肌の黒ずみの改善法や落とし方、ケア法をチェック

肌の黒ずみの原因は? 様々な黒ずみをなくす対処法

公開日:2020/11/08

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気になる肌の黒ずみ。しかし、黒ずみの原因や対処法をよく知らないという人も多いのではないでしょうか。当記事では、黒ずみの種類や原因、治療法・対処法をご紹介していきます。

黒ずみ
肌の黒ずみの改善法や落とし方、ケア法

あなたの黒ずみの原因は?肌の黒ずみチェックシート

あなたは何の黒ずみ? 黒ずみチェックシート

肌の黒ずみにはさまざまな種類があります。あなたが気にしている黒ずみはどれなのか、チェックシートとともに黒ずみの種類を説明していきましょう。

肌の黒ずみチェックシート

  • 体を洗うときにナイロンタオルやボディブラシを使って強くこすっている
  • タイトな下着をつけている
  • 合成繊維の服をよく着ている
  • カミソリを使って脇毛の処理をしている
  • ニキビや蚊に刺された部分をいじってしまう
  • 合わない化粧品を使い続けている
  • 肌にかゆみがある、かゆい
  • 鼻や頬の毛穴に黒い角栓が詰まっている
  • 毛穴が目立つ部分を触るとざらつきがある
  • 紫外線ケアをしていない

黒ずみの種類

黒ずみの種類にはどの様な物があるのでしょうか?

【黒ずみの種類1】摩擦性黒皮症

ナイロンタオルやボディブラシを使って強くゴシゴシと体を洗っている人や、タイトな下着をつけている人、合成繊維の服をよく着ている人に起こりがちな黒ずみが「摩擦性黒皮症」です。

「摩擦性黒皮症」は、肌が繰り返し摩擦されることにより、皮膚にメラニン色素やその他の物質が沈着してしまい、肌の色が黒っぽく変化した色素沈着のことをいいます。

【黒ずみの種類2】炎症性色素沈着

「炎症性色素沈着」は、ムダ毛処理の際にカミソリや毛抜きを使っている人や、ニキビや虫さされなどの皮膚の炎症をいじってしまう人、合わない化粧品を使い続けている人に発症しやすい黒ずみです。

炎症が起きている皮膚が茶色い色素沈着を起こすことを「炎症性色素沈着」といいます。

【黒ずみの種類3】毛穴の黒ずみ

顔の黒ずみの大きな要因は、毛穴の黒ずみかもしれません。毛穴の黒ずみは、鼻や頬の毛穴に黒い角栓が詰まっていたり、毛穴が目立つ部分を触るとざらつきがあったり、紫外線ケアをしていない人に現れやすい傾向にあります。

黒ずみの原因

それぞれの黒ずみはどの様な原因で生じるのでしょうか?

【摩擦性黒皮症の原因】強い刺激を長期間過度に加える

黒ずみの主な原因となっているのが、摩擦や刺激です。例えば、ナイロン製のタオルやボディブラシでゴシゴシと強く肌をこすったり、締め付けの強い下着をつけたりすることで、黒ずみが発生しやすくなります。

【炎症性色素沈着の原因】皮膚の炎症・かぶれ

合わない化粧品を使ってしまったこと等によるかぶれや、ニキビや虫さされなどによる炎症をいじったりすることも黒ずみの原因になります。炎症を起こしている部分をこする、よく触ってしまうことが肌への刺激になり、メラニン色素が過剰に生み出されて黒ずみになってしまいます。また、かゆみを我慢できず掻いてしまうことで肌の傷となり、その傷痕が色素沈着を起こし、黒ずみになってしまうのです。

黒ずみ(色素沈着)が起こりやすい部位とは?

黒ずみ(色素沈着)が起こりやすい部分はどこなのか、お伝えしましょう。

【黒ずみが起こりやすい部位1】ワキ・腕の外側・ひじ・膝

黒ずみが起こりやすい部分の一つが、ワキです。ワキは、毛を処理するときにカミソリや毛抜きを使うと刺激を受けやすく、炎症を起こしやすい部分です。衣類などによる摩擦によっても、黒ずみが発生しやすくなります。

また、腕の外側・ひじ・膝も黒ずみが起こりやすいといわれています。例えば、頻繁にひじをついたり、膝をついて立ったりすると黒ずみが発生しやすくなります。ナイロンタオルやボディブラシを使ってゴシゴシと皮膚をこするのも、黒ずみを発生させる原因です。

【黒ずみが起こりやすい部位2】ビキニライン・デリケートゾーン

ビキニラインやデリケートゾーンも要注意。下着の締め付けや布のこすれ、またトイレットペーパーで強くこすったり、ナプキンなどのかぶれでも色素沈着が起こることがあります。

【黒ずみが起こりやすい部位3】顔・全身

顔や全身の肌に炎症が起こることで、黒ずみができることもあります。肌に合わない化粧品を使い続けたり、ニキビや吹き出もの、傷などをいじったり、過度に触れないようにしてください。

黒ずみ(色素沈着)の落とし方・改善・治療方法

黒ずみは皮膚科で改善・治療できることもあります。皮膚科での黒ずみの治療法をご紹介していきましょう。

【黒ずみの落とし方・改善・治療方法1】レーザー治療

黒ずみの治療法の一つに、レーザー治療があります。これは、黒ずみ部分にレーザーを照射し、メラニン色素を少しずつ破壊していく方法です。摩擦性黒皮症などの比較的深い部分の黒ずみにも効果があります。色素沈着の黒ずみはもちろん、毛穴の黒ずみにもある程度の効果が見込まれます。

【黒ずみの落とし方・改善・治療方法2】ピーリング

肌に薬剤を塗り、黒ずんでしまった古い角質を取り除き、新しい肌の再生を促す治療法が「ピーリング」です。摩擦性黒皮症のような深い部分の黒ずみには効果があまりありませんが、浅い部分の色素沈着には効果的です。ピーリングを行うと、肌のターンオーバーを正常に導く作用もあり、色素沈着による黒ずみを軽減してくれます。

【黒ずみの落とし方・改善・治療方法3】薬

黒ずみに作用する塗り薬や飲み薬による治療もあります。塗り薬には、「肌の美白剤」と呼ばれる「ハイドロキノン」や肌のターンオーバーを早める「トレチノイン」を配合したクリームが。飲み薬には、「ビタミンC」や「トラネキサム酸」などがあります。

黒ずみ(色素沈着)治療の費用・保険適用の有無

黒ずみ治療の費用は、どのような治療をするかによって変わります。レーザー治療は1回1万円程度〜、ケミカルピーリング治療は1回5000円程度〜です。なお、黒ずみ部分の大きさや、部位によって治療費用は異なるので、受診する病院のホームページを確認したり、初診の際に聞いてみるとよいでしょう。

保険については、疾患によって適用が認められているものもあります。こちらも初診時に確認することをおすすめします。

黒ずみ(色素沈着)の予防ケア方法

黒ずみを予防するにはどんなケアをすればよいのか、解説していきます。

【黒ずみの予防ケア1】摩擦を減らす

黒ずみの大きな原因は摩擦による刺激です。この原因となる摩擦を減らすことが黒ずみ予防になります。例えば、

  • 締め付けのきつい下着をやめる
  • ナイロンタオルやボディブラシを使わない
  • ゴシゴシと体を洗わない
  • トイレットペーパーやティッシュペーパーを使うときはやさしく使う

などです。すぐにできることばかりですので、実践してみてください。

【黒ずみの予防ケア2】炎症・かぶれをなくす

皮膚の炎症やかぶれを発生させないようにするのも黒ずみ予防の一つです。炎症を起こしがちなセルフ脱毛をやめたり、ニキビや虫さされなどの炎症は薬などで抑えるようにしましょう。今の時期はマスクで肌が蒸れないように工夫してみるのもよいでしょう。

【黒ずみの予防ケア3】ターンオーバーを正常に保つ

肌のターンオーバーが乱れていると、メラニン色素が肌に留まり続け、そこが黒ずみとなってしまいます。ターンオーバーを正常に保つには、栄養バランスのよい食事やビタミンCなどの積極的な摂取など、食生活にも気を付けましょう。また、睡眠をしっかりとることも、黒ずみの緩和に有効です。

毛穴の黒ずみの原因とは?

毛穴の黒ずみはなぜ起こるのでしょうか。その原因を解説します。

【毛穴の黒ずみの原因1】毛穴の詰まり

毛穴の黒ずみの原因は、毛穴に皮脂や角質(タンパク質)が詰まって角栓ができ、それが酸化して黒くなるためです。肌のターンオーバーが乱れていると、皮脂や角質が排出されにくくなり、角栓が出来やすくなります。

【毛穴の黒ずみの原因2】メラニン色素の沈着

毛穴の黒ずみをよく見ると、毛穴のまわりが黒ずんでいることがあります。この黒ずみの正体は、メラニン色素です。なぜそうなるのかというと、ニキビや吹き出もの、強い刺激などによって毛穴のまわりに炎症が起きたことで、メラニンが大量に蓄積され、それが黒ずみとなってしまうからです。

毛穴の黒ずみの対処方法・治し方とは?

毛穴の黒ずみの対処法、治し方をご紹介します。お悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。

【毛穴の黒ずみ対処法・治し方1】やさしく丁寧に洗顔する

毛穴の黒ずみには、皮膚を清潔に保つことが大切です。洗顔をする際には、たっぷりの泡を顔の上で転がすようにします。眉間や鼻、あごのTゾーンはとくに皮脂や汚れが詰まりやすい部分なので、丁寧に洗ってください。

【毛穴の黒ずみ対処法・治し方2】メイクをしている状態はなるべく短時間に

毛穴をふさぐ原因となるのがファンデーションです。ファンデーションは毛穴に入り込みやすいので、メイクをしたときはしっかりクレンジングで落としましょう。また、メイクをしている状態をなるべく短くするのもおすすめです。家に帰ったらすぐにメイクをオフして、毛穴に入ったファンデーションを取り除くようにしてください。

【毛穴の黒ずみ対処法・治し方3】規則正しい生活を送る

毛穴の黒ずみを解消するには、肌のターンオーバーを正常化させるとよいでしょう。そのためには、十分な睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事を取るように心掛けてください。

黒ずみにとって、摩擦と炎症は大敵になります。できるだけ肌はこすらず、やさしく洗うようにして、炎症があれば抑えるようにしましょう。また、黒ずみが気になるのであれば、クリニックで治療することも一つの手段です。治療や対処・ケア法で、黒ずみのない肌を目指しましょう。

肌の黒ずみについて教えてくれたのは?
よしクリニック院長 中野 貴光

よしクリニック院長 中野 貴光

幼児期に重度の熱傷となり皮膚移植手術を受けて一命を取りとめた経験から形成外科医を志す。筑波大学医学部卒業後、複数の病院で形成外科と美容医療に従事した後、令和元年に東京練馬区によしクリニックを開院。患者の立場に立ったわかりやすい説明と丁寧な治療で信頼を集めている。

 

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ハルメクWEB編集部

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