- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 実印と認印の違いとは?同じのを使ったらだめ?
素朴な疑問実印と認印の違いとは?同じのを使ったらだめ?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
もうすぐ成人する娘。「クレジットカードや口座を作りたいから、ワタシ専用のハンコが欲しい」とのこと。確かに、今後はハンコを押す機会も増えるだろうし、せっかくだからケースにもこだわったらと、一緒に認印をネットで選んでいると……。
「せっかくだから、実印も欲しい!」と言い出しました。実印と言えば、マイホームを購入するときに作って以来、使った記憶がありません。認印を実印と兼用すれば、無駄に実印を作る必要はないんじゃないの? 気になったので、調べてみました!
実印と認印は何が違うの?
同じ印鑑でも、実印と認印では使う場面が異なります。
例えば、認印は宅配便の受け取りや回覧板の閲覧印、領収書など日常的に使いますが、実印は印鑑登録をした印鑑のみを指し、法的に押印が規定されている場面で使われるものです。
他にも、これら2つには以下のように明確な違いがあります。
- 認印よりも実印の方が大きめサイズ
- 認印は苗字のみ、実印はフルネームで作ることが多い
- 認印はインク内蔵印鑑(いわゆるシャチハタ)もOKだが、実印はNG
- 認印は数に制限はないが、個人の印鑑登録は1本まで
印鑑のサイズは、認印<銀行印<実印の順で大きく作るのが一般的です。
100円ショップや文房具店などで販売されているシャチハタや三文判は、認印として使用できますが、シャチハタの実印は認められていないので、その点も大きな違いだといえます。
実印と認印は兼用NG!悪用リスクも
実は、実印や銀行印として登録している印鑑も、認印として使用することはできます。しかし、実印も銀行印も役所や機関に登録した重要な印鑑なので、押印するだけで本人であるという証明になってしまう恐れも。
特に実印は、押印すると人生がガラリと変わってしまうほど大きな出来事で使用する重要な印鑑です。認印は印影が出回る機会も多く、兼用すると複製などの危険が伴うため、絶対にしてはいけません。
ちなみに、銀行印と実印を兼用している方もたまにいるようですが、紛失したり盗難にあったりしたときのリスクも格段に大きくなるので絶対にやめましょう。
実印と認印を作るときのポイント
実印と認印は、以下のポイントを押さえて作るのがおすすめです。
- 男性は認印12〜13.5mm、実印16.5〜18mmで作る
- 女性は10.5〜12mm、実印13.5〜15mmで作る
- 認印は古印体か隷書体、実印は吉相体か篆書体で作る
- 実印は耐久性に優れたチタンや黒水牛、牛角などの素材で作る
印鑑は、種類によって適切な大きさや書体、素材で作ることが大切です。実印は認印よりも大きいサイズ、より崩れた書体を選び、フルネームを刻んで悪用を防ぎましょう。
認印や銀行印とセット販売しているお店もあるので、印鑑を新調する際は利用してみると便利ですよ!
※この記事は2022年12月の記事を再編集して掲載しています。
■人気記事はこちら!
- 印鑑を使う国は世界にどれくらいあるの?
- 寂しいと淋しいの違いは?
- サーモンと鮭の違いって?
- 知ってるようで実は知らない? 素朴な疑問ランキング ベスト100
参照:Shachihata Cloud
実印.Net
実印.Net
DocuSign
イラスト:飛田冬子
-
暮らし 2023.12.19
ネット証券の口座開設にチャレンジ!【体験レポート】
会員限定 -
暮らし 2023.08.03
「遺言」は遺された人の“幸せ”のために作るもの
会員限定1 -
暮らし 2023.12.08
遺言書作成5つのポイント!徒労に終わる失敗にご注意
1 -
暮らし 2023.11.17
老後資金を知ってお金を賢く使う!新・家計メリハリ術
-
暮らし 2023.06.05
終活とは?やっておかないと大変!7つの家族トラブル
-
トピックス 2023.03.08
素朴な疑問ランキング ベスト100
- いいね 2
- びっくり 0
- 役に立つ 2
- 泣ける 1
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
尿モレで大ピンチ!
人に相談しづらい、尿モレの悩み。お出かけ先で大ピンチにならない為に、事前にできることは? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
寒い冬は、温暖な南九州へ
熊本・宮崎・鹿児島の3県には温泉、グルメ、絶景など、心もからだも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所がいっぱいです! -
コレできない人、危ない
筋力は鍛えないと みるみる内に減っていきます…そこで3秒でできる「筋力チェック」!できない人は5年・10年後●●になるかも… -
年金生活…まさかの大出費
年金に頼った生活は、突然の出費によって耐えられなくなる恐れが。退職後も、老後資金を確保する3つの方法とは? -
「脳の栄養」足りてる?
ストレス・落ち込む…こころの不調には「脳の栄養」が大きく関わることを知っていますか?不足しがちな栄養素とは…? -
銀行口座が凍結される?
もしあなたが認知症になったら、銀行口座が凍結される可能性があります。今のうちにすべき対策は -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます!