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2022年08月07日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
よく街で「祝祭日は休業します」なんて看板を見かけるけれど、祝日と祭日って同じものなのかしら?
カレンダーを見てもよくわからず、気になったので調べてみました!
実は現代の日本に祭日はなく、休日はすべて祝日となります。祭日という規定があったのは戦前までで、皇室の行事にまつわる日が祭日として扱われていました。
しかし、戦後、GHQ(連合国最高司令官総司令部)の指示によって、皇室に関連する祭日はなくすことが決められ、代わりに祝日を定めることになったのです。
戦前の祭日の一部は、以下のように現在の祝日に変わっています。
以前は祭日とされていた日が、このように祝日として残っていて、戦前、戦中を過ごした世代の人が「祭日」という言葉を使用していたことから、現在も祭日という言葉が残っていると考えられます。
国民の祝日は、「国民の祝日に関する法律」で定められていて、「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」とされています。
現在の祝日は1年間で16日あり、日にちが固定されているものと、「〇月の第〇月曜日」のように定められているものがあります。
また、春分の日と秋分の日は、国立天文台が毎年2月に翌年の暦象年表を発表し、それに基づき閣議決定され日付が確定します。
令和4年と令和5年の国民の祝日は以下のようになっています。
【令和4年(2022年)の国民の祝日一覧】
【令和5年(2023年)の国民の祝日一覧】
昔は「祭日」をお祝いするために、家の軒先に国旗を掲げる家庭もあったといいます!祝日は、心も体も休めてゆっくり過ごしたいものですね。
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参照:TBS
イラスト:飛田冬子