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2019年12月27日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
天気がいいので、カーテンを洗おうと取り外していたら、網戸の汚れにギョッとしたワタシです。大きな声では言えませんが、実は昨年の年末の大掃除以来、網戸の汚れを「見なかったこと」にしていました(反省しています……)。
面倒なイメージが付きまとう網戸掃除ですが、簡単なお掃除方法はないのかしら?調べてみると、わざわざ網戸専用の洗剤やお掃除グッズをそろえなくても、家にある物で十分きれいになるようです。それに、網戸を外さなくても掃除できるんですって! これまでワタシは毎回外していました。
基本的な網戸掃除の順序は、最初にホコリを払い落とす、次に汚れを拭き取る、最後は水分を拭う、という3ステップです。いきなり雑巾でゴシゴシ拭きたくなりますが、それでは雑巾が真っ黒になるだけで、かえって汚れが固まって落としづらくなります。まずは網戸が乾いている状態でホコリを払い落とすことが大切です。
網戸のホコリを払い落とすには、目の細かい洗車ブラシや、たわし、ボディブラシ、お風呂掃除のブラシなどが適しています。また、静電気でホコリを取ってくれる「ストッキングだんご」もおすすめ。ストッキングだんごの作り方は、使い古した靴下を筒状に丸め、伝線したストッキングの片足分に入れてクルクルと丸めるだけ。ストッキングだんごのサイズはたわしくらいです。不要な物を使って使い捨て掃除用具ができちゃうなんて、いいですよね!
ホコリは、網戸を外側から内側に向けて払い落とすのが効果的ですが、あらかじめ網戸の内側に新聞紙を貼っておくと、室内の汚れを防止できます。また、サッシにたまっているホコリも、乾いた状態のときに払っておきましょう。
ホコリを落としたら、いよいよ網戸にこびりついた汚れを拭き取ります。洗剤は、中性洗剤や石けんを泡立てたものを使いますが、汚れがひどくない場合、水だけでもいいそうです。拭き掃除に使うのは、固く絞ったぬれ雑巾やスポンジです。2枚の雑巾、もしくは、雑巾とスポンジで網戸を挟んで上から下へ一定方向に網戸を拭いていきます。頑固な汚れの部分は、クリームタイプのクレンザーと使い古した歯ブラシでこすり落とします。
仕上げに、ぬれ雑巾で網戸に残っている洗剤や水分をしっかりと拭い、サッシの汚れも忘れずに取ります。サッシはホコリや泥がたまっているので、掃除機で吸い取ってしまうのがいいのですって。部屋の中を掃除するときのノズルがサッシの掃除で汚れてしまうのが気になるときは、トイレットペーパーの芯を斜めにカットして「使い捨てノズル」を作るといいそうです。
面倒な網戸掃除はコツをつかんで一気に終わらせてしまいたいですね!
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参照:野村不動産グループカスタマークラブ プロ直伝のお掃除術
イラスト:飛田冬子
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