以下の通りです。
- 専用ポールを用意する: 身体に合った長さに調整できるポールを使用します。
- 姿勢を整える: 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて自然な歩幅で立ちます。
- 歩き方のポイント
- ポールを斜めに突きながら地面を押すように歩きます。
- 腕の振りで肩甲骨を動かすことを意識し、全身を使うように。
- 自然で無理のないペースで歩いてください。
運動初心者や体力に自信のない方は、低強度の歩き方や短時間から始めると安心です。
ノルディックウォーキングで得られる効果

ノルディックウォーキングは以下のような多彩な効果が期待できます。
肩こり改善
肩甲骨がしっかり動くことで肩周辺の筋肉がほぐれ、血流が改善。デスクワークやスマホによる肩こり解消に特におすすめです。
運動不足解消&心肺機能向上
全身を使った有酸素運動が可能なので、日頃の運動不足を解消し、心肺持久力のアップにもつながります。
筋力アップとダイエット効果
全身の筋肉を約90%以上使うため、通常のウォーキングより効率よくカロリーを消費し、ダイエットにも効果的です。
安全で安心なスポーツ
ポールを支えにして歩くため転倒リスクの軽減につながります。また、ひざや関節への負担も少なく、リハビリや高齢者の運動習慣にも最適です。
自然環境を活かしたリフレッシュ効果
公園や自然が豊かな場所で行うことで、新鮮な空気を体に取り入れながら楽しむことができ、ストレス解消にも役立ちます。
肩こりに悩んでいる方は、普段の歩き方を意識してみましょう。興味がある人は、ノルディックウォーキングを取り入れてみるとより効果的。
自然の中で歩くことで心身ともにリフレッシュしながら、快適な日常を取り戻せるでしょう!
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