簡単!今日のレシピ45 おろしトマトともずくのひんやりあえ
2025.01.152021年08月06日
素朴な疑問
飴(あめ)の賞味期限は?冷蔵庫保存NGってほんと?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
冷蔵庫の掃除をしたら、奥から冬に食べていたのど飴(あめ)を発見! なんだか袋に張り付いてべたべたしているけれど、まだ食べられる? そういえば、飴の賞味期限ってどれくらいなんでしょう。
さまざまな飴を製造販売しているカンロ株式会社の研究員若杉 貴さんにお話を聞いてみました!
飴(あめ)に「消費期限」はあるの?
飴には、一般的に消費期限(※)はありません。そもそも飴の主原料は、砂糖と水あめで水分が少量のため、他の食品と比較すると品質の変化が少ないと言えます。なので、品質が1年ほど長期的に維持できる製品には、「消費期限」ではなく、「賞味期限」が記載されています(品質の劣化が懸念される商品には「消費期限」が設けられています)。
「消費期限」・・・品質の劣化が早いもの
「賞味期限」・・・品質が長期的(1年ほど)に維持できるもの
※定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがないと認められる期限を示す年月日
飴(あめ)の「賞味期限」を過ぎても食べられる?
飴に記載されている賞味期限を過ぎても食べられますが、湿気によって表面が白くなって口溶けが悪くなったりベタついたりする可能性があります。また、風味が落ちる場合もあるため、賞味期限内に食べるのがいいでしょう。また、開封後は、期限内でも早めに食べるのがおすすめです。
飴(飴)の正しい保存方法
飴の外袋を開封した場合は、ガラス瓶などの容器に乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れて密閉し、直射日光が当たらない涼しい場所で保管するのがいいでしょう。
冷蔵庫で保存する方法はおすすめしません。個包装の内部が結露してベタついてしまったり、冷えによって飴が割れやすくなったりする場合があるからです。
知らなかった! 特に夏は冷蔵庫で飴を保存することもあったので、これからは気を付けなくちゃ!
※この記事は2021年8月の記事を再編集をして掲載しています。
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監修
カンロ株式会社の研究員若杉 貴さん
イラスト:飛田冬子