売る?捨てる?いらない服を手放せた50代の成功例
2024.12.012024年06月13日
60代の不用品をメルカリで売ったら56万円
【メルカリ】不用品の見つけ方&高値で売るコツ
断捨離で不用品を捨てる前に! 家に「かくれ資産」はありませんか? メルカリの調査によると、60代以上の女性が約56.4万円のかくれ資産を眠らせているんだとか! 不用品を見つけて、フリマアプリで上手に売れば、予想外のお小遣いになるかも!
60代以上の女性の「かくれ資産」は約56.4万円!
2021年12月、株式会社メルカリが「日本の家庭に眠るかくれ資産」についての調査結果を発表しました。かくれ資産というのは、『1年以上使用していなくて、理由もなく家庭内に保管しているモノを不要品とし、不要品保管数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により不要品を金額に換算した数値』のこと。このかくれ資産は、日本全国に43兆7269億円あり、国民1人あたりでは約34.5万円。そして60代以上の女性が約56.4万円と、性年代別で最も多く持っていることがわかりました。
参考:株式会社メルカリ「2021年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”調査」 国民一人あたり“かくれ資産”は平均約34.5万円」
この数字をみると、メルカリを利用してみようと考える人もたくさんいることでしょう。でも実際はなかなか不用品を見つけられないという声も聞こえてきます。どんな方法で不用品を見つけるべきか…ポイントを紹介していきましょう。
【不用品1】狭い範囲から探していく
不用品を見つけよう!と思ったら、まずは家の中を見渡すことになると思います。これは広い視点で見てみることになるのですが、不用品を見つけるにあたってはあまりオススメできません。もっと「狭い範囲」で見た方が見つかりやすいですし、挫折しにくいからです。
というのも、広い範囲で見ると「とりあえず目についたものから」となりがち。あれもこれもとなって中途半端になりますし、だんだん疲れてきます。結果的に不用品の取りこぼしが出てくるのです。
それを防ぐには、狭い範囲で見るのがポイントです。例えば「今日は本棚の一番上」「たんすの一番上の引き出し」というように。そうすると、そこに集中できるので徹底して不用品を探すことができます。
【不用品2】半年以上動いていないものは、今後も使わない
家の中の片付けをしていると、長年使っていないものが出てくることでしょう。でも「いつか使うかもしれない」、そんなことを思ってしまうのですが、もう半年以上動かしていないものは、今後も使う機会はないと思って良いと思います。
例えば本棚にあるほこりをかぶった置物もそうですが、置物だからこのまま置いておいても良いのではないかと考えてしまうこともあります。でも大切なものであれば、ほこりをかぶるなんてことはありませんよね。
キッチンの雑貨も同じです。本当に使い勝手が良くてお気に入りであれば毎日のように使うはずです。使わないということは、自分にとって使い勝手が悪かったり、使う出番が少ないものと判断ができるのです。
衣類や靴など季節に関係するものの場合には、昨年使わなかったら今年も使わないと判断しましょう。これらのものは流行があるので、余程のことがない限りあえて流行遅れのものは使わないからです。
【不用品3】「これ必要?」と突っ込んでくれる人と一緒に探す
一人で不用品を探そうと思っても、なかなか気付くことができない場合もあります。自分にとってはまだ使うものと思うこともありますし、どうしても判断が揺らいでしまうこともあるのです。
そんなときには家族、パートナーや友人などと一緒に不用品かどうかを決めていきましょう。他の人から「これ、必要?」「いつ使うの?」と聞かれると、それを使う場面を想像して客観的に考えることができます。
「使わないよね」とダメ押しをしてもらうと、さらに効果的です。実は筆者の70代の母もキッチンの片付けをしたのですが、昔のコップのセットが出てきました。母は「もしかしたら使うかも」と言うのですが、筆者が「いつ使うの?」「今後必要なの?」と質問をして、さらに「ここ数年使ってないから、これからも使うことはまずないよ」と言ったら踏ん切りがついたようです。
レトロ雑貨が流行っていることもあり、メルカリに出品しました!
【不用品4】買った時の値段は忘れる
使わないものを不用品と思えない理由の一つは、買った当時の値段を考えてしまうからです。
例えばバブルや景気が良かった時に買った100万円の着物があったとしましょう。今は当時のような価格で売れないとしても、どうしても「100万円で買ったから」と思ってしまいます。そうすると、仮に中古の着物の取引相場が3万円となったら、とても売ることができなくなるのです。損をすると思うからです。
でも、この先使うことがないものをずっと持っていたら保管場所が必要です。それに基本的にものの価値は時間とともに下がっていくので、この先どんどん売れる価格が下がる可能性が高いです。
使わないものなのだから、お金になればそれで良いという考えを持つことも、とても大事なことになってきます。
【不用品5】上手に売るコツ:「レアもの」として売る
上記で解説したような方法で不用品を見つけ出した後は、ぜひメルカリなどのフリマアプリに出品しましょう。売り方としてはポイントがあります。
長年眠っているものであれば、今は手に入りにくくなっている可能性もあります。例えば、何気に飾っていたフィギュアが、今となってはレアものとなっていることもあるのです。そのためまずはメルカリで同じ商品が出品されていないかを検索して、販売価格をチェックしましょう。
【不用品6】上手に売るコツ:「昭和レトロ」などキーワードを使う
「昭和レトロ」が人気のキーワードになっています。特に若い世代では「エモい」と言われるように、昔のものを見るとそのかわいらしさに何ともいえない気持ちになるとか。商品名や商品説明には「昭和」「レトロ」などのワードを入れておきます。
【不用品7】上手に売るコツ:まとめ売りを活用する
一つ一つでは売りにくいものでも、まとまった数になると、途端に売れたりもします。それに細々したものは出品するのにも手間がかかるので、そのような場合にはまとめて一つにして出品をしましょう。写真に関しては、メルカリでも掲載できる写真が10枚なので、1枚ずつ撮っていては足りなくなることもあります。まずは全体の写真を撮ってその後でダメージや汚れなどの写真を持っていきます。
【不用品8】上手に売るコツ:着物は生地として売る
60代以上の女性は着物を持っていることも少なくありません。ただ今は着物の需要があまりなく、着物として売ったとしてもなかなか買い手がつかないことが多いのは実情です。そんな場合には生地として売ってみるのも方法の一つになってきます。
今はハンドメイドが流行っていて、その材料をメルカリで探している人もたくさんいます。その人向けに材料として販売するのです。
ただ着物の種類によっては、高い価格で取引されるなど着物としての価値が判断されているものもあります。例えば有名な織物や有名な作家さんの着物です。そのようなものがあった場合は、メルカリで検索をしてみて価格を確認します。その上で、着物として売るか生地として売るかの判断をしてきましょう。
家の中にある不用品を売ったら、思いのほか大きなお小遣いになるかもしれません。今回紹介したような方法で不用品を見つけていくことも楽しさの一つになってくるかもしれませんね。
※この記事は2022年11月の記事を再編集して掲載しています。
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