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- レトロな帆船「日本丸」に行ってみませんか
桜木町駅徒歩5分に係留されている帆船「日本丸」。何度も近くを通っていましたが、一度も内部に入ったことはありませんでした。最近ではテレ朝のドラマ『津田梅子~お札になった留学生~』の撮影場所にもなりました。レトロで美しい帆船に行ってみませんか?
初めて帆船「日本丸」の内部に入ってみました
博物館はリニューアル工事をしているようで行けませんでしたが、今回思い立って中に入ってみました。内部は正直、期待以上のものでした。
順路に従って巡ってみましたが、保存状態も良く素晴らしい体験でしたので、写真と共にご紹介します。
アクセスや料金など、詳しい情報は日本丸のHPをご参照ください。
帆船「日本丸」とは
1930(昭和5)年に建造され1984(昭和59)年に引退するまで54年間に地球を45.5周(183万km)航海し、1万1500名もの船員を養成した練習帆船です。
今でも船として登録されていて、保存係留されている横浜船渠株式会社第一号ドックと共に国指定重要文化財になっています。
総帆展帆(そうはんてんぱん)とは
帆船「日本丸」は、通常は帆を上げていませんが、4月から11月にかけて年間約12回、29枚のすべての帆を約100名のボランティアの協力で広げています。それを総帆展帆(そうはんてんぱん)といいます。
残念ながら2022年度(4月以降)の実施日はコロナのため3月現在まだ告知できないそうですが、4月にHPに掲載されるようです。白く大きな帆を上げた「太平洋の白鳥」の姿を一度は見に行ってみたいものだと思っております(ただし、その日は内部見学はできません)。
帆船「日本丸」3つのボランティア
展帆(てんぱん)ボランティア
日本丸は年12回ほど、すべての帆を上げます。その時に実際に携わるボランティアのことをいいます。春と秋の年2回募集があり、マストの上に乗るなどの危険な高所作業を伴うので、厳しい訓練の後、資格を得た人だけができるボランティアです。ちょっとやってみたくなりますが、残念ながら60歳未満の方という年齢制限があります。
甲板ボランティア
船内の清掃や整備などをして、きちんとした姿で保存するボランティアです。 特に階段などに使われている真ちゅうは、毎日磨かないと美しく保存できないそうです。 船内どこを見てもぴかぴかで、ボランティアスタッフのご苦労がしのばれます。
船内ガイドボランティア
実際に乗船していたスタッフが、船内をガイドしてくれます。私が訪問した時には、ポイントポイントで自動音声がガイドしてくれましたが、本物のガイドさんだったらもっと興味深いお話が聞けたかもしれません。次回はぜひ! と思います。
船内を見学して
帆船「日本丸」の内部では、さまざまな訓練が行われていたことがわかります。船乗りは船の中という限られた空間で、なにかと不自由な日常生活を送らなくてはなりません。その中で楽しみを見つけるということにも長けています。
例えば毛布をいろいろな形に整えたり、船乗り結びといって船員として学ぶロープの結び方を使っていろいろなものを作ったりしています。その実物が見学できます。
しかも船長の命令が絶対である厳しい縦社会です。船室や食堂なども、上級船員とはまったく違う様子も見ることができます。そういう船乗りとしての「いろは」を、実際の航海に出て洋上で身につけるための練習船であることがよく分ります。
また、一度航海に出ると長期間の生活の場となります。体調を崩した時の医務室やバランスの良い食事を作ってくれる調理室。船ならではのさまざまな工夫も凝らされていて、とても面白いものでした。
ずっと外からだけ見ていた帆船「日本丸」。
内部の見学は思っていた以上にいろいろなところを見ることができます。博物館がリニューアルオープンしたらもっと興味深いものとなるでしょう。たっぷり時間を取って、ゆっくり見学することをお勧めします。
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