公開日:2022/03/12
更新日:2022/03/13
「ブルーベース(ブルベ)冬」タイプの特徴、似合うメイクやファッション、髪色を解説。自分に似合うカラーを取り入れると、肌がトーンアップし、表情も明るく若々しく見えます。パーソナルカラー診断で「ブルベ冬」の人は、パキッとしたカラーでクールに。
パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌や瞳、髪の色などと調和する「自分に似合う色」のことです。パーソナルカラー診断によって一人ひとりに合う色を見つけ、それをファッションやメイクに取り入れることで、より自分の魅力を引き出せるでしょう。
パーソナルカラーは黄色みのある色が似合う「イエローベース(イエベ)」と青みのある色が似合う「ブルーベース(ブルベ)」の2つに分けられます。そしてさらに、イエベとブルベは4シーズンによって以下のように分類されます。
基本はこの4つのタイプが基本ですが、イエベにもブルベにも当てはまらない中間の肌を持つ「グリーンベース(グリベ)」のパーソナルカラーの人も、全体の1〜2割ほどいるといわれています。
服の色選びやメイクアイテム選び、髪色選びなど、ファッションやメイクにパーソナルカラーを役立て、自分に似合った色を身につけると、顔のトーンが明るく見えます。実年齢よりも若々しく生き生きして見えたり、第一印象がアップしたりと、さまざまなうれしい効果が期待できます。
逆に、苦手なカラーは顔がくすむ、クマが目立つ、実年齢よりも老けて見える、表情がどんよりと暗く見えるなどデメリットにつながることもあるため、避けるか、取り入れる際に工夫するといいでしょう。
自分のパーソナルカラーがわからないという人は、簡単な方法でパーソナルカラーのセルフチェックも可能です。パーソナルカラーがわかると、自分に似合うマスク選びなど、おしゃれが今まで以上に楽しくなるはずです。
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ブルベの人は、肌の色が青みがかっていることが特徴です。その中でも「冬(ウィンター)タイプ」の人は、モダンでクール、堂々とした雰囲気を持っている人が多いとされています。
ここからは、ブルベ冬タイプの肌や瞳の特徴について詳しくご紹介します。
ブルベ冬タイプの人は、青みがかった雪のように白い肌の人が多いといわれており、日焼けをしていても黄色みがない傾向にあります。血管の色が青みがかっていることも特徴です。
ハリや弾力のある肌をしており、透明感があります。肌質は、敏感肌の人もしくは丈夫な肌の人に二極化することが多いようです。日焼けをしたときは赤黒くなり、シミはできにくいものの、くすみは目立ちやすい傾向にあります。
ブルベ冬タイプの人は、ダークブラウンの瞳や、深みのある真っ黒な瞳をしている人が多いでしょう。黒目と白目のコントラストがはっきりしており、目元の印象はしっかりしています。人によっては、白目が青みがかって見えることもあるようです。
光を見たときに黒目がくっきりした色をしている場合や、虹彩の縦縞がはっきり見える場合は、ブルベ冬の可能性が高いでしょう。
ブルベ冬タイプの人は、茶色っぽさのない、真っ黒な髪の人が多いです。髪質はツヤがあり、しっかりとハリやコシがあります。また、直毛の人が多い傾向にあるといわれています。
ブルベ冬の人は4タイプあるパーソナルカラーの中でも、特に黒と相性がいいことが特徴です。そのため、髪を染めるときも落ち着いたダークトーンの色が似合います。暗めの色にしても、重たくならずにすっきりとシャープな印象になるでしょう。
ブルーをベースカラーとするブルベ冬タイプの人は、雪のようなクールさやクリアな印象があります。また、都会的、個性的、きりっとシャープでかっこいいイメージです。
ブルベ冬タイプの人には、パキッとした強いカラーが似合います。イメージとしては「モダン」「クール」「ドラマティック」などです。
オールブラックやオールホワイトなどのモノトーンコーディネートも、華やかに着こなせるでしょう。強めのカラーでアクセントをつけたコントラストのはっきりとした着こなしも得意です。
ポップやカジュアルさのあるものは、安っぽく見えてしまうことがあるため、すっきりシンプルにまとめることを意識するのがおすすめ。上質な素材のものを選ぶと、大人女性の魅力が引き立つファッションが楽しめます。
また、ブルベ冬タイプはフォーマルなスタイルや、知的さを感じさせるキレのあるスタイルが良く似合います。
モノトーンカラーにビビッドカラーを組み合わせた、コントラストの強い配色もかっこよく着こなせるでしょう。よりスタイリッシュさを出したいときは、服の素材をレザーなどハードな質感のものを選んでみてください。
ブルベ冬タイプの人に似合うのは、青みがかった肌にマッチするシルバーやプラチナ、ホワイトゴールドです。大きめで存在感のある、洗練された雰囲気のあるものがおすすめです。
ここからは、ブルベ冬タイプの人に似合う服の色や、似合わない・避けた方がいい服の色についてご紹介します。
ブルベ冬タイプには、鮮やかで濁りがなく、メリハリがあり、はっきりとしたハードなカラーがよく似合います。
ビビッドカラーやモノトーンカラーなど強いカラーも、色に負けてしまうことなく、スタイリッシュに着こなせるでしょう。モードな雰囲気やレザー、メタリックなどのハードなアイテムも得意です。
ブルベ冬タイプの人が似合う色を身につけると、肌にツヤが出て、色白さが引き立ち、肌の色味もよく見えます。また、輪郭がシュッと引き締まって顔がすっきりする効果も期待できます。
ブルベの人はオレンジが苦手とされていますが、黄色みより赤みを感じる鮮やかなオレンジレッドは似合わせやすいです。トップスなど顔まわりに取り入れると黄ばんで見えてしまいやすいため、取り入れる際は小物を選ぶのがおすすめです。
ブルベ冬タイプの人は、4タイプの中で最も黒が似合うカラータイプ。黒い服を着ても重たい雰囲気にならず、華やかさやゴージャスさが出せます。黒い服でコーディネートするときは、ブルベ冬タイプが得意なカラーをアクセントとして入れると、よりおしゃれの幅が広がるでしょう。
ブルベ冬タイプは、青みかがった寒色系のビビッドカラーなどが得意ですが、反対に、低彩度のカラーは苦手な傾向にあります。
ブルベ冬タイプの人が苦手なカラー取り入れると、顔色が悪く見えたり、疲れて見えてたりしてしまう原因に。ブルベ夏タイプが得意なパステルカラーなども、ブルベ冬タイプの人は顔がぼんやりした印象になってしまい、地味な印象になりやすいでしょう。
苦手な色をコーディネートに取り入れる場合は、顔のまわりは避けることが上手に似合わせるコツ。小物として使うなど、工夫次第ではこなれ感や抜け感が出せることもあります。
ブルベ冬タイプに似合うのは、明暗のはっきりした色や、鮮やかなビビッドカラーです。
ただし、ブルベ冬の人は瞳や髪がブラックで、顔立ちがはっきりしている人が多い傾向にあります。濃いめのメイクはキリッとした印象になり、場合によってはきつく見えてしまうことも。
柔らかな雰囲気に仕上げたいときは、ナチュラルになるよう意識してメイクするのがおすすめです。
ブルベ冬タイプに似合う髪色・ヘアカラーは、ダークトーンのもの。また、青みかがった寒色系のカラーも似合います。
以下は、ブルベ冬タイプの人に似合う暗めの髪色・ヘアカラーと明るめの髪色・ヘアカラーをそれぞれご紹介します。
ブルベ冬タイプの人は、パキッと鮮やかで強めのカラーがよく似合う、クールで華やかな存在感を持っています。オールブラックやオールホワイトなどのシンプルなモノトーンコーデも、かっこよく着こなせるでしょう。
自分に似合うパーソナルカラーを身につけると、顔のくすみが目立たなくなり、若々しい印象になります。また、輪郭がすっきりする効果も期待できるでしょう。
ブルベ冬タイプの人は、トゥルーレッドなど強い色も似合うので、控えめなカラーの服を着るときは鮮やかな色をアクセントカラーとして使うのもおすすめです。
カラーコンサルタント。2005年、 総合情報サイト「All About」にてカラーコーディネートガイドに就任。パーソナルカラー、色彩心理、カラーマーケティングなどの知見を活用し、執筆、監修、講演、コンサルティングなどに取り組んでいる。著書に『人を動かす「色」の科学』などがある。松本英恵のカラーコンサルティングもチェック。
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