公開日:2020/11/26
年を重ねるとともに、胸よりもお腹の方が前に出てきたような気がする。そんなぽっこりお腹を生み出す原因に徹底アプローチした対策方法をお伝えします。骨盤の歪み、便秘、むくみ、腹筋のゆるみ、水太りなど、あなたの解消したい原因別にトライしてみて。
すっきりとしたお腹、キュッとしたお尻の持ち主は、健康運動指導士の谷玉惠(たに・たまえ)さん、なんと73歳! 谷さんが実践する、骨盤の歪みを取る体操を教わります。まずは、ぽっこりお腹とお尻が垂れる原因になる骨盤の歪み(ゆがみ)について解説。骨盤の歪みを生む生活習慣を送っていませんか? まずはセルフチェックを!
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続いて、骨盤の歪みを整えられる、骨盤ふりふり体操のやり方を解説します。前のめりの小股歩きや、がに股歩き、ペタペタ歩きなどの“老け歩き”になっていませんか? 歩く前に、骨盤ふりふり体操を行うことで、歩くだけで美しい姿勢と体をつくることができます。姿勢や筋肉に意識を向けることを習慣化するだけでも、“ラクだけど体に悪い姿勢”の抑止力になりますよ。動画で動きを解説します。
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テーブルにひじをついて丸くなったり、だらしなく足が開いてしまう “老け座り”と姿勢の悪さも、骨盤が歪む原因です。50代からの女性にありがちなのが、骨盤が後傾する座り方です。また反り腰もNG。ちゃんと姿勢を正し骨盤を起こして座るようにしましょう。「座りながらの骨盤ふりふり体操で、自然とお腹と背筋が伸び、ひざが閉じるはずです」と谷さんは話します。
背すじがシャンとした正しい姿勢を作るための、座りながらの骨盤ふりふり体操にレッツトライ!
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骨盤のゆがみを解消し、美しい姿勢と体をつくるには、骨盤を上下・左右にも動かして調整しましょう。骨盤は前後だけでなく、左右上下にゆがんでいることもあります。体が温まっているときに、前後と合わせてやるとより効果的。動き方は、動画で解説しています。
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骨盤の歪みだけでなく、水や便、ガスがたまることも、ぽっこりお腹の原因になります。「腸の動きが鈍いと水や便、ガスがたまって体がむくみがちになります。これが、ぽっこりお腹の原因です」と話すのは、“養腸”を提唱・実践している真野わかさんです。真野さんが研究したメソッド「腸もみ」で、むくみ・便秘が改善された体を目指しましょう!
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ぽっこりお腹から脱却できない悪循環の原因をさらに挙げると、体の中で最も大きな関節である「股関節」まわりの筋肉が硬く、動きにくい状態になっていることがあります。股関節まわりの筋肉が硬くなると、血管やリンパ管が圧迫され、むくみが起こりやすくなってしまいます。筋肉をゆるめ、癒着している筋肉をはがし動かすようにしましょう。
1日1回、続けるだけで、筋肉がゆるみ、すっきりとした体になります。リンパケアトレーナー・木村友泉さんのぽっこりお腹解消法を動画でご紹介します。
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ぽっこりお腹を解消!筋膜はがし&リンパケア
骨盤の歪みや腸内・股関節の滞りを解消したら、腹筋を鍛えましょう! 中年太りの原因は、筋力低下に伴う基礎代謝量の低下も挙げられます。よって50代の運動ダイエットでは、無理なく脂肪を減らし筋肉量を増やしていきましょう。ダイエットにオススメの簡単腹筋運動「タオル腹筋」のやり方を解説します。
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【動画】簡単運動ダイエット!お腹ぜい肉にタオル腹筋
夕方になると脚がパンパン、朝は顔が何だか腫れぼったいなど、誰もが経験したことのある「むくみ」。実は脚や顔だけでなく、お腹もむくみます。
「ぽっこりお腹の中身は何かというと、まずは皮下脂肪。あとは、臓器や筋肉、細胞の中や、細胞と細胞の間など、体内のあらゆる部分にたまった余分な水です。これらの余分な水がお腹全体の厚みを増やすために、お腹がぽっこりと出てしまうのです」と話すのは、不定愁訴に詳しい心療内科医の森下克也さん。
体の中にたまった余分な水をうまく排出して、体内の水の巡りをよくする毎日の水の飲み方をお伝えします。
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むくみを解消! 水の飲み方ひとつで変わります
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