よく鳴くシャナに、若返ったトラ

違うから面白い。2匹の猫たち

公開日:2023.04.11

以前、「心のゆとりを取り戻すリフレッシュ法」の中で、ちらっとご紹介した、我が家の猫たち。あれから約2年が経ちました。トラとシャナ。年齢も、性別も、毛色も、性格も違う2匹の猫ですが、それなりに仲良く過ごしていますよ。

黒猫の特徴

シャナを引きとった時、譲渡会のスタッフさんから「鈴をつけて下さいね」と言われました。「首輪じゃなく、鈴?」と思ったのですが、帰宅してすぐにその理由が分かりました。

黒猫は、暗闇に紛れてしまうから。

毛が黒いので、電気を消した暗い部屋にいると、闇に同化してしまい、どこにいるのか分からなくなってしまうのです。

写真を撮るときも、濃い色のもの、例えば、茶色のクッションに寝ている姿を撮影すると、どこにいるのか、分からない。

黒猫の特徴
仰向けだからわかるけど、丸まって寝ていたら、まったくわからない

わたしは長い間、黒猫を飼いたいと思って、シャナを我が家に迎え入れたのですが、黒猫ってこんなことに注意しなくちゃいけないんだな、と思いました。

ついたあだ名は『ゴンザレス・シャナ』

先住猫・トラの立場を立てるため、何をするにも、トラ優先。シャナのことは、いつも後回しにしてきたので、もともと自己主張が激しかった性格に拍車がかかり、さらに甘えん坊に。

トラは、もの静かな性格であまり鳴かないのですが、シャナは何をする時も鳴く。

ごはんを食べる時も、誰かがそばにいないと「ごはん食べるから、見てて」と言って鳴く。

トイレをする前後も「あたし、トイレ!」と言って鳴く。

わたしの姿が見えなくなると、鳴く。

ついたあだ名は、『ゴンサレス・シャナ』
主人にべったり。くっついていると安心するのか、大人しいシャナ

とにかく始終鳴いていて、その様子が、小さい子どもがグズってごねる様子に似ているので、ついたあだ名は「ゴンザレス・シャナ」(命名はわたし)。

シャナがよく鳴き、よく喋る(寝言も言う)ので、つられてトラもよく鳴くようになりました。

トラの変化

トラは、生後2か月もしないうちに我が家に来たので、最初の頃は、小さい猫との接し方がわからなかったようです。

シャナがトラの毛づくろいをしにくると、びっくりして噛みついたり。シャナが「遊ぼ!」と言って、じゃれてくると、怒ったり。

シャナの行動に戸惑ってばかりいたトラですが、今では慣れてきたようです。

トラの変化
シャナがそばに寝ていて、ちょっと迷惑そう

夜中に追いかけっこしたり、シャナがいないと探すようになり、家に誰もいないときは、シャナの面倒を見るなど、トラにも良い変化が見られるように。

トラは人間でいうと、80歳を超えているのですが、気のせいでしょうか? なんだか、最近若返ったようにも思えます。

2匹になり、ご飯、トイレの世話も2倍になりましたが、毎日の楽しさも2倍に増えています。

■もっと知りたい■

家事代行会社に勤務。整理収納アドバイザー。夫と夫の母、子ども3人、ねこ2匹と同居。2022年、6年間、介護していた父を亡くしました。介護が一段落したので、片付け、掃除以外に、夢中になれる趣味を模索中。

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