いつもの愛犬仲間と共に養老山へハイキング

愛犬と一緒に初めてのダイエットハイキング

公開日:2021.12.10

更新日:2021.12.07

晩秋の養老山(岐阜県養老郡養老町と大垣市上石津町地域自治区にまたがる標高859mの山)へ、愛犬と一緒に紅葉狩りにお出かけしました。

愛犬と一緒に初めてのダイエットハイキング
養老の滝は、落差32m・幅4m。周辺は夏でもひんやりします

愛犬仲間と晩秋の養老山へ

愛犬仲間と晩秋の養老山へ
犬8匹、飼い主9人が参加。記念撮影もなかなかうまくいきません

養老山は標高859m。我が家からは、ふもとまで車で20分位のところにあります。上まで登るのではなく、その途中にある「養老の滝」まで登りました。

ふもとからは緩やかな坂や、急な石段など20分ほどかかりますが、それは人間の足でのこと。小さい犬にはかなりハードなハイキングです。特に階段を上がることは、普段の生活においても犬の足腰に負担がかかるため、注意が必要なのです。

愛犬仲間と晩秋の養老山へ
ゴールデンレトリーバーのメルちゃんは、おしゃれなリボンをして参加

このハイキングの一番の目的

それは犬の肥満防止です。ある犬は現在の体重8kgから3kg減らしなさいと忠告されたのです(​​​​​人間の体重に換算すると大変な数字です)。我が愛犬も9kgからまずは0.5kg減らしなさいと、獣医さんから言われています。

それならいつもの犬友達と、愛犬連れのダイエットを兼ねたハイキングへ行こう、となったのです。今や肥満問題は犬も人間も深刻で、体重を減らすには強い信念をもって臨まなければなりません。

こと愛犬にはつい甘くなり、おやつを与えてしまいますが、それは飼い主の問題です。かなりハードでしたが、犬たちは一生懸命登って行きました。その一生懸命さが健気でごほうびをと思いましたが、そこは心を鬼にして登山道の途中に湧く、霊験あらたかな菊水泉の水を汲み与えました。

菊水泉の伝説

泉には親孝行伝説があり、貧しい青年が父親のために、養老の滝から流れ湧く泉の水を汲んで父親に飲ませたところ、お水はお酒に変わり、それを飲んだ父親は若返り元気になったといわれるお話です。

その泉が「菊水霊泉」としてあり、みなペットボトルに汲んでいました。

菊水泉の伝説
汲んだお水がお酒に変わったという伝説の泉

大赤字の第三セクター養老鉄道

大赤字の第三セクター養老鉄道
紅葉の養老公園

養老山は私の住む町の隣にあり、春の桜、初夏の若葉、秋の紅葉として近隣からたくさんの観光客が訪れる所ですが、思い返せば私などは遠くから眺めるだけで訪れることはほとんどありません。

その山裾に沿って、養老鉄道の電車が三重県の桑名市から大垣市を経由して、市の北部を抜け揖斐(いび)方面まで走っています。

春はその車窓から山の中腹あたりを見ると、桜がたくさん咲いているのがわかります。それを見たくて電車に乗る人もいますが、それ以外は朝夕の通勤、通学に使う以外は乗客はまばらで大赤字の路線です。

しかし無くすことはできないため、沿線の市や町が費用を負担し、支えているのが現状です。

大赤字の第三セクター養老鉄道
ダイエットに縁のない夢ちゃんは2kgとスリム。お母さんのサポートでがんばりました

最近、撮り鉄としても有名な写真家の中井精也さんが、この養老鉄道を桑名から終点の揖斐まで、乗ったり降りたりしながら紹介しているのをテレビで見て、プロのカメラアングルはやはり違うと思いました。みなが訪れたくなるほど、とても素敵に見えました。

そんな養老山のハイキングを終えて、愛犬との楽しい思い出ができました。帰宅後早速犬の体重を測ってみましたが、100mgたりとも減ってはいませんでした。先は長そうです。

 

■もっと知りたい■

くろ豆

趣味は旅行、野菜作り、短歌作りetc.バンコクの魅力にとり付かれ数年おきに行っては美味しいものを食べたり、ショッピング、エステなど楽しんでいます。旅先で見たり感じたりしたことをノートに書き留め短歌作りにも役立てています。ペンネームは私の愛犬であり心強い相棒であるミニチュアシュナウザーの名前からです。

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