50代女性におすすめの資格・定年のない仕事を紹介!
2023.04.032023年06月20日
素朴な疑問
インティマシーコーディネーターとは?どんな仕事?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
夕飯を作っていたときのこと。ダンナさんが熱心にテレビのドキュメンタリーを観ていたので「何の特集なの? 」と聞いてみると「インティマシーコーディネーターだよ! 」とひと言。
「へー! そうなのー! 」とは言ってみたけれど、インティマシーコーディネーターって何かしら? 初めて聞きました。ちょっと気になるので調べてみることにします!
インティマシーコーディネーターとは
インティマシーコーディネーターとは、映画やドラマの撮影現場において、主にインティマシーシーン(性的なシーンやヌードシーン)を演じる俳優と監督の間に立ち、調整(コーディネート)する仕事のことです。
インティマシーシーンの撮影は、俳優にとって精神的、身体的なハラスメントにつながりやすいため、コーディネーターは俳優の心身の安全を守るための交渉や演技支援を行うと同時に、監督の希望する演出を実現できるよう最大限にサポートします。
具体的には、俳優と作成側との打ち合わせなどの事前準備から撮影の立ち会い、撮影後でも俳優からの質問や懸念点を制作側に伝えて解決するなどの業務を行います。また、必要に応じて衣装や前貼りの用意、インティマシーシーンの振り付けまで行うことも。
インティマシーシーンは、映画やドラマの中で重要な役割を担うことも多いため、俳優がリラックスして演技に集中できるような環境づくりをすることが、インティマシーコーディネーターの重要な役割なのです。
日本でもインティマシーコーディネーターが活躍している
ハリウッドでの#MeToo運動が発端となり、アメリカなどで起用され始めたインティマシーコーディネーターは、世界的に急激に需要が増えており、日本でも活躍の場が広がりつつあります。
現在、インティマシーコーディネーターの資格が取得できる機関は、アメリカのIntimacy Professionals Association(IPA)など欧米諸国にあり、定められたプログラムを英語で受講することで取得できます。
日本では現在、西山ももこさんや浅田智穂さんが、IPAの資格をもって活躍中。2021年に日本で初めてインティマシーコーディネーターが導入された映画が作成されて以来、さまざまなドラマや映画で起用され、活躍されています。
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イラスト:飛田冬子