イエベ?ブルべ?あなたの顔色は何タイプ?

パーソナルカラーで診断!絶対に似合うマスクの選び方

公開日:2021.05.16

更新日:2023.07.21

パーソナルカラーについて教えてくれたのは?

松本英恵(まつもと・はなえ)

カラーコンサルタント。2005年、 総合情報サイト「All About」にてカラーコーディネートガイドに就任。パーソナルカラー、色彩心理、カラーマーケティングなどの知見を活用し、執筆、監修、講演、コンサルティングなどに取り組んでいる。著書に『人を動かす「色」の科学』などがある。松本英恵のカラーコンサルティング(http://hanae-labo.com/)

パーソナルカラーに合ったカラーマスクで美人に見せる!

パーソナルカラーに合ったカラーマスクで美人に見せる!

コロナ禍の今、マスクは毎日の必需品。今回「似合うカラーマスクの選び方」について教えてくれたのはカラーコーディネーターの松本英恵(まつもと・はなえ)さん。

「簡単にマスク美人になるには、自分の肌や瞳の色に合ったカラーマスクを持っておくといいでしょう。パーソナルカラーによって似合う色が違います。パーソナルカラーとは、顔映りのいい色のこと。その色を身に着けると悪目立ちせず、あか抜けた印象を叶えてくれます」(松本さん)

パーソナルカラー診断には4つの基本タイプがあります。完璧な自己診断をすることは難しいですが、目安としてセルフ診断で知っておくべきポイントについて、松本さんに聞きました。

【スプリングタイプ(イエベ春)】に似合うマスクの色

【スプリングタイプ(イエベ春)】に似合うマスクの色

キラキラとした明るい瞳で、暖かみを感じさせる華やかなイメージ、黄みがかった色のイエローベース(イエベ)のスプリングタイプ。実年齢よりも若く見られる人が多いのも特徴です。

スプリングタイプにオススメのカラーマスク

明るい色、鮮やかな色が似合うので、「コーラルピンク」「ライトベージュ」「クリーム色」のマスクがおすすめ。

【サマータイプ(ブルべ夏)】に似合うマスクの色

【サマータイプ(ブルべ夏)】に似合うマスクの色

サマータイプは青みがかったのブルーベース(ブルべ)。やさしげでエレガント、品のある印象の持ち主です。黒目の輪郭がぼんやりしてグレーがかった瞳、知的で涼しげなイメージ。

サマータイプにオススメのカラーマスク

パステルカラー、ソフトな中間色がなじむので、「ベビーピンク」「ラベンダー」「ローズベージュ」のマスクがおすすめ。

【オータムタイプ(イエベ秋)】に似合うマスクの色

【オータムタイプ(イエベ秋)】に似合うマスクの色

イエローベース(イエベ)で落ち着いた色合いが似合うのがオータムタイプ。瞳の色が暗くて深く、肌や髪はややマットな質感。日焼けすると自然な小麦色になります。

オータムタイプにオススメのカラーマスク

暗い色、濃い色が落ち着くので、「ベージュ」「サーモンピンク」「カーキ」のマスクがおすすめ。

【ウィンタータイプ(ブルべ冬)】に似合うマスクの色

【ウィンタータイプ(ブルべ冬)】に似合うマスクの色

暗く鮮やかなブルーベース(ブルべ)が似合うウィンタータイプは、黒目の輪郭がはっきりしたコントラストが強い瞳、強い目ヂカラの持ち主。肌色は白くクリアでクールな印象です。

ウインタータイプにオススメのカラーマスク

鮮やかな色、淡い色、モノトーンが映えるので、「ブラック」「グレー」「ネイビー」のマスクがおすすめ。

ちなみに、松本さんによると、継続的な統計調査は行われていないものの、年齢とともに自分のパーソナルカラーが変わってしまうことはないそうなので、一度パーソナルカラーを調べておくと、ファッションやメイクに役立ちそうです。

くすみが気になる大人肌やグレイヘアに似合うマスクは?

では、気になる肌悩みをカバーしたいとき、どんなマスクを選ぶとよいのでしょうか。

「年齢を重ねると、糖化によって肌が『黄色くくすむ(黄ぐすみ)』と言われています。くすみをカバーしたいときは、ブルー系、ピンク系、パープル系の淡い色がおすすめです。肌のツヤやハリを補いたいときは、鮮やかな澄んだ色が効果的。シワやたるみをカバーしたいときは、ややくすみのある中間色がよいでしょう」(松本さん)

カラーマスク

髪色や瞳の色がポイントになるパーソナルカラーですが、グレイヘアや白髪の場合、パーソナルカラー診断する際の注意点はあるのでしょうか?

「年齢を重ねるとメラニンの量が減って白っぽい髪が増えてきます。髪に含まれるメラニンには黒っぽい色と黄色に近いものの2種類あり、イエローベースの人は、黄色に近いメラニンが多く、黄みがかった白髪になるケースが多いようです。肌の黄ぐすみが強調される場合は、ブルー系、パープル系の淡い色のヘアカラーで透明感を補うと、くすみをカバーすることができる場合があります」(松本さん)

色が持つ印象でカラーマスクを使い分けるという方法も

色が持つ印象でカラーマスクを使い分けるという方法も

パーソナルカラーがはっきりとわからない場合などは、色が持つ印象によって使い分けるという方法もあります。


  • 清潔感がありオフィシャルな場にもふさわしい

  • ブラックフォーマルに合う場合も
  • 暖色系
    女性らしい華やかな印象
  • 寒色系
    凛々しい、涼やか、爽やか

松本さんによると、カラーマスク、柄マスクを付けるときは、色みやトーンを洋服と揃えると、マスクが主張しすぎず、全身の印象を整えることができるとのこと。

顔に密着するものからこそ、マスクは似合う色を選ぶことが重要なポイント。自分を客観的に見ることは難しいですが、ご紹介したカラータイプを参考にいろいろな色のマスクを試してみて。顔映りがいいかどうかを見比べながら似合うマスクを見つけてくださいね。

自分に似合う色がわからない人は、パーソナルカラー診断をチェック!

取材・文:古田綾子

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>>第1回 セルフ診断「パーソナルカラー」編はこちら
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>>第3回 セルフ診断「顔タイプ」編はこちら

古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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