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素朴な疑問ノルディックウォーキングって何?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
薄着の季節、ボディーラインのたるみが気になる今日この頃。慌ててエクササイズを始めたら、今度は筋肉痛で体のあちこちから悲鳴が……。
そんな話を友人にすると、「ワタシはダイエットのためにノルディックウォーキングを始めたの。気持ちいいし、おすすめよ!」と言われました。ノルディックウォーキングなんてスポーツあったかしら? でも、よく見てみると、友人はボディーラインがちょっとスッキリしてきたみたい。むむむ、気になる! 早速調べてみましょう。
ノルディックウォーキングとは
ノルディックは「北欧の」という意味の英語。その名の通り、北欧の国フィンランドで生まれた歩行運動なんです。専用のポールを両手に持って歩くだけという手軽さながら、全身を使う有酸素運動なので、普通のウォーキングより効果が高いとあって、世界的に愛好者が広がっているそうです。
歴史
北欧といえばスキー競技の本場として有名ですよね。ノルディックウォーキングも、現地のクロスカントリーチームが夏場の強化トレーニングとして、ポールを使ってウォーキングしたのが始まり。現地では1930年代から行われていたというから、90年近い歴史があるんですね。その後、1997年に誰でもできる気軽なスポーツとして紹介され、世界中に普及したそうです。
使用する道具
ノルディックウォーキングには専用のポールを使います。ポールは握りやすいようグリップ部分にストラップが付いていて、ポールの先端はアスファルトなどの硬い地面や、芝生や砂利道などの軟らかい地面でも歩きやすいように改良されています。歩き方や身長によって使用するポールの長さが違いますし、アルミ製かカーボン製でポールの重さや強度が違うので、購入する場合は専門家にアドバイスをもらう方がよいでしょう。
ウォーキングよりもエネルギー消費が高い
ノルディックウォーキングのやり方はシンプル。ポールを両手に持ち、地面をぐっと押しながら体を前に進めます。後は姿勢をよくして大股で歩けば完璧! これだけで体の90%もの筋肉を使うので、ポールなしで歩くより、エネルギー消費が20%もアップします。
歩き方は強度によって分かれますので、無理のないよう体力に合ったレベルで歩くようにしましょう。
- アグレッシブスタイル (運動強度・強)
腕を前に出し、しっかりと肘を伸ばして斜めにポールを突く歩き方。 - アグレッシブスタイル (運動強度・中)
腕を前に出し、肘はやや曲げ気味で同様にポールを斜めに突く歩き方。 - ディフェンシブスタイル ( 運動強度・弱)
ポールは垂直に突き、肘はやや伸ばし気味でスタンスが広めな歩き方。
ノルディックウォーキングはポールを使うので、膝や関節への負荷が少なく、膝が弱い方や高齢者でも安心してチャレンジできるそう。関節やお尻部分の手術をした方のリハビリにもいいそうですよ!
気軽に始められて、ダイエット効果があると聞いたら、やらないという選択肢はないわね! 全国で講習会が開催されているみたいだし、最初は歩き方を習うのもいいかもしれません。早速友人にポールを買えるお店を聞いてみようっと♪
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参照:ミズノ
イラスト:飛田冬子
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