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2020年06月20日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘がリビングで、YouTubeを見ながら踊っています。「そのダンス何?」と聞くと、「ハンドクラップよ、これで痩せるらしいよ」ですって。ダイエットにしては、ずいぶんと楽しそうです。なんだかうらやましくなったので、ハンドクラップダンスのことを詳しく調べてみました。
ハンドクラップダンスの誕生は2017年、韓国人のYouTuber、Josh(ジョシィ)とBamui(バミィ)が、YouTubeに公開したダイエットエクササイズです。動きは激しいものの、ノリのよい選曲と簡単な振り付けが人気となり、2019年には、日本の女子中高生が選ぶ「JC・JK流行語大賞」に選ばれ、全国の運動会や文化祭でも、ハンドクラップダンスが披露されているのだそう。
このダンスは、アメリカの「Fitz and the Tantrums(フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ)」というバンドの「HandClap(ハンドクラップ)」という曲で踊るのが基本です。1セット3分の振り付けなので、繰り返せば誰でも覚えられるはず。リズミカルに飛び跳ねながら、全身を大きく使い、途中で何度も手をたたくのが特徴です。
再びハンドクラップダンスが脚光を浴びています。理由は、新型コロナウイルスによる自粛太り対策といわれており、YouTubeの再生回数は、3700万回再生を超えています!(2020年6月現在)。このダンスを、3回、5回と繰り返せば、かなりの運動量になりそうです。いったいどれくらいのダイエット効果があるのでしょう?
ダンス1セット3分当たりの消費カロリーは、約30kcalといわれています。30分で300kcal、60分で600kcalの消費です。一方、ウォーキングは60分で300kcal、ランニングは60分で約400kcal、水泳は1時間で500kcal消費するそうです。比較してみると、ハンドクラップダンスのカロリー消費は、とても効率的といえるでしょう。
1kgの脂肪を落とすには、約7200kcalの消費が必要とされていますが、ハンドクラップダンスを1日60分毎日続けると、12日間で7200kcal消費されます。楽しく踊って、12日間で1kg痩せられるなんて理想的ですね。と言っても60分できる人はかなり体力のある人でしょうけど……。
ちなみに、ハンドクラップダンスには、「2週間で10kg痩せる」というキャッチフレーズが付いていますが、上記の計算で考えると、ちょっと無理があるみたいです……。実際にやった人の感想を調べてみたら、1日1時間を1週間続けて3kg減、1日15分を1か月続けて1kg減なんてコメントがありました。
このダンスは正しいフォームで行えば、脂肪の燃焼だけでなく、血行の促進や柔軟性アップの効果もあるのだそう。振り付けの途中に、ストレッチ運動も入っていますから、リフレッシュ効果も期待できるでしょう。
ハンドクラップダンスの人気が高じて、アレンジバージョンもいろいろでてきているみたい。例えばプロサッカー選手の長友佑都さんはスクワットなどのトレーニング要素を取り入れて「HANDCLAPダンストレーニング」を、自宅トレーニングで話題のYouTuber・竹脇まりなさんは、マンションでもできる「飛ばないHANDCLAP」を公開しています。
自分で踊って動画を上げている人たちの感想を見ると、1セット3分はとっても爽快、5セット15分は汗をかくほどきついみたいね。でも、達成感があるらしいし、ダンスだからとにかく楽しく続けられる!って点は共通でした。
ひとしきり踊った娘のスッキリした顔を見ていたら、ワタシもハンドクラップダンスでリフレッシュしたくなりました。これから娘と一緒にやってみます!
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参照:Dews
イラスト:飛田冬子
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