「60の手習い」始めました(10)

60過ぎてからの筋トレは要注意!?プラスすべきは…

公開日:2022.06.29

日舞のための筋力づくりを始めたのはいいのですが、やればやるほど、足腰が弱くなっていくような……。これは老化か? 病気か? と、気まで弱くなっていた時に光明が見えてきました。

60過ぎてからの筋トレは要注意!?プラスすべきは…
筋肉づくりも若い頃と同じではいけません

日舞の上達には筋トレ必須

日舞の上達には筋トレ必須
つま先あげ、かかとあげの運動。結構じわじわ効きます

脚のカクカクを直すべく筋トレを決意したところ、先生から「日舞に効く筋トレがあるのよ」と教えられ、早速ネット検索です。

日本舞踊は体幹必須、筋トレ必須の、見た目以上にハードなもののようで、トレーニング方法もいろいろありました。

女踊りで特に使うのが脛の筋肉。体幹はある方かなと自負していたので、とにかく脚力をつけることにしました。

自分に合いそうなものをチョイスして、さっそく朝晩開始。スクワット、かかと歩き(つま先上げ)、かかと上げ、腿上げ、この4つに絞りました。脛の筋肉は普段使うことがないので、鍛えがいありです。

これでひと月もすれば、先生もびっくりするほど、動きがよくなるはず! と高を括ったのが大間違い! でした。

これは、もしや老化?

これは、もしや老化?

考えてみれば、50代後半は体のことなどほとんど考えていませんでした。介護とコロナで、すっかり体はこわばって、足腰は想像以上に弱くなっていたのです。

しんどいけれど、60歳の今、鍛えなおさないと後は坂道を転がり落ちるばかりよ、がんばらなくては! そんな意気込みだったのですが、現実は正反対に、足取りはますますおぼつかなくなっていったのです。

これは、何かの栄養が足りないに違いない。ひょっとしたらビタミン? それとも野菜?

そこで、私の元気の源! とばかりに、せっせと青汁やビタミンCなどを摂ったのですが、事態は一向に改善せず。 しんどさはそのままで、次第に朝起きる時に、脚がふらつくようになったのです。

脚力はますます弱くなって、体も重たい。やっぱり太っているせいかしら……。それとも、これが老化というもの??

必要だったのはタンパク質!

必要だったのはタンパク質!

もんもんとしていたら、たまたま見ていたテレビに光明が!

それによると夜寝ている間、筋肉に蓄えたタンパク質を生命維持のために消費するのだとか。

夜にしっかりタンパク質をとっていないと寝ている間に消費されて、朝には筋力を維持するタンパク質が不足してしまうそう。特に年配者は1日3回20gずつ、計60gを摂取するといい、というものでした(体重のkgをgに変えるとよいとも)。

タンパク質20gとは卵2個分、あるいは牛丼1杯ぐらいのようなのですが、私は夜ごはんは野菜中心にしていたのです。

これでは、筋トレすればするほど、朝ふらふらになってしまう! これほどタンパク質が重要だったとは考えおよばないことでした。

とりあえずタンパク質を摂取をしなくては!

 

■もっと知りたい■

くわい

60歳になり、子育て・介護も終え、人生最後のステージへ。今まで想像できなかった60代!意外に楽しめる年代なんだと実感。今までやれなかったこと、いろいろと計画中。昔から考えいてた「60の手習い」は、ちょっとハードルが高い日舞を無謀と言われつつ選択。人生初は人生の終わりまでつきあっていけるでしょうか。

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