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2022年06月24日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近時間が空いたときに、子どもたちが小さいときに撮った運動会や学校行事のDVDを見ていて思いました。
「うちのプレーヤーはブルーレイも見られるようだけど、DVDとブルーレイって何が違うのかしら?」気になったので、調べてみました!
DVDが発売されたのは1996年。それまで主流だったVHSテープからあっという間にDVDが世間に浸透しました。そしてブルーレイは、2002年に規格が公式発表された、DVDの上位互換です。
DVDとブルーレイは具体的にどのような違いがあるのでしょうか?6つの違いをそれぞれ見てみましょう。
ブルーレイはブルーレイ対応のプレーヤーやレコーダーでしか再生・録画ができませんが、DVDはブルーレイのデータが読みこめる機器であれば作動します。
しかし、DVDのみに対応している機器は、ブルーレイの再生や録画ができない分、ブルーレイ対応機器に比べて価格が安いことが特徴です。
DVDは35万画素、ブルーレイは207万画素と、ブルーレイの画素数はDVDの約6倍!その再生品質には大きな違いがあります。
音質も、ブルーレイはDVDに比べると高音質のデータ規格が採用されていることから、ライヴ映像やミュージカル映像などを見るとその違いは一目瞭然です。
DVDの容量の標準は片面1層で4.7GBです。それに対してブルーレイの標準的な容量は片面2層構造で50GBの情報を書き込むことが可能。
さらに、種類によってはブルーレイなら100GBを超えるものもあるため、購入する際は用途に合った記録容量の商品を選ぶようにしましょう。
DVDとブルーレイは読み取りスポットにも違いがあります。DVDは読み取りスポットが大きいため、多少の傷があってもエラー検出されずに読み取ることができます。
一方で、ブルーレイは読み取りスポットが小さく、少しの傷で再生に支障をきたしやすくなるため、長期間保存したいのであればDVDでの保存がオススメです。
1枚あたりの価格はDVDの方が安くなることが多いですが、容量を考えるとブルーレイの方が安くなる場合もあります。
令和3年(2021年)に内閣府が発表している「消費動向調査」によると、2人以上の世帯が所有しているDVDプレーヤー・レコーダーの普及率は45.4%、ブルーレイプレーヤー・レコーダーの普及率は50.0%と、ブルーレイを所有している方の割合が多いことがわかります。
前年比もDVDが-2.0%なのに対してブルーレイは3.2%と、徐々にブルーレイが普及している状況です。
DVDでもブルーレイでも、保管する際は以下のことに注意しましょう。
保管方法を守ればDVDもブルーレイも10~20年は保存可能なので、思い出の品は特に注意して保管することをオススメします!
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参照:内閣府
イラスト:飛田冬子