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- 公営の小さなお葬式
父は、公営の葬儀場で告別式を行ったのですが、主人の父は民営の大きな葬儀場でした。民営、公営、どちらも式自体に大きな違いはありませんでしたが、お店(業者)選び、会計方法などで違いがあり、それが費用を安く抑えている理由だとわかりました。
生前に決めていました
父には兄妹が7人いたのですが、すでに4人他界していたので「もう身内だけの家族葬でいいよね」ということは母と決めていました。
といっても、どこでするか?
3年前、母方の叔父が亡くなった時、告別式が行われた会場が、公営の葬儀場でした。
公営というと、どこか古びたイメージを持っていたのですが、17年ほど前にできたという「市立葬祭センター」は、まだ建物も新しく、エントランスも広々としていて開放感がありました。
叔父の告別式が終わったあと、「ここはキレイだし、家から近くていいね」と母と話し、お父さんの時もするならここでしよう、と決めていました。
金額は18万円
ですが、市営の葬祭センターは人気らしく、父が亡くなった時も、唯一空いていた場所は小さい式場だけでした。
それでも、親族20人が入って窮屈というよりは、ちょうどいい感じでしたが。
気になるお葬式の費用は、利用する部屋ごとに違うのですが、18万円。安くないですか?(ちなみに、一番大きい式場でも30万円です)。
さらに、父は後期高齢者だったので、後日市役所に申請すると、5万円返ってきました。差し引きすると、実際には13万円しかかかりませんでした(粗供養、供花、お弁当代などは、別料金です)。
民営と違う点
公営と民営、両方利用してみて、違うと思った点。
公営の場合、いくつかのお店(または、業者)から選ばなくてはいけないこと。会計は、それぞれのお店払い、という点です。
例えば、供花を選ぶときは、4つあるお店の中から選ぶ、という感じです。選ぶといっても、お店のカタログを見て決めるので、面倒だとは思いませんでした。
会計もお店ごとに払うので、あとから一括請求されるよりは明朗会計で、私はよかったです。
そして、公営の最もいいところは、火葬場を併設している点です。
そのため、火葬場への移動時間もなく、霊柩車代や送迎用のマイクロバス代を出さなくてすみました。
父の兄妹からも、移動がないのはラクでええなぁ、と好評でした。
父も望んでいた
これは、後からわかったことなのですが、公営の葬儀場で告別式を行うことは、父の希望でもあったようです。
また、父は、身内だけで自分のお葬式を行いたかったみたいで、そういう意味では、小さい式場でしたが市立葬祭センターでできてよかったです。
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