「ずつ」と「づつ」どっちが正しい表記?
2023.02.012023年01月27日
素朴な疑問
修正と訂正の違いって?意味や使い方
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この間、おせんべいを食べながらのんびりお茶を飲んでいると、何やら娘と息子が言い合いを始めました。ああでもない、こうでもないと議論を重ねています。どうしたんだろうと思っていると、ついにワタシに声が掛かりました!
「お母さんは修正と訂正、何が違うか知ってる?」
もちろん!と答えるつもりが……今まで違いがよくわからないまま使っていたことに気付いたワタシ。一体どんな違いがあるのかしら?早速調べてみました!
修正と訂正の違いって?
「修正」と「訂正」は似た言葉ではあるものの、両者には大きな違いがありました!まずは2つの言葉の意味をそれぞれ見てみましょう。
- 修正
不適当な部分・不十分な部分など良くない点を改善すること - 訂正
誤りを正すこと
修正と訂正の大きな違いは「明らかな誤り」があるかどうか、という点です。
「訂正」は文章・言葉の誤字脱字や内容の明らかな誤りがある場合に使われます。そのため、訂正という言葉を使う場合「自分に誤りがあったことを認める」という意味も含まれることになります。
誤りではないものの、より良いものにするために改善する場合は「修正」が使われます。
ざっくりいうと、直すことを広く「修正」といい、その中でも明らかな誤りを正す際に「訂正」が使われるイメージですね!
修正と訂正の使い方・使い分け
では、修正と訂正はどのように使うのがいいのでしょうか?これらの言葉がよく使われるビジネスシーンの場合を例に、修正と訂正の使い方・使い分けを見てみましょう。
- 「修正」の使い方
改善を依頼するときや、相手に間違いがあったときに使う - 「訂正」の使い方
自分に間違いがあったときに使う
相手に間違いがあった場合、意味としては「訂正」が合っていますが、「修正」の方が、改善という前向きなニュアンスでやんわりと相手のミスを指摘できます。
一方、自分に間違いがあった場合は、その間違いを認めて正すという意味で「訂正」を使用します。テレビなどでも誤りがあった際に「訂正してお詫び申し上げます」と表現しているのを聞いたことがありますよね。
修正と訂正、たった一文字の違いですが、上手に使い分けたい言葉です。日本語って奥が深い!
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参照:Oggi.jp
イラスト:飛田冬子