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「がんばってきたけれど、ダイエットがうまくいかない」。「しんどい!もうダイエットをやめたい」。そういった場合「血糖値ダイエット」に切り替えませんか?閉経後に太りやすくなる理由とともに解説します。
ダイエットがうまくいかない理由・原因は?
心して始めたダイエットも、思い通りに結果が出ないとストレスを感じたり、イライラしたりすることもありますよね。ダイエットがうまくいかない理由・原因は、いったい何でしょうか?
まずは、原因を突き止めることが成功するダイエットへの第一歩です。今のダイエットを見直して、原因に合った方法を見つけましょう。
理由・原因として考えられるのは年のせい?
ダイエットがうまくいかない理由・原因の一つとして、「若い頃よりも基礎代謝が落ちて痩せにくくなっている」など、年齢による影響があるかもしれません。
日本人女性の1日の基礎代謝量は、成長期のピークにあたる12~14歳で1410kcalと最も高く、徐々に減少して50歳以上では1100kcalを切ってしまいます。そのため、若い頃と同じダイエット方法を同じように実行していても、「うまくいかない」ということに。
代謝だけでなく、年を取ると胃腸や肝臓など、さまざまな臓器の機能が弱ってきていることも原因です。
理由・原因で大きいのは目に見えないストレスかも!?
ダイエット中は、「あれもダメ、これもダメ」といったマイルールや「○○しなきゃいけない」といった義務感に囚われがちです。
特に、以下のような傾向がある人は注意しましょう。
- 一時的にダイエットに成功しても、仕事などのストレスからリバンウンドをしてしまい、すぐに戻ってしまう。
- ダメと言われ続けてストレスがたまってしまい、我慢できなくなって挫折・失敗してしまう。
ダイエットがうまくいかない理由・原因は、自分でも気がつかないうちにストレスを溜め込んでいることかも知れません。
ストレスフリーな血糖値ダイエットのご紹介
ダイエットの方法は一つではありません。たくさんあるダイエット方法の中でも、ストレスの少ない血糖値ダイエットをご紹介します。
血糖値ダイエットは、「食べる物や飲む物の糖質をコントロールするダイエット方法」です。痩せるためには血糖値について知ることが大切です。
血糖値とインスリンの関係
まずは、血糖値ダイエットのカギとなる、血糖値とインスリンの関係から解説します。
- 炭水化物はブドウ糖へ。血糖値が上がるとインスリンが分泌される
私たちが口にしたものに含まれる糖分や炭水化物は、消化されてブドウ糖になり血液に入ります。そして、血液中の糖の値=血糖値が上昇すると、膵臓がインスリンというホルモン物質を分泌します。インスリンには、ブドウ糖が筋肉のエネルギーとして使われるように作用する特性があり、血糖値を下げる働きがあります。血糖値を調整するメカニズム=インスリンというわけですね。
- 一気に糖分が体内に入るとどうなる?
糖質を多く含む食品を空腹時に一気に摂取すると、インスリンの働きの許容量を超えてしまい、血糖値が急上昇してしまいます。インスリンの供給量が追い付かない状態となるため、余ったブドウ糖は脂肪となって肝臓・筋肉・脂肪細胞に蓄えられてしまいます。これが、太ってしまう原因です。
- 糖質の取り方を工夫する「血糖値ダイエット」
血糖値ダイエットは、血糖値が急上昇しないように糖質の取り方に気を付ける食事方法です。しかし、「甘い物や炭水化物は一切取らないで」という厳しいものではありません。炭水化物などの糖質も体に必要で大事な栄要素だからです。
- 血糖値ダイエットで注意してほしいこと
血糖値ダイエットでは、炭水化物や糖質の摂取量・取り方に注意が必要です。空腹時に炭水化物や糖質を一気に摂取するのは控えましょう。
また、血糖値が一気に上昇するのを防いで、消化をサポートするために、以下の方法も有効です。
- 食事の際に野菜や納豆・肉・魚などを先に食べて、その後に炭水化物などの糖質を取るなど、食べる順番に気を配る。
- 低糖質で歯応えや噛み応えのある玄米・雑穀米・全粒粉パン・十割そばなどの食品を取り入れ、噛む回数を増やすように心がけると、血糖値の上昇もゆるやかで満腹感を得やすく、食べ過ぎも防ぎます。
- 夕食を早い時間に取る、食事の量を調整するなど、食事のタイミング・内容を見直す。
糖質を多く含む食品を見分ける方法をチェック!
血糖値ダイエットは、糖質の摂取量や取り方に注意する方法で、基本的に細かなカロリー計算は必要ありません。
その理由は、糖質の多い食品は味覚や視覚で判断しやすく、それらの食べ方を工夫するだけで、血糖値をコントロールできるからです。
例えば、炭水化物の多い食品は、白米やうどん、パンなどの主食。糖質の多い食品は、甘いお菓子や果物など、なんとなくイメージがつくのではないでしょうか。
こうした味覚以外に、視覚で判断する方法もあります。糖質の多いメニューの特徴として、砂糖やうどん、ホワイトソースなど色の白いものや、片栗粉・コースターチを使ったあんかけなど、とろみのあるものが挙げられます。衣に小麦粉を使った揚げ物も見分けやすいですね。
注意したいのが野菜です。野菜の中にも芋類を中心に下記のように糖質の多いものがあります。
【品名&100g当たりの糖質含有量】
- じゃがいも(1個)・・・16.3g
- さつまいも(中1/2本)・・・30.6g
- さといも(2個)・・・10.8g
- ごぼう(1/2本)・・・9.8g
- とうもろこし(2/3本)・・・13.8g
キュウリの100gあたりの糖質含有量は1.9gですが、さつまいも100gでは30.6gと、15倍以上も糖質があることがわかります。その他、れんこん・たけのこ・トマトなど、糖質が多いことが直感ではわかりにくい野菜もあるので、注意しましょう。
調味料ではケチャップ・ソース・ドレッシング・ポン酢・焼き肉や納豆のたれ・はちみつ・めんつゆ・料理酒、小麦粉が使われている醤油なども、実は糖質が多く含まれる食材です。
また、野菜ジュースやサプリメント・栄養ドリンクにも注意が必要です。糖類を加えたり糖でコーティングしたりして味を調整している商品が多くあります。
健康に良い栄養素のいっぱい入った商品でも糖質を多く含む場合があるので、この機会に一度確認してみてくださいね。
年齢とともに血糖値のコントロールが大切に
年を取るとインスリンを分泌する膵臓の働きが鈍くなるため、血糖値を下げる働きも弱まり、若い頃と同じ食事のままだと「中年太り」につながってしまいます。
また、50歳前後は閉経によって、脂肪燃焼を助けてくれる女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するため、脂肪が代謝されにくくなるなど、太りやすい原因が重なってしまいがちです。
気付かぬうちに太ってしまうこともあるので、血糖値の数値を自分で確認・記録できると良いでしょう。血糖値の自己測定器は、インターネットで簡単に購入できます。
血糖値の自己測定器で測定してみると、「同じメニューを食べても、昼食後よりも夕食後の方が上がりやすいから夕食を特に気を付けてみよう」「白米を雑穀米や玄米に変えると、こんなに数値が違うのか」と、食事の時間・内容と血糖値の上がり方の関連性がわかってきます。
データを集めて、対策方法を検討しても良いですね。
魅力たっぷり!おいしい糖質対策商品が年々増えています
「血糖値ダイエットを始めたいけれど、いきなり炭水化物や甘い物を我慢するのは難しい」そんな時は、進化した糖質対策商品にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
糖質対策商品は、以前は栄養食品専門店でしか買えなかったり、一部のメーカー品でしか見かけなかったりしましたが、ここ数年で取り扱うお店や商品の幅もグンと広がりました。
糖質ゼロのビールやジュースなど、糖質対策をしたパンやお惣菜・お弁当・冷凍食品も良く見かけるようになりました。糖質対策商品を上手に食生活に取り入れて、無理なくダイエットを進めましょう。
糖質対策のされた宅配の食材やお弁当で料理の手間なし
ダイエットのためにメニューを考えることや調理の手間がストレスになっている人におすすめしたいのが、糖質対策ミールキットの宅配サービスです。届いた食材を使って、レシピを見ながら簡単な調理をするだけで、簡単に血糖値ダイエットに最適なメニューが完成します。メニューを考える手間も食材を買い出しに行く手間も省けて、ストレスが減りますね。
また、糖質対策のされたお弁当宅配サービスもあります。体調が悪い時や、時間が無い時にも心強い味方になるでしょう。
血糖値ダイエットは、無理せず続けられる健康的なダイエット方法です。これまでのダイエットがうまくいかないと感じている人は、血糖値をコントロールする食事方法を始めてみませんか?
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