初心者必見!メルカリでやってはいけないNG梱包方法

メルカリの梱包方法を商品別に解説!高評価ポイントも

公開日:2023.03.15

メルカリでは出品者・購入者の双方が気持ちよく取引するためにも梱包方法が大切です。メルカリの梱包方法を本やアクセサリー、服やバッグなど商品別に詳しく紹介!揃えておきたい梱包資材や便利グッズ、高評価のためのポイントも解説します。

メルカリで梱包が重要な理由

メルカリで梱包が重要な理由

メルカリでは、梱包が大切だといわれています。なぜ梱包が大事なのか、ここではその理由について見ていきましょう。

破損・水濡れを防ぐため

まず1つが、商品の破損や水濡れを防ぐためです。

配送の際の衝撃によって、商品が傷ついたり、水濡れしてしまう可能性はゼロではありません。破損を防ぐためにも、丁寧に梱包を行う必要があります。

気持ちのいい取引にするため

商品の破損・水濡れ防止の他に、お互いに気持ちのいい取引にするため、という点も大切なポイントです。

欲しくて買った商品が雑な梱包で送られてきたら、相手をがっかりさせてしまうかもしれません。反対に、丁寧な梱包であれば満足してもらえ、高評価にもつながります。

梱包方法を知るとお得に発送できる

商品を適切に梱包する方法を知れば、費用を抑えて、手間なくスピーディーに発送することにつながります。お得にメルカリを利用するためにも、適した梱包方法を知っておきましょう。

メルカリの梱包で揃えておきたいもの

メルカリの梱包で揃えておきたいもの

メルカリで商品を発送する際に揃えておきたいのが「梱包資材」と「梱包時の便利グッズ」です。ここからは、それぞれについて詳しく解説します。

なお、梱包サイズがわからない場合は、メルカリの「配送方法 早わかり表」をチェックすると便利です。

梱包資材

メルカリの梱包資材は、大きく分けると「メルカリの資材を使う」もしくは「自分で用意する」の2つがあります。

メルカリの資材を使う

メルカリでは、梱包や配送の手間を少なくするため、さまざまな配送サイズに合わせたダンボールや袋が用意されています。

誰でも手軽にメルカリを利用できるよう、メルカリの梱包資材は、全国のコンビニやイトーヨーカドー、メルカリのアプリ内で購入可能です。

以下は、メルカリの梱包資材を購入できるコンビニと、取り扱い資材の一覧です。

  • 【セブンイレブン】
    ネコポス用ダンボール、宅急便コンパクト専用BOX、宅配ビニール袋、クッション封筒、圧縮袋、緩衝材
  • 【ローソン】
    ゆうパケットプラス専用箱、ゆうパケットポスト専用箱、ゆうパケット用ダンボール、宅配ビニール袋、クッション封筒、圧縮袋、マスキングテープ、メッセージふせん
  • 【ファミリーマート】
    ネコポス用ダンボール、宅急便コンパクト専用BOX、宅配ビニール袋、クッション封筒、圧縮袋、緩衝材
  • 【イトーヨーカドー】
    ネコポス用ダンボール、宅急便コンパクト専用BOX、60サイズ用ダンボール、80サイズ用ダンボール、宅配ビニール袋、クッション封筒、圧縮袋、緩衝材、マスキングテープ、メッセージふせん
  • 【メルカリストア】
    メルカリの梱包資材の全商品取り扱いあり(まとめて3000円以上の購入で送料無料)

ちょうどいい梱包資材が見つからない、探す手間を減らしたいという場合は、メルカリの梱包資材を使うのもおすすめです。

自分で用意する

自宅にあるダンボールや、買い物したときにもらった紙袋やビニール袋、市販されている梱包資材なども利用可能です。梱包資材を買わずに安く済ませたい場合、自分が利用した通販のエア緩衝材などをきれいに保管しておいて、再利用してもいいでしょう。

ただし、再利用をするときは「ダンボールに自分の住所氏名が記載されていないか」「あまりにもボロボロなもの、汚れているものは使わず、きれいなものだけ使う」などの配慮が大切です。

さらに、商品の説明欄で「リサイクル梱包で発送します」と書いておくとクレーム防止につながります。

なお、宅急便コンパクトやゆうパケットプラスなど、専用箱が必要な配送方法もあるため事前に確認しておきましょう。

梱包時の便利グッズ

梱包時には、きれいに梱包するために、ハサミやカッターといった道具を用意しておくといいでしょう。

その他、送料にも影響する大きさを測る「メジャー」、重さを量る「はかり・スケール」、封筒の厚さを測れる「厚み測定定規」などがあると便利です。

商品別!メルカリで売れた商品の梱包方法

商品別!メルカリで売れた商品の梱包方法

ここからは、メルカリで売れた商品の梱包方法を商品別にご紹介します。

破損や水濡れを防ぐためにも丁寧な梱包が大切ですが、かといって過剰な梱包をしてしまうと、相手が受けた後で取り出すのが大変になってしまいます。商品に合わせて、適切な方法で梱包しましょう。

アクセサリーや小物

アクセサリーや小物は繊細なものもあるため、配送時の衝撃から商品を守ることが大切です。さらに、濡れないようにビニール袋などで包みましょう。

  1. 商品をビニール袋に入れ、テープでとめる
  2. ビニール袋を緩衝材で包み、封筒に入れて発送

ネックレスの場合は、ペンダントトップ部分を緩衝材などで包んで保護してから、厚紙を使ってチェーン部分を固定すると、配送中に絡まりません。

衣類

Tシャツなどの服は特殊な装飾などがあるものではない限り破損の心配がないため、水濡れ対策をして送ることが可能です。

厚手のセーターなどは、圧縮袋を利用するとコンパクトに送れます。圧縮して送る場合、出品時に「圧縮袋で圧縮して発送します」などと書いておくといいでしょう。

  1. 衣類を小さく畳む
  2. ビニール袋に入れる(壊れやすい部品がついている場合はその部分を緩衝材で保護する)
  3. 封筒かダンボールに入れて発送

バッグ、靴

バッグや靴の場合、型崩れに配慮して梱包するのがポイントです。汚れやゴミが入っていないかを確認し、なるべくきれいな状態にして梱包しましょう。

  1. バッグや靴の中に緩衝材を詰め、ビニールシートや緩衝材で包む(バッグは肩紐をまとめてくくっておくといい)
  2. 紙袋やダンボールに入れる
  3. 隙間を緩衝材で埋めて発送する

食器や壊れ物

食器などの壊れ物は、割れたり欠けたりしないよう、丁寧に緩衝材で包むことが大切です。

  1. 食器を丁寧に緩衝材で包む
  2. 食器が複数枚ある場合はまとめてではなく、一つずつ緩衝材で包む。さらに、食器同士がぶつかって割れないよう、食器1枚1枚の間にも緩衝材や新聞紙・チラシを丸めたものを入れる
  3. ダンボールに入れ、緩衝材などで隙間を埋めて固定して発送する

本・CD・DVD

本・CD・DVDは数冊程度であれば封筒、冊数が多い場合はダンボールを利用するといいでしょう。また、ビニール袋での梱包や「水濡れ注意」「折り曲げ厳禁」などと注意書きすることも大切です。

【数冊の場合】

  1. 本・CD・DVDをビニール袋に入れて、空気を抜いてテープで入り口を閉じる
  2. 緩衝材で全体を巻いて保護する
  3. 封筒に入れて発送する

【まとめて数冊発送する場合】

  1. 本・CD・DVDをラップなどでまとめて巻く
  2. 緩衝材で全体を巻いて保護する
  3. ダンボールに入れ、緩衝材で固定して発送する

家具・家電

メルカリでは、アクセサリーや服、小物といった小さな物の他にも家具・家電など大きな物も出品できます。これらは自分で梱包や包装が難しいため、80サイズ〜450サイズまでの大型商品に対応しているメルカリの「梱包・発送たのメル便」を使うと便利。

「梱包・発送たのメル便」では、商品が売れたタイミングで集荷依頼をするだけで、プロに集荷・梱包・搬出を任せることが可能です。配送料は全国一律で、配送補償もついています。

メルカリの梱包で高評価につなげるポイント

メルカリの梱包で高評価につなげるポイント

ここでは、メルカリの梱包で高評価につなげるポイントをご紹介します。

商品のサイズに合った梱包資材を使用する

ダンボールを使う場合、大き過ぎるとダンボールの中で商品が動きやすく、破損につながる可能性があります。また、購入者が梱包資材をゴミとして処分する際にも大変になってしまいます。

梱包後のサイズが大きくなると配送料金も高くなりますが、かといって小さ過ぎるサイズのものは破損のリスクが高まるため、ちょうどいいサイズのものを使うといいでしょう。

二重で包装する

二重にしてしっかり包装すると、配送時の水濡れ対策になります。1枚のみだと、しっかり密閉できていないときに水濡れしてしまう可能性があるため、二重にしておくと安心です。

外側や中身が見えない素材で梱包する

買った商品の中身が外側から見えないようにするのは、最低限の梱包マナーです。ビニール袋や緩衝材で包んだ状態でも発送はできますが、破れたり、中身が透けて見えたりしてしまうかもしれません。

丈夫な紙素材の梱包資材などを使って、外側から中身が見えないようにすることが大切です。

要注意!やってはいけないNG梱包例

多くのメルカリユーザーは、出品者も購入者も気持ちよく取引ができるよう、商品を発送する際には適切な梱包資材を使い、破損や水濡れを防いでいます。しかし、中には「ひどい梱包だった」というケースも。

以下は、やってはいけないNGな梱包例です。ひどい梱包・やってはいけないNG梱包例について知っておくと、トラブルやクレーム回避につなげられるでしょう。

  • 割れ物や精密機器などを緩衝材を使わずに送る
  • 水濡れ対策をしていない
  • 緩衝材の代わりに使い古したタオルを使う
  • 梱包が雑過ぎる
  • 梱包が厳重過ぎる
  • 中身が固定されていない
  • 箱と中身の大きさが合っていない
  • 中身が透けて見えてしまっている

割れ物や精密機器などは、必ず緩衝材を使い、破損対策をして送る必要があります。また、雨や雪が降っていると、配送スタッフが注意したとしても荷物が濡れてしまうことがあるため、ビニール袋やOPP袋などに入れて水濡れ対策をすることが大切です。

メルカリで梱包が雑だったり不適切だったりすると、破損などによって返品を求められたり、低評価がつくことがあります。メルカリの運営側にクレームが入ることもあり、あまりにも悪質であると判断された場合は、購入・出品の制限、アカウントの停止処分・削除の可能性もあるため注意しましょう。

正しい梱包方法でメルカリの利用を楽しもう

メルカリで商品が売れたものの、梱包の仕方に悩む人は少なくないようです。しかし、梱包は出品者と購入者、どちらも気持ちよく取引するために大切なものです。

また、正しい梱包のやり方を身につけると、梱包の手間やコストが省け、スムーズに商品の発送が行いやすくなります。商品に合った梱包で、お互いが満足できる取引につなげましょう。

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ハルメク365編集部

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