2025年も流行ります! この冬のトレンドアイテムを使った大人コーデ
2025.01.082021年05月01日
ファッションの更年期には何を着る?
グレイヘアへの移行期に断捨離!似合う服4パターン
白髪染めをやめて自然な髪色に移行する期間は、ファッションの更年期。今まで似合っていた服が老け見えする、パーソナルカラーの変化が起きます。利点は似合わない服がはっきりして、断捨離の決断が早くなること。処分した服と残した服の一例をお見せします。
白髪染めをやめ、似合う服が変わった
グレイヘアブームに乗って白髪染めをやめてから、そろそろ2年になります。上の画像の左側は、ヘナとインディゴで白髪染めをしていた2019年7月。右側はそれから半年後、白髪を伸ばしている途中経過です。髪の芯まで入り込んだ黒い色素を抜くためには、美容室で2か月に1度、脱染剤を使う施術を行ってきました。
下の画像は今年2021年の4月、カットとカラーをした後です。オークルという明るい色のおしゃれ染めをなじませて「白髪ぼかし」をしています。白・黒・ライトブラウンが混じった髪が反映され、パーソナルカラーは冬タイプから春タイプにシフトしました。
白髪を隠さないことで楽になったのが衣替え。年齢がカミングアウトされ、似合わない服が歴然とするので、断捨離の決断が早くなったのです。私が手放すことを決めた服の4パターンを挙げてみましょう。
パターン1:白髪と同系色の地味服
髪に白いものが増えると、老け見えが2倍になる色がグレー。左側の画像のように、元気がなくて沈み込んだイメージになります。対して右側の水色は彩度が高く、顔が生き生きします。グレーのジャケットは高額な海外ブランドですが、いくら仕立てが良くても色が無理なので、泣く泣く断捨離しました。
パターン2:身体のたるみが目立つ服
カジュアルファッションの便利アイテム、ジップアップパーカーが似合わなくなりました。カンガルーポケットのあるお腹のあたりに膨らみが出るので、体がたるんで見え、白髪と相まって老け見えします。そこで近頃は右側のタイプ、ジッパーのないプルオーバーのパーカーを着ています。生地はツヤ感のあるもの、フードのストラップは金具付きを選ぶと高級感があり、洗濯を重ねても貧相になりません。
パターン3:膝が見え隠れする服
オケージョンウェアとして愛用していた膝丈ワンピースを断捨離。若作りに見えて、首から上と下とでギャップがありすぎるからです。現在は右側、オールシーズン着られるミモレ丈のソフトスーツにシフトしました。
黒いジャケットとスカートのセットアップは、着回しの幅が広いことがメリット。下の画像のように手持ちアイテムと組み合わせれば、カジュアルコーデが可能です。若すぎるかな? と思うグラフィックTシャツも、黒の面積が増えると大人の着こなしになります。
パターン4:配色が複雑すぎる服
だんだん白髪の量が増えていく3色ミックスの髪は、ごちゃごちゃした配色の服とけんかしてしまいます。サマーツイードのフリンジジャケットはトレンド感がありますが、色が複雑すぎると地味な印象になりがち。コントラストがはっきりした赤一色のタイプを残しておけば、完全なグレイヘアになったときにもおしゃれに着られます。
断捨離して余裕が生まれたクローゼットには、サムシングニュー(何か新しいもの)を買い足します。心がけているのは、軽くて質の良い素材を選ぶこと。プチプラ服でも地球環境に優しく、着心地の優しい再生繊維が進化しています。重たい色の髪、重たい生地の服を卒業した65歳は、心もサスティナブルになって快適です。
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